毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

落ち葉の公園

2014-10-22 23:25:25 | パワーアップにもならぬ日々 2014

 

今日ではなく昨日の写真ですが。

 

落ち葉の絨毯!

 

 

 

霧雨が降っていたせいか、しっとり感のある落ち葉。

 

 

夕方近くに図書館へ行き、通り道にある公園に寄ってみると、

ここもなかなかいい感じに黄色く葉っぱが染まっている。

 

 

 

見えるは三角山。

 

このまま家に帰るのはもったいないような気になり、

ベンチに腰掛け、順番待ちをしていた本を取り出し、いい感じで読書の秋に浸ってみた(笑)。

ちなみにこの公園の生垣は背の低いカツラの木で、

座っているといい匂いがしてくるのね。

 

 

 

マリー・アントワネットといえば、浪費遊び好き無知というイメージが強いですが、

実は彼女は植物がとても好きだったそうです。

王妃が収集した80の植物の歴史植物画集だそうですが、なかなか美しい絵や装丁になっています。

 

「花を愛する君に、この花束を送る」

この言葉とともにルイ16世から贈られ隠れ家となったのが離宮小トリアノン。

ベルばら世代ならなじみのある名前。

 

でね、風に漂うカツラの香りの中、ベンチでこの本を読み始めたのですが。

序説の、

 

ひとりのオーストリア皇女がフランスに到着した。1755年11月2日に生まれた14歳6カ月の少女は、

その後二度と両親に会うことはなかった。

 

ここで不覚にも「ぐずっ」ときてしまい、ベンチで読書強制終了。

戦国時代の人質といい、政略結婚といい、

幼くして親元を離れる悲しさ寂しさ心細さ、我が子を手放すつらさを思うと、

可哀想で哀れで、今の世に生まれてよかったなと思うのですが、いかがでしょう。

 

 

 

ちびちゃん参入。

 

秋末期にして怒涛の追い込みとなっています(笑)。

では、また。