コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

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海外輸出向け陶器と薩摩焼

2017-05-17 22:43:05 | アンティークディーラーのお勉強
文献調査の為、国会図書館へ出かけた際、国会周辺の警備がかなり増強されていた気がします。

何も起きなければそれはそれでよいのですが、警備されている方はご苦労さまです。

それにしても、図書館では海外文献なども用意されているのでありがたい。




さて、薩摩焼というと何を想像されるでしょうか?

『薩摩』というくらいだから、鹿児島の焼き物だろう、と思われる方が大勢でしょう。



慶長三年(1598年)、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出征(慶長の役)の帰国の際に連行された多くの朝鮮人技術者の中にいた、初代の沈 当吉をはじめとする朝鮮人陶工達が、陶器の原料を薩摩の山野に求め、やがて薩摩の国名を冠した美しい焼物「薩摩焼」を造り出したと伝えられています。

江戸時代、薩摩藩主であった島津家が朝鮮人陶工達を手厚くもてなし、沈家は代々、薩摩藩焼物製造細工人としての家系をたどるのですが、三代 陶一は、藩主より陶一の名を賜わり、幕末期には天才と言われる十二代 壽官(沈寿官)を輩出しました。

幕末期の藩営焼物工場の工長であった十二代 壽官は、薩摩藩財政改革の中で薩摩焼の振興に多大なる貢献を果たし、日本陶磁器の代名詞としての
薩摩焼を世界に知らしめる功績を果たしたのです。

1873年:ウィーン万博に六フィート(約180cm)の大花瓶一対を含む作品群を発表し、絶賛を浴びる。
1893年:アメリカ合衆国シカゴ・コロンブス万博にて銅賞を獲得。
1900年:パリ万博にて銅賞。
1903年:ハノイ東洋諸国博覧会において金賞。
1904年:セントルイス万博にて銀賞を受賞。

この時期、ジャポニズムのブームもあり、また外貨獲得の手段として大変人気のあった日本工芸品(九谷焼や伊万里焼、そして薩摩焼などが代表的)の
多数が欧米へ輸出されるようになり、一大輸出産業の一角を担うことになりました。

ちょうどこの時期は海外でのアールヌーボーの時期とも重なり、ガラス工芸作家のガレの作品などでもジャポニズムの影響を如実に感じられる作品もあります。


大正2(1913)『大日本窯業協会雑誌』明治年間に於ける製陶業の変遷、および、明治45(1912)7月『大日本窯業協会雑誌』によると、京都で製作された陶磁器としては、内地(国内)向け陶器生産高は、輸出向け陶器生産高の28%とあり、圧倒的に海外向けが多かったとあります。

薩摩焼は、「白もん」と呼ばれる豪華絢爛な色絵錦手と「黒もん」と呼ばれる大衆向けの雑器に分類されますが、京風の軟陶の上絵金彩の白もん、いわゆる「色絵錦蘭手」が、外国では一般的に「サツマ」「SATSUMA」と呼ばれていました。

隙間なく全体に装飾を施すなど、花鳥、羅漢図、人物、風俗(武士、芸者)、風景など日本的で且つ華やかなモチーフの細密画による高品質なものが高い評価を得る一方で、粗悪品(偽物)も多く作られたため、評価の低いものもありました。

また、薩摩焼というと鹿児島で焼いていたと思われるかもしれませんが、鹿児島はもちろん、大半は東京、横浜、神戸、京都、大阪など輸出に関連深い地域にて製作され、錦光山や藪明山などの世界的に評価を得るものも輩出しました。


大きな流れとしては、

①薩摩の陶工:薩摩の地元の土を使った素体を製作し、絵付け及び輸出の拠点となる各地域へ移送。
②各地域の陶工:『錦光山』のような絵付師集団は、素体を鹿児島から取り寄せ、絵付けから完成形へ。
③各地域:輸出拠点の有力貿易商人が輸出。例:(横浜から輸出)円中孫平(1830~1910)、綿野吉二(1859~1934)など。

となります。

その後、同じような金襴手のデザインが飽きられてしまい、大正末期から昭和初期にかけてほぼ廃れてしまいました。


*****京薩摩*****
「京薩摩」と呼ばれる金襴手薩摩に似た輸出向けの陶器は評判を呼び、
その生産量は明治9~13(1876~1880)年頃ピークに達している。

・錦光山は絵付師集団で素体は鹿児島から取り寄せる。
・京薩摩を手掛けた錦光山宗兵衛(七代1868~1928)のほか、高橋道八(四代1845~1897)、
清風与平(三代1851~1914)などが活躍。

***** 横浜絵付*****
明治42(1909)年発行『横浜成功名誉鑑』
陶磁器美術品商として綿野吉二と宮川香山(1842~1916)が掲載。

田代市朗次(生没年不詳):陶磁器製造及び売込業
井村彦次郎(生没年不詳):陶磁器絵付
井村商店(横浜絵付で最古)
嶋田惣兵衛
小西虎次郎

*****保土田太吉*****
本金を使い、丁寧に仕上げた「横浜サツマ」を手掛け、当時の外国では日本の風俗のモチーフによる装飾の評判が高かった。
保土田太吉(1868生)は、神奈川県下橘樹郡に生まれ、15歳で横浜に来る。
22歳で陶磁器業に転じた。明治26年(1893)住吉町に開店。
同36年境町一丁目に移った。主に薩摩焼に長じ素地は薩摩陶工十二代沈寿官より仕入れた。

