コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

夏休みの終わりに・・・

2007-07-31 17:25:24 | アンティークディーラーの日常
昨夜、九州から東京に無事戻ってきました。九州の良い天気とはうってかわり、東京はあいにくの空模様・・・というか、ざんざん降りの雨の中、びしょびしょになりながらの帰宅となりました。

いよいよ明日、アメリカに戻る為、いろいろと準備をしつつも、ちょっと感傷的におセンチなんですぅ~(笑)
幼少の頃から夏休みの最終日には何故か感傷的な気分に浸っていた記憶があります・・・。今日の東京の天気もとても夏空とはいえないような曇り空ですしねぇ・・・ごめんなさい、天気ネタ爆発ですネ(苦笑)

九州では、1年ぶりに娘と会い、いっぱい遊ぶことが出来ました!小学6年生の娘はすっかりたくましくなり、クラスでも背が一番高いそうです。体重も足の大きさもすっかり大人!体の変化もあり、もう娘と一緒にお風呂に入ることが出来ないと思うとちょっと残念ですが、子供の成長を考えるとガマンガマン!電車で1時間ほど揺られ、近くの温泉に娘と私のお泊り小旅行。

のどかな田舎の駅からは、バスがなかなか来ないので、駅からは30分程青空の中をてくてくと歩きながら、ちょっとした遠足気分!宿に着くと広めの和室に案内され、娘はおおはしゃぎ!「パパ、お茶飲む?」といって、お茶を入れてもらいました。露天風呂でまったりとくつろぎ、夜は、小鉢が13個ほどならんだ豪華な食事に舌鼓。娘は私の分まで手伝ってくれるほどの、食欲旺盛ぶりには目を見張るものが・・・(笑)食後は花火をしましたヨ。娘と一緒に、線香花火で、どちらが長持ちするか競争したり・・・。夜は、ふっかふかのお布団を敷いてもらい、熟睡!
翌日は、海やプールで大騒ぎしながら泳ぎまくり、すっかり日焼けモード(笑)
最後の日は、娘とちょっぴり寂しいお別れをしたり・・・私もつられて泣きそうになりましたが、ガマンガマン・・・でも本当は号泣ものでした・・・。ごめんね、あーちゃん、寂しい想いをさせて・・・。でも、また、来年遊びにいくからね!!

もちろん旧友と会うことも出来ました!!
いいですねぇ~日本の夏!!緑の田園風景を眺めながらのドライブ。蝉の声に包まれた
木陰でひと休み。魚が泳ぐ山の中の清流の脇にあるなんとも風情のある、ちょっとぬるめの露天風呂にゆったりつかり・・・ついつい馬鹿話で盛り上がったり(笑)また、ビアガーデンで、美味しいビールを飲みながら、打ち上げ花火を見られるなんて、なんとも贅沢気分!!

思う存分日本語も喋りましたし、夏休みのフルコースを過ごすことが出来ました!いいなぁ~日本の夏。みんな、ありがとう!!

さあ、明日は出発・・・準備を急がねばぁ~。


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ひなたぼっことサルサ

2007-07-24 14:56:52 | アンティークディーラーの日常
昨夜までの梅雨空雨模様からうってかわって、今朝から快晴、雲ひとつ無いお天気♪なんか気持ちまでウキウキしてきます!

朝食のあと、三階のベランダで、ほんのちょっとひなたぼっこをしてみました・・・。
1ヶ月の休暇もあとわずかとなってきましたが・・・この快晴を見てアリゾナの空を思い出しました♪もっとも、アリゾナに戻ったら、毎日、このような快晴ばかりでゲップが出るほど見ることが出来るのですけどネ(笑)逆に雨が懐かしくなるかも・・・。

なんかこんな日に合う音楽は???ということで、押し入れをあさっていたところ、昔買ったサルサのテープが出てきました!ジャジーなアンサンブルとラテンのリズムは、太陽にピッタシ!ちなみにこのテープはオルケスタ・デ・ラ・ルス(日本を代表するサルサバンドで、いろいろ賞を取ったりもしているので、ご存知の方も多いでしょう・・・。)のデビューアルバムの海外盤です。音源は日本盤と同様ですが、大きく違うジャケット!私の記憶だと日本盤はかなりオッシャレーな感じのジャケットでしたが、海外盤(私はこれを1990年にL.A.で購入)は、ちょっと恥ずかしい「ふんどし姿」の男性が中央に映っています。(画像をダブルクリックして見て下さいネ)とってもオリエンタルなエイジアンテイストの雰囲気のジャケットで、きっとレコード会社の戦略だったのかなぁ~と思います。今では珍しいカセットテープというところがレアでしょ・・・??(笑)

さて、曲のほうはというと、今聞いてもとってもグルーブしてます!「アゲアゲ」(←最近覚えた単語ですぅ)で最高っ♪

聞いたことの無い方は是非探して聞いてみてはいかがでしょうか・・・。

ちなみに、明日から私用の為、6日間ほど九州(福岡・大分)に滞在となり、30日に東京に戻って来る予定です。その間、ブログ更新はできませんが、ゴメンンサイ・・・。

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夏はやっぱりグラスが気分!!

