というのもなんですけど、どうもタイトルが浮かばなくて…。
タイトル以前に今日のネタが浮かばなくて…。
久しぶりに、外で樹にへばりついて写したんです、クワの樹の冬芽を数枚。
全部だめ。ピントあってなくて、何が何だかわからないのばっかり。
うう、残念だ。
で、冬芽が没なので、先日の北海道ブックシェアリングさんの古本バザーで買った本を。
「迷わず買おう、一冊でも多く買おう」と心に決め地下歩行空間へ向かったのですが。
前回は初日に行ったためか、そういう品揃えだったのか、出版年度の新しい本がぽこぽこ見つかった。
今回は最終日前日のせいか、そういう品揃えだったのか、なかなか古い本がざっくざく。
古いというか懐かしいというか、決意表明どおり、ささっと抜き取り右手で抱え宝探しに没頭。
9冊もかってしまった。
またまた積読タワーに、賽の河原本になってしまうのか。
でね、「恍惚の人」といえば 「おとっつあん、おかゆができましたよ」がなぜか浮かぶ。違うけど。
この本、実は家にあった本なんです。もちろんこれじゃないけれど。
亡くなった母が生前買っていた本で、私が家に持ってきたはずなのに、ないのよね…。
「青い壺」と「和宮様御留」は今でも我が家にちゃんとあるのに、
「恍惚の人」は処分してしまったのか、度重なる引っ越しで行方不明になっちゃったのか。
有吉佐和子さんは一時かなり読んだのに、この「恍惚の人」は紙箱から抜き出しもしなかった。
それが、地下歩行空間で天から降ってきたような再会となりまして。
まるっきり同じ。懐かしいローズマダーの押し模様の紙箱を見つけたときは、思わずどきっとした(笑)。
紙箱の背はかなり日焼けし変色しているけど、中はというと、
見事にきれい。パラフィンじゃないけど透明なフィルムできちんと保護されてるし。
いやぁ、「恍惚の人」の本体はこんなんだったんだ。初めて見た。なんだかすっごいズボラだわ。
奥付をみてみると、昭和47年9月11日28刷定価690円となっている。
花布(はなぎれ)は装画とおなじ薄い小豆色。
100円で手に入れたというか取り戻してきた(わけではないけれど)。
同じく有吉さんで、これを見つけたときは思わず小躍りしちまいました。(心の中でね)
読みたい本リストにある一冊見っけ。
期待度満々なんですけど(笑)。
向田邦子さんのも読んでたのよね。ほとんどが図書館で、手元にあるのは文庫が数冊だけ。
この「女の人差し指」も読んでたはず。
思い出せないのが、短編で、自慢のよく研いだ包丁でハムの端を切り落とすときに、
つまみ食いしようと手を伸ばしてきた娘の指も切り落としてしまう話があったはず。
切り落としたのか、切っただけだったのかちょっとあやふやだけど、
あれは何というタイトルで、何という本のなかの話だったのか。
「女の人差し指」、このタイトルの連鎖反応よね。心当たりのあるかた、どうかご一報ください。
*どうやら大根の月(思い出トランプ)のようです。検索したら出てきました。まだ手に取って読んではないですが。
それと。
サガン。ブラームスはお好き(?)。
いったい何を考えてたのか、サガンは高校時代に読まされたんです。
「悲しみよこんにちは」から「心の青あざ」まで読んだ記憶が。
当時の親しい友人から「読め読め」と無理やり渡された。
「ブラームスはお好き(?)」はタイトルが一番好きだった。
ちなみに私はお好き?と?がついてるほうが好きであります。はい。
「さぶ」もいろいろ探したけど、どれも字が異様に小さく、かつ紙が変色して茶色やつばかり。
とても今の私の目では読めんとその都度諦めていたのですが、
この全集の頁&文字は比較的目に優しい。
残っている全集の本すべて買ってしまいたくなったけど、落ち着け、落ち着けと(笑)。
本を読む意志はしっかりあるのに、数ページでどっと襲う眠気は何故でしょか?
集中できる時間帯っていつなんだ?
さ、明日はどっぷり読むぞ。昼寝もうたたねもしないぞ。それはきっと無理だぞっと。
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