***** 東京絵付*****
服部杏圃(生没年不詳)の絵付師が東京窯業(浅草・安称院)~
河原徳立(かわはらのりたつ)が磁器製造所(政府支援の絵付け工房で、付属陶磁器製造所と呼ぶ)を受けつぎ、
瓢地園(窯)を設立。その後、名古屋へ移る。(未装飾状態の)素体を各地(有田や瀬戸)などから取り寄せ。
展覧会などの出品用作品作成の際は、宮川香山による素体も取り寄せ。

*****東京 芝 藪明山*****
初代 藪明山は嘉永6年(1853)、画家藪長栄の次男として大坂で生まれる。
明治13年東京に出て陶画を学ぶ。
この頃の東京には陶博園という東京サツマで綿密絵付の工房があり、成瀬誠志を中核とした名工集団の影響を強く受けた初期作品も。

*****大阪堂島 工房 藪明山*****
輸出者 横浜 海岸通り サムライ商会

<参考>
『大日本窯業協会雑誌』
『大日本明治の美 横浜焼 東京焼 田邊哲人』
『SATSUMA』
『近代陶磁の至宝:オールドノリタケの歴史と背景 by 井谷善恵』
『Meiji Ceramics : The art of Japanese Export Porcelain and Satsuma ware 1868-1912 by Gisela Jahn』





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小林斗盦(こばやし・とあん)と小林松僊(こばやし・しょうせん)

2016-12-28 23:57:39 | アンティークディーラーのお勉強


先週のとある平日の良く晴れた日。

チケットを頂いていた関係もあり、会期終了間際でしたが、やっと東京国立博物館に行くことが出来ました。

生誕百年記念 小林斗盦 篆刻の軌跡 ―印の世界と中国書画コレクション―



実は、不勉強なわたしは、小林斗盦(こばやしとあん)という名前はおろか、どのような方なのかも存じておりませんでした(恥)

興味のある方は、ウィキペディアなどで検索してもらったらよいのですが、書道家・篆刻家と紹介されています。

書道家については何を今さらと叱られてしまいそうなので、いう事は無いのですが、そのあとの『篆刻家』という言葉(職業)を聞いたことのある方は、本ブログ読者の中には少ないのではないでしょうか。

篆刻家については、ウィキペディアで調べてみますと以下の様な解説が見つかります。

篆刻(てんこく)とは、印章を作成する行為である。中国を起源としており、主に篆書を印文に彫ることから篆刻というが、その他の書体や図章の場合もある。また金属(銅・金など)を鋳造して印章を作成する場合も篆刻という。その鋳型に彫刻を要するからである。書と彫刻が結合した工芸美術としての側面が強く、特に文人の余技としての行為を指す。現代でも中国・日本を中心に篆刻を趣味とする人は多い。

この中で重要な『篆書を印文に彫る』という部分。

篆書にもいくつかの種類があり、簡単にいうと通常のデジタル・デバイスに搭載されているフォントの種類のようなものです。

そして、この小林斗盦はこと篆刻における大家でした。


普通ですと(30代後半~50代前半程度の読者を想定してます)興味ないですよね・・・フフフ。

展示には過去の代表的な作品はもとより、先生自身が収集した価値ある作品や寄贈された作品、先生が生前愛用していたもろもろの品などが展示されており、中でも著名人の為に依頼を受けて製作した作品の展示もありました。

その中には経済界の超大物や歴代総理経験者などの印もありました。


実は、この篆刻というものを目にする機会は非常に多くて、日本画や書、陶磁器などを含めた工芸一般などではほぼ例外なくこの篆刻を目にします。

日本人、というアイデンティティを持っているという自負はありつつも、読めない日本語が多すぎる・・・という忸怩たる思いを常々抱いているわたし。

外国人のお客様と接する機会は多いので、説明を求められた際も不明な点は仕方がなく『わからない・・・』と返答。

『えーっ、だって日本人でしょ???』との返しに、その場は笑ってなんとか収まるものの、後に残るもどかしさ。


最近は、なんとなーく、霧が晴れてきたというか、アウトラインが掴めてきたような感じ。

さて、来年は少しは成長するのでしょうか。



余談ですが、今回の展覧会の入場者の年齢層。

過去にいったどの展覧会よりも年齢層が高かったような気がします。

もう50歳に手が届いているとはいえ、年配の方々との話題には事欠かない気がする今日この頃です(笑)


さて、『小林』つながり、という訳ではないのですが、お正月にも最適の掛軸をご紹介。



小林松僊の富士山を題材にした日本画です。

小林 松僊(こばやし・しょうせん)