2007-07-23 14:45:07 | 買い付け
ANCHOR HOCKING LIDO・SORENOシリーズ

九州北部と四国地方は「梅雨明け」したようですね・・・東京はまだまだ厚い雲に覆われた梅雨空が続いていますが、一足早く夏先取りで行きましょう♪

初めての出会いはとあるTHRIFT SHOP(スリフト ショップ)でした。日本でいうところのリサイクルショップで、決してアンティークショップではないのですが、なんと言っても価格が安いのが魅力的!!ほぼ、ヤードセール(ガレージセール)に近いプライシングで購入できると思います。そして、たまーにあるんですよぉ、お値打ち品が!!!私とこの写真のグラスの出会いもそんな電撃的なものでした。

ある日、そのショップの入口付近に置いてある膨大なテーブルウェアのラックに、たったひとつだけポツンと置かれていたアクアマリン色のグラス。表面はでこぼこしていて、グラスに製造者のマークやサインも入っていないので、その出所は全くわかりませんでした・・・。しかし、有名メーカーものでなくとも、たとえデザイナーズものでなくとも、良いと思ったものはいい!!(自分の直感で仕入れる事も多々あります・・・汗)そのお店では、値札というものが無く、家具であっても照明であっても、値段は汚い字でチョークかクレヨンのようなもので直にかいてあるんですねぇ・・・でもそのグラスはちょっと消えかかっていて、良くわからなかったのですが、他のグラス類の値段を見ていたので、心配もよそに「お買い上げ」です。まさにお値打ち品でした。カウンターのおばさんも「これは古いんだよねぇ~」と言っていました。(どのくらい古いかは、わかならいようでしたが・・・)

早速、家へ戻り、なんとも透き通ったアクアマリンの色のグラスを太陽に向けて透かして見ると~♪、それはそれはファンタスティック!!!普通、グラスや食器はひとつだけで仕入れることはないのですが、たまたまひとつだけしか無かったので、それはしょうがない・・・。でも、この出会いはス・テ・キ!!!

で、そのあとは調べものです。いろんなサイトをチェックして、メーカーを探そうとするのですが、なかなか見つかりません。とあるガラス工芸などでも有名なMURANO GLASSかなぁ~とも思いましたが確信はありません・・・。ヘーゼルアトラスもチェック
しましたが、このグラスの特異な所は、表面がでこぼこしたやわらかいデザインだということ・・・。やっぱり違う・・・などと考えながら一週間ほど経った時、あるサイトで見つけました!!なんだぁ~、1960年代半ばに作られたアンカーホッキング(例のファイヤーキングシリーズの製造メーカー)のグラスなんだぁ~、なるほどLIDOシリーズみたいだなぁ・・・。一件落着♪

その後、あるアンティークショップのさびれたベースメント(地下)に、なんとセット(ピッチャーと私の持ってるグラス6個)で売ってました・・・で、値段を見ると「ひぇーっつ」、眼が飛び出るほど、タ・カ・イ!!その場では10分ほど触ったり眺めたりしながら、私の持っているグラスと同じであることを確信しつつ、仕入れるかどうかを迷ったのです・・・、その値段で仕入れて売れるかなぁ~と。そこで見つけたのも、売れ残っていたからだろうなぁ・・・と想像しつつ、結局値段が合わずに、仕入れを見合わせました。

で、数週間後、まったく別の町のアンティークショップ(確か、母の日の日曜日でセールをしていました)で、なんと見つけました・・・同じグラスひとつと、同じシリーズのちょっと小ぶりなグラスを4つ。それも、ヤ・ス・イ!!そして、その値段から更に値引きしてくれるとの事・・・。迷わず全部買いました・・・。(心の中では、いい店を見つけて嬉しいなぁ~って感じですが、そこは顔には出しません!!クールにお金を払って、店を出ました・・・笑)今では、着々と数が揃ってきています。

後日、同じアンカーホッキングでもSORENOシリーズがあることを知りました。何色かシリーズがあるようですが、私の好みはなんと言っても「アクアマリン」色!!灰皿を仕入れました。このLIDO・SORENOシリーズは、これからの夏本番にピッタシだと思います。たとえ一杯のミネラルウォーターでもライムをちょっと落として、このグラスで飲んだら、すっきり爽やかで、ちょっぴりオシャレですよネェ~。興味のある方は是非メールでお問い合わせくださいネ~。(ホームページからリンクがあります。)

ちなみに私は上品な育ちではないので、仁王立ちになり、ペットボトルをガブ飲みです・・・(笑)

梅雨明けして、青く晴れ渡った空が待ち遠しい今日この頃です・・・♪

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南の島便り~付録

2007-07-21 18:10:33 | アンティークディーラーの日常
ビーチ探検時の付録の画像です!

素晴らしいエメラルドグリーンのグラデーションをお楽しみ下さいネ!
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南の島便りその2

2007-07-21 18:07:34 | アンティークディーラーの日常
さて二日目です。

那覇市泊港より朝9時発の高速船に乗り込み、一路慶良間諸島の一つである座間味島へ向かいました。乗り込んだ高速船は、いわゆる双胴船で、二つの船体の間を波が抜けるように設計してあるもので、通常の船より揺れが少ない船の構造をしています。ところが、天候の悪さからか、外海に出たとたん波が高くシケの状態で大雨と厚い雲の下を進んでいきます!

