今日ではなく昨日の写真ですが。
落ち葉の絨毯!
霧雨が降っていたせいか、しっとり感のある落ち葉。
夕方近くに図書館へ行き、通り道にある公園に寄ってみると、
ここもなかなかいい感じに黄色く葉っぱが染まっている。
見えるは三角山。
このまま家に帰るのはもったいないような気になり、
ベンチに腰掛け、順番待ちをしていた本を取り出し、いい感じで読書の秋に浸ってみた(笑)。
ちなみにこの公園の生垣は背の低いカツラの木で、
座っているといい匂いがしてくるのね。
マリー・アントワネットといえば、浪費遊び好き無知というイメージが強いですが、
実は彼女は植物がとても好きだったそうです。
王妃が収集した80の植物の歴史植物画集だそうですが、なかなか美しい絵や装丁になっています。
「花を愛する君に、この花束を送る」
この言葉とともにルイ16世から贈られ隠れ家となったのが離宮小トリアノン。
ベルばら世代ならなじみのある名前。
でね、風に漂うカツラの香りの中、ベンチでこの本を読み始めたのですが。
序説の、
ひとりのオーストリア皇女がフランスに到着した。1755年11月2日に生まれた14歳6カ月の少女は、
その後二度と両親に会うことはなかった。
ここで不覚にも「ぐずっ」ときてしまい、ベンチで読書強制終了。
戦国時代の人質といい、政略結婚といい、
幼くして親元を離れる悲しさ寂しさ心細さ、我が子を手放すつらさを思うと、
可哀想で哀れで、今の世に生まれてよかったなと思うのですが、いかがでしょう。
ちびちゃん参入。
秋末期にして怒涛の追い込みとなっています(笑)。
では、また。