明治10年愛知県熱田に生れる。
始めは服部石仙(奥村石蘭 岸竹堂の門下)に四條派の画法を学ぶが、後に東京に出て川合玉堂に師事し、また京都の竹内栖鳳にも学んで、雀の絵に長じて名手と称された。また晩年は減筆法を用いて軽妙な画風を顕わして好評を博した。戦時中は岐阜県に疎開し昭和21年中津川で没した。享年 70才。




興味のある方は、お気軽にお問合せくださいませ。



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ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館

2016-09-18 08:37:18 | アンティークディーラーのお勉強
ユネスコ第40回世界遺産委員会は7月17日、フランス政府が日本を含む7か国と共同で推薦していた「ル・コルビュジエの建築作品」につき、世界文化遺産への登録を決定。

構成資産は、国立西洋美術館を含む7か国17作品で、正式名称は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」。

国境をまたいだ世界遺産(トランス・バウンダリー・サイト)としては日本では初登録、大陸をまたいだ世界遺産(トランス・コンチネンタル・サイト)としては世界で初登録となった。

国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した国内唯一の建造物ということで、価値が世界で認められているわけですね。


ということで、あちらこちらに世界遺産関連の垂れ幕のかかる上野へ。


目的は、そう。

以前から行きたかったポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館。



フランスを代表する近現代美術のコレクションを誇るポンピドゥー・センター。
今回は、その膨大なコレクションの中から、1906年から1977年までのタイムラインを、1年に1作品ずつ展示するという企画。

単一のアーティストの作品にフォーカスした、過去何度となく開かれている一般的な展覧会プログラムとは、かなり異なる趣です。

その作品の中には、ビッグネームのマルク・シャガール、ピカソ、アンリ・マティスをはじめ、日本では特に人気の高いマリー・ローランサンなどが含まれる一方、
個人的興味の高い作品も多数ありました。

前衛芸術マルセル・デュシャン。

巨匠コンスタンティン・ブランクーシ、アルベルト・ジャコメッティなどの彫刻・オブジェ

カディンスキーの抽象油彩
クリストのオブジェ
ジャン・プルーヴェのリクライニング・チェア
アレキサンダーカルダーの大作のモビール
ル・コルビュビエの初期の油彩

また、年代によっては、ビデオ作品やミクストメディア(コラージュ)などもあり、技法もさまざま。

個人的には、日本ではまだまだ知られていない作家の作品に興味深いものをいくつも見つけることができました!




芸術というと「非日常」の最たるものですが、その本物の中に身を委ねていると、不思議な時間感覚を覚えます。

こうした展覧会ではよく事前に展示作品がピックアップされて紹介されているのですが、正直実際の作品に対峙した際の驚きは生半可ではありません。

平面的な2次元画像からは想像もつかない圧倒的に大きなサイズの作品(特に油彩など)に、筆圧さえ感じさせられるような厚塗り技法だったりリズムやエネルギー。

図録やポストカードなどでは、その作品が本来持つ価値の1%も伝わってこないのではと思いますね。

CDとライブ以上の違いがあるかと思うほど・・・。

会期も残り僅かですので、是非、この機会にいかがでしょうか。

ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館
9月22日まで

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子供のように・・・②ビヨン・ヴィンブラッド

2015-11-06 23:17:01 | アンティークディーラーのお勉強
前回の岡本太郎とピカソの話を書きましたが、なんとなーくピカソって昔の人って感じがしませんか?

翻って岡本太郎は最近の人、というか。


最近、個人的に感じている指向性の似た、童心を意識したアーティストに、ビヨン・ヴィンブラッドがいます。


***ビヨン・ヴィンブラッド(1919-2006)***
デンマーク・コペンハーゲン生まれ。王立美術学校の後、1952年に自身のスタジオを設立。
タピオ・ヴィルカラなど時代を代表するデザイナーとコラボしていた「ローゼンタール・スタジオ・ライン」の為の製品をビヨンに依頼。
以降、ローゼンタールで50年にわたり陶磁器のデザイン。


デンマークと言えばいろいろなデザイナーの名前が浮かびますが、デンマークの国民的アーティスト、デンマークの岡本太郎的芸術家と言えば、このビヨン・ヴィンブラッドと言えるでしょう。

実は、このヴィンブラッドも結構古い人なのですねー、ピカソなどと同じで・・・。

でも、やっぱりピカソが一番年長者という事なので、やっぱり直接的であれ間接的であれ影響は受けているのかもしれません。

数年前の雑誌資料の中から探し出しました、彼の作品群♪







「アラビアン・ナイト」を愛したように、ビヨンの創り出す世界は、お伽噺のように温かく、なおかつ異国情緒がある。
絵本のような素朴さ。純粋な想像力。

ディズニーの世界に通じるものを感じさせるところが、ファンを惹きつけて止まない魅力なのでしょう。




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子供のように・・・① ピカソと岡本太郎

2015-11-05 20:02:12 | アンティークディーラーのお勉強
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岡本太郎。

日本で知ってる芸術家を尋ねたらきっと知名度ナンバー1なのではないでしょうか。

しかしながら、「芸術は爆発だ」のコマーシャル(TDKだったかな?)だったり、あのランドマーク「太陽の塔」を記憶している世代はわたしたちがギリギリかなぁ。(←今でもありますよぉ!!)