当初は、「兄弟船」ならぬ演歌の似合う程度の揺れでしたが(笑)、次第に揺れは更に増してゆき、「ジェットコースター」状態に突入し、あたりからは悲鳴がちらほら、乗り合わせた子供達は泣き出す始末!!なんとか船は慶良間諸島の島々の中に進んでゆき、1時間後に無事、座間味港に何事もなかったように到着!!(ホッ・・・としました。)

船が島に着いたときには、天気が物凄い勢いで回復し、すっかり快晴!沖縄の天気はホント変わりやすいんですネェ。。。

とりあえず港近くのペンション風民宿にチェックインし、荷物を預けていざ、古座間味ビーチへ出動♪いやぁ~すさまじい紫外線です。恐るべし、沖縄の紫外線。さすがの南国を実感です。青く透き通ったマリンブルーの海を横目に見ながら、早速パラソルやシュノーケリングセットを借り、いざ海の中へ。(準備体操もせず、子供のように一目散に海の中に飛び込みました・・・笑)

さて、海の中はというと、太陽光線が海の底まで差込み、白い砂を照らし、究極の透明度の中を悠々と泳ぎまわるたくさんの種類の魚達。まるで水族館の中に飛び込んだように、あたり一面に魚の姿が・・・天国の狭間をふわふわと散歩しているよう♪(幸か不幸かまだ天国には行った事はありませんが・・・笑)このときばかりは、私達人間が、お魚さんのおうちにちょいとお邪魔させてもらっている感じを強く受けました。お魚さんの楽園ですネ。すぐそばを70センチほどの青や黄色や緑色をしたカラフルな熱帯魚達が悠然と通り過ぎて行きます。スゴイ・・・

サンゴ礁の方へ行ってみますと、いました・・・色とりどりのカラフルなサンゴ達。その付近を魚が群れをなして泳いでいたり・・・。あっ、いましたニモ発見です!クマノミもいろいろな種類があるようで、どれもこれもステキなお魚さんですネェ~。

この古座間味ビーチには、水深5メートルほどの範囲の中で白く透き通った砂と絵の具のパレットのようなサンゴ礁群、そして多くの種類の魚達を見ることが出来る、本当に恵まれた環境です。頭の中をカラッポにして、魚との追いかけっこを楽しむ。また、ちょっとお気に入りのサンゴを見つけて、その付近の魚の生態を観察したりして・・・。なんとも、
贅沢な時間です!!

この日は4時くらいまでビーチで過ごし、そのあと少々島の中心部を散歩。夜は、宿でいわゆる琉球家庭料理に舌鼓。

三日目
朝から快晴!食欲もあり、和朝食も完食!一杯のコーヒーを頂き、落ち着いたあと、早速、宿の車でビーチまで送迎していただきました。ほぼ、ビーチ一番乗りで、ビーチのあたりを探検してみることに・・・。岩場の方へ向かうと、なんとも表現しがたいマリンブルー~グリーンのグラデーション!!ここが日本であることを忘れさせられる程の素晴らしさ!このあたりには無人島が多く、ビーチの対岸やいたるところに島を眺めることが出来ます。普段、私はアンティークやヴィンテージ家具などの多くの物に囲まれた物質社会Material World(そういえば昔、マドンナの曲にマテリアル・ガールという曲がありましたネ・・・)に暮らしていて、それはそれで好きなものに囲まれているので幸せかもしれませんが、ここ(島)にはもっと自然に近い幸福があふれているような気がしました。物質的には必要最低限の暮らしですが、地元の子供達の表情は、屈託のない笑顔で溢れています。このような事を、岩場の上に腰をかけ、静かな波の音を聞きながらしばし考えていました。

午後3時ごろまで、この古座間味ビーチで過ごし、夕方の高速船で那覇へ戻りました・・・波も穏やかで揺れもほとんどなく、乗船するやいなや眠りに落ちていました♪

追伸:島の紫外線はかなり強いので、少々の時間でもすぐに日焼けしてしてしまいます。恐るべし・・・侮るなかれ!!もちろん海に入ってシュノーケリングをしている間も着々と背中は日焼けをしているので、注意が必要です!!私も夜、お風呂に入れなくなりました・・・痛くて(笑)

この島は、ダイビングのメッカとなっていて、本島からも多くのダイバーが訪れているようですが、ボンベなしのシュノーケリングや素潜りでも十二分に楽しめるポイントです。また、近くに幾つもの無人島があり、そこまでの渡し舟もあったりして、いくらでも楽しめるような感じでしたヨ。もちろん本格的なダイバーの方にも有名なスポットのようですね・・・。

久しぶりに心身ともにリフレッシュし、子供の頃に戻れた貴重な時間でした。あさぎペンションの皆様には本島にお世話になりました!

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南の島便りその1

2007-07-20 14:51:36 | アンティークディーラーの日常
ごめんなさい、5日ぶりのブログ更新です!今日は私の休日について・・・。

今回は、弟夫婦が暮らしている二年ぶりの沖縄へ3泊4日の旅!
台風4号も通り過ぎ、天気にも恵まれ、羽田空港発7時55分発のANA便は、10時20分に、無事に沖縄の那覇空港に着き、飛行機のタラップを降りると、すぐに南国特有の高い湿度!アリゾナ生活で、高気温には慣れている私ですが、”じとじと”した空気と
潮風に体がちょっとびっくり!

