築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

そーなりますか(^^;;)

2020-11-12 09:46:52 | Weblog
日に日に寒さが厳しくなる休市明け。
市場従事者にとってはそろそろ明け方の寒さが身に染みてくるころです。。

そして冬に近づいてくるにつれ、北の海は時化も多くなってきます。
休市明けですが今日も近海の天然本マグロは北海道の吉岡という所の小マグロが3本のみ。
大卸5社あってその3本のみです。

と近海物がほぼゼロといっても過言ではない状態・・・
ですが大西洋ジャンボはボストン産にカナダ産の釣りと延縄の両方があり、
本数も結構多く出てくれました。
『まぁこの本数ならそんなに高くならず買えるだろう・・・』
とセリ前は気楽に構えておりましたが、いざセリが始まると仲買人が集結(汗)
仕入れる側の私たちは特別声を出すわけではないので
『密集』
は特に問題なことは無いと思いますが(^^;;)私にとって、その相場の高さは問題でした(泣)


「近海物が無いと・・・こうなるかぁ~~」


特に100キロちょっとUPのサイズの大きさが高いですね~
逆に200キロくらいの魚体は比較的値は下がりますが、それでも今日は売れちゃってましたね。
ここ数日、近海物は非常に少なくて、ジャンボも特に多くもなかったので、
皆さんの手持ちが少なかったことがうかがえますね。

でここ数日の傾向として、本マグロは少なく高いんですが、近海物のメバチは
物が良くて結構面白い値段で仕入れられます!
三陸塩釜の東沖のバチは時季で脂ものってますし、おススメです(^^)

とはいえ、明日も本マグロは必要なので、なんか買わなきゃなりませんが・・・


近海物、無いかな~(T0T)