彼の作品の好き嫌いは個々人の趣向によりますが、「唯一無二」のスタイルに異議を唱える人はかなり少ないかと思います。


表面的にはわりあいキワモノ的な部分がクローズアップされる彼にしても、彼の著作では真面目に哲学などが訥々と語られており、真摯に取り組んだ表現方法が一般人の指向とはたまたまちょっと異なっていただけなのでしょう。

現代美術の作家、村上隆の著作も何冊か読みましたが、ある種の結果を出して成功していると見なされている方たちは、その根底に深い哲学やポリシー、戦略・目標を持っていることがわかります。

決して偶然だとかあてずっぽうではない。


一方、同様に「唯一無二」の作風としてとらえられている芸術家の代表格にピカソがいます。

ピカソは、ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られていますが、この二人に共通しているのが、抽象美術運動やシュルレアリスム運動との交流ということでしょうか。そして共にフランスで過ごしています。


この二人、岡本太郎(1911-1996)とパブロ・ピカソ(1881-1973)の作風に近いモノを感じるのは、同時期に近しい環境に生き、影響を受けたからだと思います。

スペイン南部のマラガで生まれ、バルセロナやパリへと移り住んだピカソというと、抽象的な絵画作品が有名ですが、実はかなりの期間(1947年~1954年)には、南フランスのヴァロリスにて作陶活動をしていました。


最近、「ピカソの陶芸」という本(というか作品集)を読みました。







この中では、時代順に、異なる作風やモチーフを扱った興味深い陶芸作品が多く掲載されています。



そして、彼の名言からいくつか興味深いものを見つけました。

ラファエルのように描くのには4年かかるが、子供のように描くには人生を費やさなければ。
It took me four years to paint like Raphael, but lifetimeto paint like a child.

存在するすべての数は限りがあり、とりわけ幸福もそうだ。
Everything exists in limited quantity-especially happiness.

見たとおりに描くのではなく、考えている通りに描く。
I paint objects as I think them, not as I see them.

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ
Only put off until tomorrow what you are willing to die having left undone.

芸術は悲しみと苦しみの産物。
Art is the son of sadness and suffering.





ピカソの陶芸

ピカソの陶芸作品が多く掲載されている資料としては貴重なものです。
興味を持たれた方は参照してみては。。。


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TPP

2015-10-27 20:47:26 | アンティークディーラーのお勉強
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ちょっと真面目な話をしてみましょう。

ブログ本来の趣旨からは外れるかもしれませんが。。。




今月初めにTPP交渉が大筋でまとまったとの報道がありました。

これまで関税のかかっていた輸入品の価格が下がることが予想され、(一部、お米などは輸入による供給増加分を国内から政府が買取して価格を維持するようですが)消費者のわたしたちには恩恵があるようです。

弊社取扱いの輸入アンティークなどでも材質や品目などにより、異なる税率の関税(プラスして輸入消費税もだが)を支払う訳ですが、これらはきっと対象外なんでしょうね~。この隙間産業には圧力団体たるものは存在しません(笑)



デフレ脱却と経済成長を命題に過ごしてきました。

ドル円は20%以上円安が進行。

消費増税。

そして、2%成長を目標に、(一応大義名分として)デフレ脱却を目的とした日銀による2度の異次元緩和が行われたわけですが、結果ほとんど物価は上がらず、ターゲット時期を延期。


TPP ⇒ 物価下落要因
異次元緩和 ⇒ 物価上昇要因&円安誘導要因


ここで忘れてならないのが、日本の膨大で気が遠くなりそうな国債発行残高。

国にとって金利の上昇と(過度な)物価上昇は死活問題。

インフレにより金利が上昇することで、国債の利払いが滞り、ギリシャのような危機が起こらないとも言えません。



個人的な話で恐縮ですが、TPPで想い出されるのが、今から20数年前のこと。

当時、日本車バッシングなどで、日本の車を叩き壊すシーンが報道されていました。

インターナショナル・ビジネスという講座を担当していたブッシュ博士という白ヒゲをもうもうとたくわえた先生の話。

事あるごとにその当時すでに実施が決まっていたNAFTA(North America Free Trade Agrrement:カナダ・アメリカ・メキシコで結ばれた貿易協定)のことをナ~フタ~などとワクワクしながら話していました。


結果、現在はどうなったか。

アメリカに最大限の利益がもたらされました。

GDPも成長。ダウも上昇。

一方、活躍の場を求めてメキシコや中南米などからの膨大な数の不法移民が増加し、1100万以上いるとされています。

格差が広がり、農業やサービス業などではこういった人材なしでは立ち行かなくなっている。

平均賃金は下げ止まり。

なし崩し的に不法移民に対する権利が広がる。



はてさて日本丸は何処へ向かおうとしているのかな?