まずは、那覇市内にある泊港(とまりこう)近くにあるファーストフードで軽く朝食を取り、早速、出発。左手に米軍基地を見ながら国道58号線を北上し、北谷(ちゃたん)方面に車を走らせます。普段ですと30分もあれば着く距離が、”超渋滞”の為、1時間半ほどで到着。その原因は、そう、日本の夏の名物である「夏の高校野球」の地方大会(沖縄県大会)決勝の日と重なってしまったのです。もちろん、良い天気の為、車でビーチへ向かう人々も多かったのでしょうが・・・(苦笑)

ビーチ付近に決勝戦の球場があるためか、どこもかしこも車だらけ!!ものスゴーい状態で駐車する車(芝生に車を乗り入れて駐車したり)であふれ返り、イタリアのミラノのように二重・三重に駐車している状態の為、泣く泣くビーチはあきらめ、近くの宿泊施設のプール&温泉に行くことに♪ そこは、流れるプールやウォータースライダーもあり、すっかり子供気分ではしゃぎまくり!!渋滞の為、じっとりと汗ばんだTシャツを脱ぎ捨て、早速プールにジャボ~ンと飛び込むと、「うーん、快感!」。最高でした。
ウォータースライダーの階段に、地元の子供たちに混じって並んで、近くの海岸線を眺めていると、潮風に吹かれ何ともいえない良い気分に・・・。

締めは、隣接する施設にあるお風呂で、綺麗さっぱり汗&塩分を流し、首まで湯に浸かり、最高~♪
その後帰途につき、今夜の宿泊先、那覇市内にあるレクセンター沖縄にチェックインしたあと、夕食に、弟夫婦と父、私で出かけて、焼肉&オリオン生ビールに舌鼓。宿に戻って、お風呂三昧して明日からの離島行きの為に体力温存です!

画像は、島の小学校近くを散歩中に裏通りの”の~んびり”した風景を撮影したものです。なんともゆる~い空気感とゆったりとした時間が流れていました。

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楽しいカジノ?

2007-07-15 15:42:48 | 買い付け
皆さんカジノに行かれた事はありますか?

カジノと言えば、アメリカのネバダ州にあるラスベガスやリノが有名ですが、私は、アメリカ留学していた15年ほど前に、その魅力に取りつかれ月に1度ほどラスベガスに通っていた時期もありました。なんといってもそのゴージャスな雰囲気とエンターテイメント性に魅了されてました。カジノだけではなく、ショーやコンサート、プールや遊戯施設、サーカスや豪華な食事の為、お洒落をして着飾った女性の姿も珍しくありませんし、旅行客が世界中からやってくる為か、治安も大変安定していました。現在でもコンベンション等でやってくるビジネスマンや大規模なコンサートやボクシングのタイトル試合など
さまざまな催事に訪れる家族連れまで、訪れる旅行者の種類も多様化しています。

ちょうどその頃から、ホテル群が集まっているストリップ通りを中心に、新しい大型ホテルが建設ラッシュが続いています。その当時は現在でも有名なエジプトのピラミッドやスフィンクスを模したホテルが建設中であったことを覚えています。以降、ニューヨークやパリ、ヴェニスなど世界各都市をテーマにしたホテルや大手ファクトリーアウトレットなどが次々にオープンしていることは、皆様のご存知のとおりです。

学生の身分ですからそんなにカジノにお金を使うことは出来ませんでしたが、ホテル代の安さ(当時1泊5000円程度)やホテルでの食事代の安さ(バフェットで一回500円程度)が、そのハードルを低くしていました。また、当時は、ガソリン代も1ガロンで1ドル10セントくらいでしたから、現在の約3分の1でした。(前フリ長っ~

さて、アンティークの世界においてもカジノ関連アイテムはいつも人気があります。カジノで実際に使用されたヴィンテージのカジノダイス(さいころ)やカジノチップ、カジノホテルのアシュトレイ(灰皿)やマッチブック、その他閉店したカジノで使用されていたレストランのメニューーから実物のカジノ什器(クラップスやブラックジャックのテーブルなど)まで、さまざまなアイテムがアンティークショップで売買されています。もちろん古くて、状態がよく、且つ当時の流通量の少ないもの程高額での取引となるのは、他のアンティークアイテムと同様です。私もカジノ関連アイテムでは、アシュトレイやマッチブックなどを取り扱っていますが、やはり状態に加えてデザインは重要な要素です。

カジノアイテムを取り扱う上で、カジノアイテムの時代考証は欠かせません。また、同じカジノでもオーナーチェンジによるカジノの名称変更も頻繁におこなわれますが、そこで役立つのがリファレンスブックと呼ばれる本で、いわゆるプライスガイドになっています。私も「公式U.S. Casinoチッププライスガイド」という本を持っていますが、過去のすべてのチップの年代や価格とともに写真が全ページカラーで掲載されていて、更に各カジノの簡単な歴史や写真がカラーで掲載されている優れものです!!これ1冊で、ほぼ何年ごろのアイテムか識別することが可能なんですよぉ~。

画像は、ちょっと変り種ですが、1940年代に実際にラスベガスのダウンタウンにある某ホテルで実際に使用されていた「星座占い」マシーンで、デザインもフロントのグラス、サイドのディスプレイボードも当時のままのオリジナルです!!(私は、購入後に簡単な回路の調整と内部の電球交換をした程度ですが・・・)ショップのディスプレイなどにも良さそうなこのアイテムですが、私がラスベガスで即決で買い付けたあと、一人で運ぶのに大汗かいて、必死に運んだのを覚えてます・・・まだ2月頃でしたか・・・そのあと腰が痛くなりました・・・トホホ(笑)(興味のない人が見たら、ただの粗大ゴミなんだろうなぁ~)

