毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

ありがとう古平町 第42回古平ロードレース

2017-10-10 23:37:37 | たまにパワーアップな日々 2017

 

10月9日体育の日、がっつり体育してきました(笑)。

 

「たらこがもらえるよ」、その一言で出場を決めてしまったこの大会。

 

 

 

 

早くに着いてしまったので、受付を済ませたあと、娘と会場付近をぷらぷら散歩をしていると、

川面を叩くようなばしゃしゃしゃという音。

目を凝らしてみてみると、サケが遡上している。

矢印は背びれ。

よし、サケも頑張っているんだ、頑張って走ってくるぞと気合をいれる。

 

 

 

さて、そのマラソンですが、これが苦しい苦しい、もう私甘くみていました、この大会。

10キロは普段から走っている距離なので特に心配はしていなかったのですが、

苦しい、苦しい、苦しい、終わりの見えない緩い上りが連続するコースに何度歩いてしまおうと思ったことか。

折り返し地点で一度時計を見ただけで、あとはタイムも気にせず、

ひたすら「くそ(失礼)、なんでこんなに苦しいのに走らなきゃならないんだ、

くそ(失礼)、歩きたい歩きたい歩いてしまいたい」の繰り返し。呪文。

どこか痛いとか体調が悪いというなら別だけど、

苦しい辛いキツい疲れただけで足を止めてしまうのは、それはとても悔しいし恥ずかしい。

 

いやぁ、本当長い長い遠い遠い、なんでこんなにゴールがこないのか(笑)。

 

歩かず、やっとのおもいでなんとかゴールしたのですが、

なんであれほどまでに苦しかったのかわかりました。

嘘のようなタイムで私走ってました(笑)。いつもの私のペースではない。

これだもの、苦しいはずだわ(笑)。

 

 

今回娘は違うキロ数を走ることを選択、別々にスタート&ゴールだったのですが、

娘も嘘のようなタイムでゴールしていて、これはお互い別々に走ったほうが速いのか(笑)。

 

 

それと、会場に着いてから2回しっかりトイレに行っていたのに、

4キロ地点あたりからトイレに猛烈に行きたくなり、

ひとりで尿意大将軍(誠意大将軍ってあったじゃない、征夷大将軍じゃなくて)かと気を紛らわし、

コンビニもなければ簡易トイレもコース上には見当たらず、

ただでさえ苦しいのにさらに苦を背負う走りとなり、

ゴールでむかえてくれた娘と会話もそこそこに「トイレ」と死力をふりしぼり直行。

ゴール後座ってしまいたいほど疲れているのに、迫り来る膀胱の危機。

娘はトイレで吐くのではないかと心配したらしい。

違う、尿意とも母は闘っていたのだ。

 

 

 

 

 

ぼろぼろの二人(笑)。

 

 

 

この大会の楽しみは、実はこれからが本番で、

 

 

 

 

 

ようこそ賞(古平町以外からの参加者)、参加賞、豚汁引換券、飲み物(orビール)引換券がついていて、

会場のブルーシートや持参した敷物、あるいは地面に座り、

遠足というかなんかこれってピクニックだぜみたいな大会なんですね。

 

ビールは缶ではなかったのでお茶のペットボトルと交換してもらいましたが、

コーラやいろはす、ジュース類といろいろそろえてあり、

感動したのは豚汁で、お椀サイズではなくどんぶりサイズの発砲スチロールの容器になみなみ、

しかも食べても食べてもなかなか減らないほど豚汁に具がたっぷり入っている。

まさに豚汁の泉状態。

ゴボウやこんにゃくで誤魔化すことなく豚肉もたっぷりはいっている。

出店でお稲荷さんを買い、一緒に食べればもうそれだけでお腹一杯。これには娘も感激していた。

 

 

 

 

 

参加賞のたらこ。

美味しそうに写せなくてすみません。

4種類のなかから娘は低塩たら子、私はバラ子たらこを選ぶ。

少し食べてから写し忘れたことに気がついたので減っていますが本来はびっしり入っていました。

つぶジャン辛は、表彰のあとに行われたお楽しみ抽選会で娘が当たった。やったぁ!

そのほかに、

 

 

 

 

 

鮭トバ。

 

 

これだけ飲んで食べて戴いて、一人参加料が1000円ですから。

すごい、古平町に感謝です。太っ腹だ。

それに、正直、走ったコースは景色がすばらしいとか応援が多いとか、そういうのではないし、

タイムを計るチップなどあるわけではないけれど、

バリバリ名の通った大きな大会とは一味も二味も違う、

走り終わった後のほのぼの感おおらかさ、真心と良心、それがこの大会の魅力でしょか。

参加賞の素晴らしさ。着ない(というか派手すぎて着られない)Tシャツ貰うよりずっといい。

 

 

 

 

 

 

すばらしい大会だと思います。来年も参加したい。

 

 

 

 

 

封筒の中にすでに完走証が入ってあり、自分で書き込むんだぞ(笑)。

いえ、上位何名だったかな、上位の方はちゃんと計測ありですが、私は無縁。

あ、上位入賞の方の賞品(中はなにが入っているのかわかりませんが)、大きな化粧箱でした。

何が入っていたんだろ。

 

 

 

 

 

あ、ファルコン!

 

古平町のみなさん、実行委員会のみなさんに深く感謝です。

そんなにたくさん大会に参加してきたわけではないですが、私は大好きになったわ、古平町。

それにこんなに遠くまで連れてきてくれた娘に感謝を忘れずに。

 

 

 

しかし、本当に苦しかったです(笑)。

あ、脇腹痛セーフでした!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (北の旅烏)
2017-10-11 07:34:08
美味しいマラソンがお嬢さんと共に完走できて
よかったですね。疲れた身体を癒す古平特産の
数々に、舌づつみを打つ音が聞こえてきそう...
な〜んてね。(^^;)鮭トバとタラコの力を
借りて来年もまた頑張ってくださいませ。(汗)
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Unknown (みどり)
2017-10-11 11:01:19
きつかったです。向かい風にゆるい上りの連続で。
折り返したら追い風&下りで楽勝かと思いきや、
そうは都合よく進まないんですね。
古平町民ではないのにこんなにもてなしていただき、
申し訳ないやらありがたいやら。

お身体の調子はいかがですか。
気温が下がってきています。
響かなければよいのですが。
暖かくしてお過ごしください。
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お疲れ様です。 (オタモイファン)
2017-10-11 22:58:27
今年最後の大会は古平だったんですね。1000円で溢れる参加賞と完走タイムも自由に書き込める!存在すら気づかなかった残念です。
それにしても相当つらい10キロが伝わってまいりました。マラソン小説作家もイケますね。お疲れ様です。4キロから尿意との戦いって私なら降参してます。笑
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つらかったです (みどり)
2017-10-12 21:39:34
なんというかみんなの顔が見える大会といいますか、記録より楽しむことを望む人にはばっちりの大会だと思います。
にしても10キロ本当つらかったです(笑)。自分の力を過信していました。トイレに行きたくなったのも初めてで、どこか民家で借りようか考えたほどです(笑)。
苦しい闘いでした。
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