サブタイトル 『空腹の行方』
さぁ、
「みどりに食堂で何か奢ってやる」と私を待っている父。
父の入院先に向かいましょうっ。
電車でGOっ。←?
スーパーカムイよっ。
超神?この訳でOK??
おとなしく座っております…
おっ、
○原太鼓工場ですってっ。
ギリギリ写りましたわ(笑)。
ずんずん近づいておりますっ。
でね、
お腹ぺこぺこなんですわ。
12時なら食堂混んでいるからズラしてきてと言われまして。
素直に何も食べておりませんっ。
田舎の病院の地下にある食堂で父とご飯を食べるっ。
私の使命はこれしかないでして。
どうやって父を喜ばせるか。
そりゃ、
『お腹すいた』と訴え甘え、
見事な食べっぷりで完食し、
『美味しかったっ、ご馳走様っ』と笑顔でげっぷ(笑)。
いえ、
げっぷはいたしませんけどね、
私の満足私の喜びイコール父の満足父の喜びに繋がるのではと。
もう動く車中、
頭の中は『何食べよっ』しかありませんでして(笑)。
病院の食堂ですからね。
メニューって定番でしょ、きっと。
う~ん、カツ丼かな(笑)。
がっつりストロングなカツ丼っ。
それからカツカレーなんてのも輝かしいかもっ。
あとは…
う~ん、
意外とラーメンなんて学校給食風な感じでいいかも。
なんてね。
私の頭の中はナルトの渦巻き並みに食べ物がぐ~るぐるでして(爆)。
がっ。
がががっ。
し、しかしっ。
きましたわ、
ところがどすこいっな展開がっ。
にっこにこ笑顔で父の元に行ったんですわ。
父は元気でしたっ。
闘病に入ってから一番元気そうな父でしたわ。
でね、
私腹ペコなのに、
父の口から『飯食いに行くぞ』が出ないんですわ…
私腹ペコなのよ。
…こ、この展開はいったい何なんだ?
お昼ご飯に手を付けず私を待っているって話じゃなかったっけ?
恐る恐る、
『父さんお昼食べたの??』
父:『おぅ、食ってないっ』
私:『じゃ食べに行く??』
父:『いらんっ、朝飯食いすぎたから食わんっ』
ぜ、絶句。
いえね、
朝ご飯美味しくいっぱい食べられたのならいいんです。
お昼が入らないくらい食べれたなんて喜ばなきゃいけないんですわ。
でもね、
私もっのすんごい空腹なんですけど…
結局流れでお昼ご飯にありつけませんでして(笑)。
あ、いい子ですから、
私空腹で倒れそうなんて一言も言わず、
JR待ち時間に軽く食べてきたからなんて嘘も方便でして…
でね、
コンビニもマックもロッテも何も無いんですわ、ここ。
コンビにはきっと探せばあるのでしょけどね、
とりあえず近くには見当たらないっ。
おじさんモデル気分…。
いえ私が邪魔してるんです。
やっぱりさっきのおじさん…
もうね、
紙の着せ替え人形みたいに、
お腹のとこから半分にぺこんと折れてしまいそうなくらい空腹でして(笑)。
確か父と一緒に食堂でカツ丼食べる予定だったよなと(笑)。
なのにこの空腹でぶっ倒れそうな状況はなんなんじゃっ。
でも父は元気で、
私が来たのを喜んでくれたから良しとしなくちゃね。
なんか嬉しそうでしたわ、父。
もっといっぱい顔見せに来なくちゃね。
あと何回父に会えるのかななんて考えちゃいけないんだけれど、
なんだか考えてしまいましたわ…
限りってものがあるんだなと。
今日はなぜかひしひしと感じましたわ…
ぬるくなったショガーユーっ。
夕方に帰宅。
軽くパンを食べて疲れて潰れてしまいました。
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