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アメリカン・アドバタイジング

2007-07-14 14:37:02 | アンティークディーラーの日常
大型の台風4号が九州南部に上陸か?関東には明日の午後にも近づきそう・・・との予報が出ています。私がこのブログを書いている現在も、東京は朝から雨・雨・雨・・・「せっかくの3連休なのに~」と思いつつ、台風の影響で予定をキャンセルして、家でゆっくり過ごしている方もいらっしゃるでしょうネェ・・・。(すみません天気ネタですぅ・・・)

このような雨の日は、皆さん何をして過ごしていらっしゃるのでしょうか・・・?DVDで映画を見たり、読書したり・・・。私は、極力テレビはつけないようにしてます・・・一度つけると他に何も出来なくなってしまうので・・・どちらかというとラジオ派かもしれません。お勧めは、某「J-WAVE」(そのままじゃん・・・笑)です。ポッドキャスティングなので、コンピュータでも聞けますよぉ・・・

そして、本を読むのが好きなのですが、今日のお勧めは、TASCHENタッシェン社から出版されています「アメリカン・アドバタイジング」という本です。先日、アドバタイジング・アイテムをテーマにブログを書きましたが、今回は、そのまんまの広告を集めた本がテーマです。1920s、30sから40s、50s、60sとそれぞれ分かれており、ジム・ハイマンが編集しています。各々とても厚くて重たい本(何冊も買って、一度に持って帰るのはちょっと大変です!)ですが、すべてカラーページ!!で当時のアドバタイジングが、テーマごとに並んでいます。当時の世相(戦争など)や風俗・ファッションを知ると同時に、各年代のデザインなどを勉強できるとても優れものだと思います。このボリューム・内容で各4500円は安い!!と私は思います。

この本のページをめくっているだけで、頭の中は、当時のアメリカにトリップできますよぉ~。最初から順々にページをめくっていくのも良し、テーマごとにページをめくっていくのも良し。私はどちらかというと後者の方です(笑)

仕事柄もあり、インテリアのページなどは大好きなのですが、当時の広告のデザインひとつとっても、よく練られていて、センスを感じます。画像の広告ページは、30sと40sからのものですが、1948年のHERMAN MILLERハーマンミラー社
(GEORGE NELLSONジョージネルソンやEAMESイームズデザインもので有名ですよね・・・)の広告と1937年のFRANK LLOYD WRIGHTフランク・ロイド・ライト(有名な建築家なので皆さんご存知でしょう・・・)の広告です。また、当時売られていた価格も出ていたりして、興味深いですね。

DVDなどもいいですが、コーヒーなどを準備し、ソファに座って自分のペースでゆったりとページをめくっていくと、そこにはタイムスリップしたアメリカが広がっている・・・こうした時間を過ごすのもたまには良いのではないでしょうか・・・?ちなみに、この本は、重たいので、寝転がりながらページをめくるのには適しませんので、ご注意を!!(笑)


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スターバースト

2007-07-13 14:44:09 | 買い付け
今日は、アンティークやヴィンテージコレクティブルで、さまざまなところで出てくるデザインパターンについてです。パターンと言いますとまあ、柄のことですねぇ。1950年代から60年代にかけて、スペースAGEとかアトミックATOMIC AGEなんて
キーワードが良く出てきますが、その時代に流行した柄には、いろいろな花や麦などの農作物、フルーツといったものがありますネ。

時にフルーツは、ブドウを含め『収穫』の象徴にも使われるのですが、『I am the vine, you are the branches. Jhon15:5』
 ~~私はブドウの木、あなた方は枝である。(ヨハネ福音書15章5節)というイエス・キリストが言った言葉が聖書に出てくる様に、ブドウ柄物が多いという説があります。これらの柄は、いまだブームの衰えを見せないファイヤーキングにもたくさん使われています。私も在庫をいくつか持っているのですが、ホワイトのミルクガラスでできた、大ぶりの私のファイヤーキングのプレートボールも、このブドウ柄です!

これらのフルーツや花などの柄の他にも水玉模様やストライプ模様など、どちらかというと女性的な感じがするのに対して、男性的?(笑)なパターンもあります。幾何学的な模様をあしらったものは、いろいろな物で見かけることが出来ますヨ・・・花瓶VASEやテーブルウェアなど。

そ・し・て、今回取り上げたいのが、スターバーストのパターンです!!(えっ、今までずっと、ネタふりかよぉ~?長すぎ・・・という声が聞こえてきますが、そこはごめんなさい・・・汗)

1957年10月のある日、戦争の幕開けとなるロケットが、旧ソ連にて打ち上げられ、そこから始まる・・アメリカと旧ソ連の宇宙開発戦争。そんな時代背景の中、アメリカで誕生した流行デザインの一つが『スペース・エイジ』でした。
スペース・エイジのデザインの特徴は、直線を多用し図形化したもので、一番解り易いものが、「スターバースト」と呼ばれる星型のデザイン。

