エア浮き輪

 

 

　寒かった。最高気温って何度だったんでしょ。きっと真冬日だったはず。

歩いていると、風が痛いのよね、空気も痛い。

空気中に含まれている水分が、もう目に見えない氷の針というか、

巨大冷凍庫からの冷気をモロだし顔面でキャッチというか弄られるというか叩かれるというか、

痛いのよ、寒さが痛いっ。恐るべし、氷点下。

 

で、寒いと自然にカラダに力が入ります。

これって防衛本能なんですって。

私なんて過剰すぎる防衛本能ですから（笑）、もうこの凍結路面でカラダがさらにがっちがち。

あっさり股関節まわりが痛くなりまして。

理学療法士さんが言ってたのよ、私は腰をロックしてしまうとね。

歩きながら思い出し、ロックはイカん、ヤナギに風よ、ラク～に衝撃を逃がすのよと。

それと腰をゆ～らゆ～ら回して緩めてやる。

ここ数日この腰回しが復活してきております。

一頃呪文のように腰回してたよな（笑）。←言葉にすると恐ろしいばばだな。

家では大胆に回しますが、信号待ちとかレジ待ちでは、回すというより軽い揺れ。

そう、腰を回すと言うと、なにやら卑猥めいて聞こえるかもしれませんが、

要は浮き輪です。エア浮き輪。

目に見えない浮き輪をはめてる？している？装着？なんだ？そんなつもりで、

浮き輪の内側を腰でゆっくりなぞる感じ。

フラフープ？エアフラフープ？

あ、それなら強すぎるか。その速い腰の回転をエアでしたら、それも恐ろしい姿だな。

あっ!!

忘れてたっ。あのどこまでも果てしなく続いた函館シリーズ。あったのよ、フラフープ連写がっ。

あまりにも長くてくどくて忘れたのかパスしたのか、今となってははっきりしませんが。

エアじゃないフラフープっ（笑）。

 

 

 

　　　

な、なにをやっちょるっ。

娘、意外と上手いのには驚きました。私はさすがに痛すぎそうなので自粛しましたが。

あ、股関節じゃなくてお歳の姿の痛さね。

あ～、懐かしいなぁ、函館。雪の函館は美しいだろうなぁ。

あ、でも凍結下り坂はまずいかも。坂選べばいいか。ちょっとむずむず（笑）。行きたいなぁ。