要は、どんなことにも良い面と悪い面が共存しているという事ですなぁ。。。



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古いものと接して感じること

2015-06-06 14:44:43 | アンティークディーラーのお勉強
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ルネ・マグリット展 René Magritte
場所:国立新美術館 企画展示室2E
   〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
会期:2015年3月25日(水)~6月29日(月)



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雨上がりの土曜日の午後。

間もなく東京も梅雨入りなのでしょう・・・

湿気もあいまって、憂鬱な時間ではあるけれど、わたしの傍らでは今、にゃんこがお気に入りのチェアの上で夢見心地♪


先月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が、幕末から明治にかけての重工業施設を中心とした「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)を世界文化遺産に登録するよう勧告した、との発表がニュースになりました。

そう、この中にわたしが今年のお正月に訪れた軍艦島が含まれています。(詳しくは、ブログにも書きましたのでそちらを参照して下さい。)

このニュース関連では、お隣の国々がいろいろ発言しているようなのですが、それはさて置き、軍艦島自体についての懸念が後日、報道されていました。

というのも、軍艦島に現在存在している構造物の経年劣化が激しく、このままでは長期間維持できないことが明白なのです。
(日本最古の高層集合住宅などもあることですし・・・)

結果、補修・保全関連の作業を行うのに結構予算が必要なようで、予算別に何パターンかのシナリオが掲載されていましたが、最大で150億円とのこと。

現在価値を維持することが中心となるある意味「うしろ向き」の使い方に、いままで消極的だっただけに、地方と国で最大限頑張ってほしいものです。

一度、失われてしまえば二度と取り戻すことのできない歴史が詰まったものですから。。。


たびたびメディアにも登場している国宝や重要文化財の修復を手がける会社、小西美術工藝社の社長David Atkinson。

文化財の修復などを行う彼の会社の話も心に沁みますし、彼自身積極的に講演会などを行っていて、日本人以上に古いモノの維持の重要性を理解しているのには、頭が下がる思いです。




さて、古いモノを扱う仕事をしていますとその時代の歴史にも目を向けない訳にはいきません。

新聞や雑誌などの出版物は、当時の事実を集めて掲載した「一次情報」となる訳ですから。

これらの広告は見ていても楽しいし、資料的価値も満載。


その一方で、ページを繰れば、出来れば目を背けたいようなニュース・記事なども目に飛び込んできます。

戦後生まれの私でも、その出版物の年代によっては戦時中の生活を疑似体験をすることにもなる訳なので複雑です。


最後に、素敵なモノクロ広告をいくつかご紹介。














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真夏の夜の過ごし方と『放浪記』

2014-07-25 17:44:44 | アンティークディーラーのお勉強
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【特別展】台北 故宮博物院:神品至宝@東京国立博物館
会期:2014/6/24 - 2014/9/15
詳しくは、こちらから。。。

現在、店頭にてチラシ・割引券を配布中です。
(*数に限りがございますので、お早目に。)


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海の日が空けるのを待っていたかのような夏本番。

我が家でも昨晩の夜はクーラーをつけてしまいました…少し前までは自然の風と扇風機で良かったのに…

しかしながら、毛皮をまとった我が家のワンコとにゃんこが寝室の床に、ベターッとなっていますので、
人間の都合&理想ばかりではしょうがないのですが。

節約も大切ですけれどね。。。

熱中症で搬送されている方もいらっしゃるそうですので、皆様もくれぐれもご自愛ください。


そんな暑さの中、日に何度となく水風呂に入り、読書にふけっております。



有名な『放浪記』です。

作者の林芙美子の自伝的小説で、明治末期から大正、そしてこの小説が初めて連載されたのが昭和3年から5年までなので、仕方がないのですがこちらは全編旧仮名遣いで書かれています。

パラフィン紙にくるまれたこの本は、実は数年前に新橋で購入していたもの。

ですが、随分と億劫になっていました。


しかし、40半ばも過ぎて、久しぶりに手を伸ばして読み始めてみたところ、不思議と内容が頭に入ってくるんですね…

というか、脳内は、遠い昔の大正時代にタイムスリップ♪

ははは(笑)

暑い夜の過ごし方でした。。。



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【特別展】台北 故宮博物院:神品至宝@東京国立博物館

2014-06-26 17:38:42 | アンティークディーラーのお勉強
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『グローバル化が叫ばれて久しいが…』

などと小むずかしい話をするつもりはありません(笑)



アメリカでアンティーク・モールなどをめぐっていると、目の青いアメリカ人に声をかけられることもしばしば。


『日本から来たの?』


はい、と告げると、大抵、焼き物の質問です。




外貨獲得の重要な手段として、多くの陶磁器を海外に輸出してきましたので、とっても手の込んだ薩摩焼や九谷焼、伊万里など多数の焼き物を海外で見かけます。

彼らが、それらの違いがわからないのもうなずけます。



焼き物以外にもさまざまのオリエンタルなもの。

七宝焼、翡翠(ひすい)や玉、堆朱(ついしゅ)、象牙などなど。

青磁ひとつとっても奥が深い。


こういったものについて質問されても、『詳しくないので…』と10数年は答えていましたが、海外の人からすると、日本人ならそれくらいのことは知っていて当然、と考えているのでしょうね。