2段になったボールの写真を見ていただくとわかると思いますが、中心から外に向かって線がいっぱい出ていますよね。このような柄を総称して「スターバースト」と呼んだりします。このボールの他にも、いろいろな「スターバースト」パターン物を在庫で持っていますが、現在では、ヴィンテージランプのシェードだったり、CROWN CHINA社やFRANCISCAN社のテーブルウェア(ディナープレートやシリアルボール、コーヒーカップなど)もそうですし、ヴィンテージの壁掛け時計もいくつかこの「スターバースト」パターンです。(時計の場合、時計のデザイン自体がスターバーストですので、実物はとげとげしたイメージで、中心の時計部分からブラスのとげが出ている感じです。実際にブラスの先のとがった部分に刺さると、とっても痛いので、けがに注意(笑)!!カッコイィんだけどねぇ・・・)

まさに男性に好まれそうなパターンの話でした。ちなみに私は女性の方に、常々モテたいと思っております・・・(笑)
応援コメントはいつでも受け付けておりますヨ!!それでは・・・。

今日の東京:時々

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雨の日のスローバラード

2007-07-12 14:41:20 | アンティークディーラーの日常
雨の日が続いています・・・といってもザンザン降りではないものの曇が厚く、雨がしとしと・・・とっても憂鬱な時間をやり過ごさなければなりません。こんなときは何かにエネルギーをもらわなければ・・・、思いついたのが音楽。

「ハードなロックで無理やりテンションを上げる」という感じでもなければ、ジャズでもない・・・ましてやJポップでも断然ない・・・。
探して見つけたのが1枚のCD!!黒人女性ボーカルもので、ちょっとR&Bの香りが漂った・・・そう、マリーナ・ショウです。皆さんご存知でしょうか?タイトルは「WHO IS THIS BITCH,ANYWAY?」MARLENA SHAWという過激なものですが(笑)、あの歴史と伝統あるJAZZの名門「BLUE NOTE」レーベルから出ているものです。
ただし、このアルバムはあまりジャズのイディオムが多用されておらず、ソウル系女性ボーカルものなので、初心者や女性の方にもお勧めです。また、バックもDAVID T.WALKERやLARRY CARLTON、CHUCK RAINEY、HARVEY MASON等超一流有名職人ミュージシャンが脇を固めていますので、相当QUALITYも高い一枚に仕上がっています。

このアルバムは今から33年前の1974年にロス・アンジェルス録音のものですが、古さは全く感じられません。さすがに、アルバムジャケットは彼女の爆発ヘアースタイル(チャカ・カーンや昔の鶴瓶の写真でおなじみの髪型・・・笑)がかなり強調されており、70年代パワー全開!といったデザインになっています。最近街中でこの髪型をした人を見かけることはまずありませんが、数週間前に、アメリカのテレビ番組「THE NEXT BEST THING」(全米中から有名人のそっくりサンを捜し求めて、オーディション形式で応募者を絞り込んでゆき、最終的に勝者を決める)の中で、この髪型を見かけました・・・笑

是非、TレコードやHM○レコードなどで探してみてはいかがでしょうか・・・?

私は、今、このアルバムを聞きながらこの文章を書きながら、ちょっとマッタリしてます・・・さてェ、続きの抽象画製作に取り掛かろうかな~。画像は私の最新作「パンク・ジャズ」です。

梅雨が明けるのはいつになるのでしょうか・・・それでは・・・。

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雑誌を読みながら思う事

2007-07-11 13:35:14 | アンティークディーラーの日常
今回は雑誌の話です。

いつ頃からか、気が付いたらいろいろな雑誌を読むようになり、まだ自我が芽生えておらず成長過程であった頃には、良くも悪くもいろいろな雑誌から影響を受け、知識・情報を得てきました。現在も発行されている雑誌もあれば、既に廃刊に追い込まれてしまった
雑誌もあります。

「ポパイ」「ホットドッグ・プレス」「アングル」「ビーパル」「ファイン」などの一般誌を読んでいた時期もあり、どのくらいの雑誌の種類があったか覚えていません。また、「週刊少年ジャンプ」「モーニング」のような漫画雑誌、「朝日カメラ」のような専門誌、「日経ソフトウェア」「WINDOWS」のような仕事関係もの、そして、ごくごくたまに「アンアン」「ノンノ」などの女性誌に手を伸ばした事も数回・・・。(今もあるのかな・・・?)

最近は、画像のような「モダニズム」「アトミックランチ」や「アンティーク・ジャーナル」は仕事の関係で良く読んでいますが、これらはいわゆる知識・情報収集向けです。インターネットの発達により情報収集方法も多様化し、効率的に出来るようになってきたと思いますが、いつまでもこういった雑誌媒体が残ってくれればいいなぁ~と切に望んでいます。紙媒体の活字を読みながら、布団に横たわっている瞬間は、とてもリラックスできますし、インターネットやテレビなどより、更に詳細で深い情報を紙媒体の情報誌から得ることが出来ると思っています。

「モダニズム」春号2007では、EERO SAARINENの特集が組まれており、FLORENCE KNOLLやCHARLES EAMESなどとの作業風景等の資料的にも貴重な写真も含まれていますし、SAARINENのプロトタイプデザインやパテント登録時の設計資料など興味深い資料も満載です。

これらはすべて英語誌になりますが、写真を眺めているだけでもインスピレーションが刺激され、とても良い雑誌だと思うので、もし皆様も機会があれば、手にとってご覧になられてはいかがでしょうか・・・?

ちなみに、「興味深い」といえば、雑誌の「袋とじ」企画もそうですよね・・・日本の編集者の方もいろいろ考えるものですネ(笑)

今日の東京:
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アブストラクト・ペインティング

2007-07-09 14:01:52 | アンティークディーラーの日常
アブストラクト・ペインティング~簡単に言うと「抽象画」になります。私、昔から芸術系職業やフリーランス系職業の方にたいそう畏敬の念を持っていました。なんか、カッコイィ~って感じです(笑)私自身、高校生の頃はカメラマンを志し(しかし、すぐに才能の無さに気づいて断念・・・)、20代の頃はジャズギターリストを真剣に目指して、それはそれはストイックに練習・研究し、アメリカにも行きました。しかし、
これもまた、その難しさ・奥の深さ・生活できない・・・、という諸々の理由から挫折したのでございます。
そして、小さい頃から好きだった絵画!!幼稚園の頃から絵を習っていたようで(記憶には無いのですけどネ・・・)、また小学生の頃は美術クラブに属し、高校生の頃もかなり熱心にやってました。水彩・油彩とやってきてここ7年ほどはアクリル絵画です!!(さすがに、恐れ多くて、プロの画家を目指すと口に出すことは、私にとっては出来ません・・・笑)

このアクリルという画材はとても優れたメディウムで、発色も良く、いろいろな媒体に書くことが出来、重ね塗りにも適していて、さらに透明・半透明を使い分けられ、乾燥後は耐水性もあるという優れもので、私はとっても気に入っています。以前は、いろいろな風景を写実的に描くことが好きだったのですが、最近は「抽象画」がマイブームです。どうしてか???それは、やはりアンティークとあわせて、ミッドセンチュリー・モダンのインテリアDECOや家具などを取り扱うようになって、やはり抽象画が似合うと感じているから・・・。ミッドセンチュリーのオブジェにしてもウォール・デコにしてもやはり「アブストラクト」との相性が良いように感じますし・・・。ということで絵画も当然の成り行きから、「アブストラクト」ということになります。

写実的に絵を描いていた頃は、抽象画の方がきっと簡単だと、感じていました・・・そんなに書き込むことも必要ないですし、陰影表現もほとんど必要ないからです。しかし、最近は、「難しい~」と痛烈に感じています。というのも、頭の中に広がるボーッとしたイメージだったり、現実に存在しない色や形・デザインなどを目に見える形にしなければいけないから・・・汗。

どこまで書けば、完成なんだろう~と、いつも試行錯誤しながら描いています。とはいうものの、時間を忘れるほど没頭できるものがあるのは、幸せだなぁー、と自分ひとりで喜んでいます(笑)画像の抽象画は、私が5年越しでやっと最近完成したもので、テーマは
「海・地球・宇宙」です!!

さあ、果たして、私の書いた抽象画、ミッドセンチュリー・モダンのインテリアに合うでしょうか・・・フフフ?
それでは・・・。
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三丁目の夕日

2007-07-08 15:03:31 | アンティークディーラーの日常
随分前に公開された映画になりますが、皆さんは、「三丁目の夕日」をご覧になりましたでしょうか?私は、普段出不精の為か、なかなか映画館に足を運ぶことは無いのですが、このときばかりは、映画館で見たことを記憶しています。3輪の小型トラックや路面電車、あちらこちらに目に入る昔ながらのホーロー看板・・・まさに昭和レトロ満載の映画!!私自身、当時の昭和30年代には生まれていなかったのですが、何故か懐かしい感情がふつふつと湧きあがって来たのを覚えてます。

さて、今日は久しぶりに以前勤めていた会社のメンバー5人で、タイ料理を食べに有楽町に出掛けました。画像は、そのお店にたどり着くまでに、途中で見かけたまさに「昭和レトロ」爆発している光景!! ちょっと時間が早かったのか?それとも週末の土曜日だった為か?、お客さんを見ることはありませんでしたが、きっと平日の夜は、会社帰りのお父さん達で賑わってるんでしょうネェ・・・。

このあたりはJR高架下に何店か連なって同じようなコンセプトで店作りをしている為か、その部分だけ切り抜いてみると「昭和レトロ」感十分ですよネ。最近は、こうしたコンセプトで町ぐるみで「昭和レトロ」や「大正レトロ」を構築している場所を見かけます。何年か前に訪れた北九州の門司港地区もレトロをコンセプトに街づくりをして、観光客が多く訪れていました。

私自身アンティークを取り扱っている為か、興味があるのももちろんですが、画一化された風景(特に都市部の人工的建築物において)に、ちょっと「おなかいっぱい」感があるのかもしれません。先日、成田空港からの移動中、リムジンバスからみえた日本橋近くの日本銀行の歴史的デザイン(詳しいことはわかりません・・・汗)を見ながら、昔は結構贅沢にデザイン・設計し、今見ても決して色褪せていないデザインはすごいなぁ~と感心しました。(最近のビルは、限られた土地に建ぺい率ぎりぎりで、最大限の収容面積を確保しようと設計されたようなものが多いんじゃないかと感じます。合理的・効率的とは思いますが・・・ね。)

そんなこんなで、今回は、「ちょっと街角ウォッチング」でした~。香辛料の効いたタイ料理とタイのビールとの相性はバツグンでしたヨ~♪ それでは・・・。

今日の東京:
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アドバタイジング・アイテムその2

2007-07-07 10:43:00 | 買い付け
さて、アドバタイジング・アイテムのその2です。

今回は、フューチャー・マッチのご紹介!!