そして自ら売買するようになってからは恥ずかしく思い、勉強するようになりました。


アンティークの場合、お客様は、業者がどんな分野の専門かどうかを知る由もありません。

という訳で、終わりの無い勉強の旅が始まりました(笑)


前段が随分と長くなってしまいましたが、【特別展】台北 故宮博物院:神品至宝@東京国立博物館が開催中です。







むかーし、むかし、お金をケチって、往復とも成田発台北経由のロサンジェルス行きなんていうチケット買っていたこともあり、台北トランジットでのステイの日に、故宮を訪れたこともあります。

建物自体、ふるーい感じで落ち着いていましたが、なかなか面白いモノを見ることが出来ました♪


是非、この展覧会にいかれてみてはいかがでしょうか。

【特別展】台北 故宮博物院:神品至宝@東京国立博物館

会期:2014/6/24 - 2014/9/15

詳しくは、こちらから。。。


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アダム・シルバーマン『Space』展 Adam Silverman

2013-11-23 13:12:55 | アンティークディーラーのお勉強
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気持ちの良い土曜日。

なんと祝日だったようです…気が付きませんでした(笑)



そんなポカポカ日和の中、今朝は家具の配達。

初めてお伺いするお客様のところは56階建てマンションの30階。

付近にもいろいろと高層建築物があり、なんかニューヨークの摩天楼ってこういう感じなのかな。。。と素敵な夜景に想像を膨らませてしまいました。


それにしても東京って改めてすごいところだなぁ…

今後も2020年東京オリンピック開催に向けて随分と変化し続けてゆくのでしょう♪





先日、渋谷ヒカリエ8階の小山登美夫ギャラリーで開催中の陶芸家・アダム・シルバーマンの作品展へ。

ごつごつとした溶岩のような立体感のあるテクスチャーの釉薬の処理が興味深い作品群が並んでいました。

フォルム的には、非常にオーソドックスな和を感じましたが、いかがでしょうか。。。

是非、お好きな方は訪れてみてはいかがでしょうか。12月2日まで開催中。



<お問い合わせ>
コージーアンティーク
電話:03-6808-7884
メール:info@cozyantique.com



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『ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡』で驚いた3つの事実

2013-07-10 12:22:22 | アンティークディーラーのお勉強
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営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)



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暑い暑い、などとエアコンの効いた室内に閉じこもっていてはいけません♪

少し前に『NHK日曜美術館アートシーン』で紹介されていた、『ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡』のため、昨日は両国の江戸東京博物館へ行ってきました!

同様に大勢の人だかりで会場内は大変、それも見たところ高齢化率80%は越えていそうな感じでした・・・平日だったせいもありますが、皆さんお元気そうで何よりです!


今回の展覧会ですが、アメリカ・メリーランド州在住の化学博士であり実業家のファインバーグ夫妻が収集した江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションで、特徴としては、狩野派や土佐派など御用絵師の作品ではなく、琳派や文人画、浮世絵などの江戸時代の民間画派の肉筆画の作品が中心。

17世紀の俵屋宗達。
18世紀の尾形光琳。
19世紀の酒井抱一。
20世紀の神坂雪佳。

こうした流れの作品を追って見ながら、装飾に重きを置いた、デザイン指向の作品にモダンを感じます。

その他、与謝蕪村、谷文晁、円山応挙、伊藤若冲、菱川師宣、葛飾北斎など、日本画に興味はない方でも、名前くらいは聞いたことのあるであろう国宝級にも届きそうな一流作品揃い。

作品の素晴らしさはもとより、幾つか感心した事がありました。

①1970年代に初めてアメリカ国内の美術館で日本画を鑑賞して以来、わずか40年あまりで90数点のこれらの傑作を収集

⇒日本人からすると、これだけの作品群が海外流出しているという事実にまず驚かされる訳です。

冷静に考えると70年代は、今では信じられない位の円安(為替レートが300円台)水準だった訳ですから、作品を購入するにしても割安に映ったのかもしれませんが、為替がどうなるかなど将来の事などわかる訳も無いので決断力があったのかもしれません。

また、これらの作品を持ちつづけている、という点も見逃せません。美術商などのプロでもなく、投資家でもなかったので、逆に今でも持ち続けていられるのでしょうか。

80年代後半のバブル時期には、日本人が最高額でゴッホを落札したなどのニュースが流れましたが、今は何処(いずこ)?


②いわゆるキュレーターや古美術商などの手を借りずに、自ら作品を選定

⇒狩野派や土佐派などのいわゆる御用絵師の作品には興味を示さなかった事などから、将来に渡って人気が増してゆくような作品に絞ってコレクションするという『先見性』だったり、儲けようという意識が無かった(もしくは薄かった?)のかもしれません。

単なる偶然か、もしくは趣味(好み)の違いかも知れませんが(笑)


③日本語が不自由なのにも関わらず、贋作がほとんど無い。

⇒日本人であっても、署名や落款などを読める方は限られる(あまりに達筆ですと、非常にわかりづらい。)と思いますが、それでも署名や落款などを頼りに、作品の評価の拠り所にする方が大半ではないでしょうか。わたしも他人の事をあれこれ言えた義理ではありません(笑)

そう考えると、署名や落款を気にせず(というか読めないから仕方が無い・・・)に、あくまでも作品本位で選び抜く、というまさに目利きだったのではないかと思います。そもそも経済的に余裕があった夫妻とはいえ、この点については驚きを隠せません!

テレビ番組のなんでも鑑定団を楽しみにされている方ならご承知でしょうけれど、お祭の夜店でそれこそ大量に掛け軸が売られていた時期もあり、99%の掛け軸は・・・・という話もあるくらいですから。。。


会期は15日までですが、以後巡回する予定ですので、ご興味のある方は是非。。。




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カリフォルニア デザイン 1930-1965 "モダン・リビングの起源"

2013-04-25 13:39:15 | アンティークディーラーのお勉強
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ラファエロ展開催中@国立西洋美術館 上野の森 3/2 - 6/10店頭にてラファエロ展の割引券・チラシを差し上げております♪
(数に限りがございますので、予めご了承ください。)

営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)



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気がつくとご無沙汰のブログ更新ですが、多数のアイテム入荷に伴うメンテなどの作業に追われております。

Webは随時、更新してゆく予定ですが、一足早く見たい!というお客様は、是非ご来店下さいませ。



さて、先日は六本木の国立新美術館で開催中の『カリフォルニア デザイン 1930-1965 "モダン・リビングの起源"』へ行ってきました。(今年の1月ごろから告知のポスターを見かけていて楽しみにしていました!)

まずは、入り口にて配布されるブローシャーが確か4種類から選べ、中身のコンテンツは同一なのだけれど、表紙が異なる。

わたしはイームズの初期の作品『レッグスプリント』が表紙になったものを頂きましたが、バービー人形が表紙になっているものも…。



さて、肝心の展示内容ですが、実に幅広い分野のアイテムが取り揃えてあり、いわゆる作品の展示だけに終わっていないところが素晴らしい。

そのストーリーを追っていくだけで、楽しめる内容。

特に、このブログの読者の方は楽しめるのでは。。。



また、各所に貴重な動画(作家やデザイナーなどのインタビューなど)が見られるようになっていて、非常に直感的に楽しめるところが、新しい展示方法だなぁと感心させられます。

当初、出品点数からして1時間もあれば十分かな…、程度に考えていたのですが、気がつけば3時間半はタップリ過ごしてしまいました♪
(ほとんどの映像を堪能!)



皆様には、実際に見て頂くのが良いでしょう…とくに下記のキーワードに興味のある方は、是非とも時間を作って行くべき!(時間には余裕を持って行かれたほうが賢明かと思います)

エアストリーム・キャンパー
アーキテクチャル・ポタリー
ラ・ガルド・タケット
建築家RMシンドラー
ケム・ウェーバー
チャールズ&レイ・イームズ
家具
陶芸
ジュエリー・デザイン
工業デザイン
グレタ・グロスマン
テキスタイル・デザイン
ケース・スタディ・ハウス
リチャード・ノイトラ
バービー人形
ファッション
サーフボード
女性用水着
映画ポスター
レコードジャケット
ソール・バス

通常では、有名オークションくらいでしかお目にかかれない貴重な作品を実物で見られたり、なんと入場料もお安い!

ちなみに、展示の説明は日本語(カタカナが多い)と英語が併記されているのですが、たまに変なカタカナに訳されていて、英語のスペルを見たときに、『あー、なんだぁ』と納得することもありましたので、是非両方見られた方が良いかもしれません。

週末やゴールデン・ウィーク中は混むかとは思いますが、堪能できるかと思います!



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ラファエロ@国立西洋美術館 上野の森 3/2 - 6/10

2013-03-08 17:55:28 | アンティークディーラーのお勉強
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ぽかぽか良い天気。

頑張ってブログの更新を・・・と思っている最中、今週頭から風邪っぴきで、体力を消耗しまくっております。

幸い寝込むほどではないのですが、鼻水から始まり、ほぼフルコース。

アメリカでの疲れが溜まっていたのかな?

と言いながらも、溜まっている仕事を少しづつ片付けなければ。。。



さて、今年は『日本におけるイタリア2013年』だそうで、昔から『日本におけるドイツ』だとか日本における○○○っていうのは、手を変え品を変え、やってきてる印象なのですが。

それにちなんで各種のイベントが企画されるのでしょうが、今年もすごいですね!


もう既に始まっているラファエロからルーベンス、ダ・ヴィンチと巨匠関係が続きます。


もしかしたら、

アベノミクスが奏効 ⇒ 円安安定・株価上昇 ⇒ プチ・バブル発生 ⇒ バブルと言えばイタリア人気 ⇒
驚異の『ルネッサンス』ブーム ⇒ 髭男爵の大ヒット! ⇒ リーデル人気高騰

になったりして(笑)


ラファエロ 3/2 - 6/10
@国立西洋美術館 上野の森


ルーベンス 3/9 - 4/21
栄光のアントワープ工房と原点のイタリア
@Bunkamuraザ・ミュージアム 渋谷


レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像
4/23 - 6/30
@東京都美術館 上野



そしてちょっと国籍は異なりますが、是非とも行きたいベーコンも!

フランシス・ベーコン展
3/8 - 5/26
@東京国立近代美術館 竹橋





尚、店頭にてラファエロ展の割引券・チラシを差し上げております♪
(数に限りがございますので、予めご了承ください。)


ではでは、早く風邪を治さねば。。。



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展覧会『とある雑食美術愛好家T氏コレクションより』@東京都美術館

2012-10-18 13:44:10 | アンティークディーラーのお勉強
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<10月のお休み>
21(日)大江戸骨董市@東京国際フォーラム
23(火)定休日
24(水)大江戸骨董市@代々木公園ケヤキ並木
28(日)定休日
30(火)定休日

上記以外に臨時にお休み頂く場合がございますので、遠方よりご来店予定のお客様には、予めご連絡頂く事をお勧め致します。

営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)


『メトロポリタン美術館展』@東京都美術館:2012/10/6 - 2013/1/4についてはこちらから。。。



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一週間前は、那覇市内にある壺屋焼物博物館と思えば、本日は上野の森の東京都美術館へ。。。

なんか節操が無い気もしますが、別段、芸術の秋を意識している訳でもなく、愉しみと仕事が半々な訳なのですが(笑)


私の場合ついつい長居しがちなのがたまに傷。

常設展示の壺屋焼物博物館に2時間いる人もなかなかおるまい・・・。


さて、メトロポリタン美術館展な訳ですが、確かにレンブラントやゴッホ、ルノアールといった超がつく有名な作家の作品もありましたが、悲しいかなそういったビッグネームのアイコン的な優品はなかなか貸し出されないのでしょうね・・・という訳で、知名度がちょっと落ちる作家の作品の中で、気に入った作品を見つけるのが愉しみになります・・・私の場合。


良くも悪くも美術館の展示では値札がありませんので、照明が暗めの非日常空間の中で、気に入った絵画を前にして、空想(妄想?)している
至福な時間が過ぎてゆきます。

展示されていた133作品の中には、紀元前前の品から近代のルイス・コンフォート・ティファニーのガラスまで含まれていますが、特に個人的に気に入った絵画3点を挙げてみます。

33:ジュールプルトン(1827-1906 フランス)『草取りをする人々』

100:アルバート・ビアスタット(1830-1902 アメリカ)『マーセド川、ヨセミテ渓谷』

108:ジョン・フレデリック・ケンセント(1816-1872 アメリカ)『海上の日没』

特に、ハドソン・リヴァー派の後期の画家の『海上の日没』はグッときました・・・鑑賞に堪えられるというか。



余談ですが、幾つかの展覧会が同時並行して館内で行われている東京都美術館ですが、偶然見つけた興味深い展覧会『とある雑食美術愛好家T氏コレクションより』があり思わず覗いて参りました。




興味のある方はいかがでしょうか?

ちなみに、入場は無料ですが会期は明日までとなっております!




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ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅

2012-10-06 13:57:39 | アンティークディーラーのお勉強
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<10月のお休み>
7(日)~10(水)臨時休業
14(日)定休日
16(火)定休日
21(日)大江戸骨董市@東京国際フォーラム
23(火)定休日
24(水)大江戸骨董市@代々木公園ケヤキ並木
28(日)定休日
30(火)定休日

上記以外に臨時にお休み頂く場合がございますので、遠方よりご来店予定のお客様には、予めご連絡頂く事をお勧め致します。

営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)


『メトロポリタン美術館展』@東京都美術館:2012/10/6 - 2013/1/4についてはこちらから。。。



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本日から3連休という方も多いのかな?
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

弊社も明日から臨時で10日(水)までお休みとなります。
ご来店を予定されていたお客様にはご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。




さて、現在、ベルギーのシュルレアリスム絵画を代表する画家、ポール・デルヴォー(1897-1994)の巡回展が開催中で、来月までは東京の府中市美術館で開催です。


Train du soir, huile sur bois, 152.5 x 254 Copyright A.C.L. Bruxelles.


非常に有名で人気のある絵画。

例えばフェルメールなどの絵画の場合、美術館で実物を見た時のサイズと思い描いていたサイズ感のギャップに驚く事もあることでしょう。

初めてポール・デルヴォーの作品を美術館で見た際、良い意味で驚かされ(あまりの大きさに)、ひとつの油彩の前で時間を忘れるほど立ち尽くしたことを記憶しています。

マチエールがどうのこうの、といった些細な話ではなく、照明が落とされたその空間が、すっかりデルヴォーの世界でした♪

作品では、電車・神殿・がいこつ・裸婦などのモティーフが頻繁に登場するのですが、いずれも惹き込まれます!

興味のある方は是非。。。

ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅
場所:府中市美術館
会期:平成24年9月12日(水曜日)から11月11日(日曜日)


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