1930年から1970年代にかけて、シカゴのライオン・マッチ・コーポレーションは、ビジネスや会社向けの広告として、ユニークな「フューチャー」マッチの生産に力を入れていました。これらマッチは、通常のマッチとは異なり、マッチの表面にアートや文字を印刷する為、一つ一つのマッチ棒が幅広く作られ、広告がより効果的になりました。また、マッチブックは、ボトルや足型などいろいろな興味深い形にカットされることもありました。マッチブックのマッチの本数は15本ないし21本が多かったようです。これらのユニークなマッチブックは、全米を含めたマッチコレクターの間で魅力的なアイテムとなっています。

ちなみに上記の15本ないし21本は通常のマッチブックサイズのものですが、「ジャイアント・フューチャー・マッチ」(画像参照。クリックすると拡大して見られますヨ。)という、郵便はがき1枚程度のサイズのものや、更に大きいものもあります。
私の在庫の中では、カリフォルニアのパームスプリングスにあった1950年代のリゾート・アパートメントのマッチが一番大きくてマッチブックを広げると、はがき2枚よりちょっと大きいサイズでしょうか?10年程前に、アメリカのアンティークモールで、
このマッチブックをたしか15ドル程で見つけました。そのマッチひとつだけが「ちょこんっ」とケースの中にたたずんでいて、「誰か買ってくれないかなぁ・・・」といった雰囲気を醸し出していました(笑)すごく珍しいマッチだということは、見た瞬間わかりましたので、迷わず買いました!現在はひとつ50ドル以上しますヨォ・・・にんまり(笑)しかし、広告とはいえ販促物にコレだけのものを作る費用をかけていた時代って、スゴイですよねぇ~、まさにゴールデン・エイジ!!

さて、マッチブックコレクションのリファレンス・ブックからの抜粋でしたが(自分で考えれば良いのにネェ~汗)、私もその魅力にずっぽりとはまっている一人です。とってもカラフルでノスタルジックな色使いやフォントデザイン、ユニークな形、また当時の各種ビジネス業態の資料的な価値もあるマッチブックコレクション!!

また、アメリカのマッチコレクターの間では、TIKI・HAWAIIモーテルものや
ソーダもの、BIG BOYなどのキャラクターもの、地域別に集めたものなどテーマごとに集めているコレクターさんも多くいらっしゃいます。また、ピンナップ・ヌードものは、いつの時代も人気がありますよねぇ~。(注:ピンナップものは、アート的価値も高く、VARGASなど有名デザイナーものも人気がありますが、ヴィンテージ・カレンダーやTINの灰皿、グラスなどいずれも人気があります!!)

ちなみに、このフューチャー・マッチ。現地アメリカのアンティークショップで探そうとすると、どういうわけか、なっかなか見つかりません!!!(普通のヴィンテージマッチは一杯見つかるんですけどネェ・・・)それだけ現存数が少ないのでしょうか~。50軒トライして1軒くらいの確立でしょうか・・・。(7年ほど前までは、結構見かける確立も高かったのですが・・・)でも、たまーに入ったアンティークショップで、普通のマッチブックを漁っていて、その中から、偶然見つけたりすると、「うぉーっ、お宝発見!!」的テンションで舞い上がってしまいます(笑)

日本では、”紙”もののコレクターは他のコレクターより、やや少ないように思いますが、アメリカン・ヴィンテージ・マッチ・コレクション!!いいですよぉ~。最近は、禁煙ブームの風潮からか、タバコ関連アイテムは全体的に減ってきていますので、とても残念に思いますが、今でしたらまだまだお手ごろな価格で購入可能ですよ~。って、絶滅危惧生物かもしれません!!
興味がある方は是非お問い合わせくださいネ~。

このブログのブックマークから、私のホームページにリンクしていますので、是非ごらんになってくださいネ~。それでは・・・。その3に続くと思います・・・笑。





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アドバタイジング・アイテムその1

2007-07-05 15:49:08 | 買い付け
アドバタイジングと言っても、ホント、幅が広いですよネェ~私も大好きなアドバタイジングですが、その当時の世相やデザイン、生活などいろいろな事を垣間見ることができ、ワクワクした気分になります。

例えば雑誌広告。1940年や50年当時の「ライフ」マガジンなどは、既にヴィンテージ的な扱いで、雑誌ごと売られていたり、その中の広告ページだけを切り抜いて売られていたり・・・一番身近な存在のアイテムかもしれません。また、以前にご紹介しましたマッチセーフやマッチブックカバー、昔のジェネラルストアーなどの販売促進用ディスプレイアイテム、もちろん私の大好きなソーダ(各種コーラやルートビアーなど)のTIN SIGNなどももちろんアドバタイジングアイテムですネ~。私はデザインや文字のフォントなどノスタルジーをくすぐられるいろいろな要素を感じることができるのです。

さて、今回は珍しい、アドバタイジングアイテムをひとつ。TAVANNESというアメリカ国内製造の時計メーカーのアドバタイジング・ディスプレイです。この会社の腕時計などは現在も売られていますが、日本では馴染みが薄いかも知れません。
この1940年代製のディスプレイの珍しいところは、ライトアップして(コレだけならよくありますが)、工場の窓やらが透けるようになっていて、夜の光景の場合、星がひかり、その工場の窓だけが薄明るく照らされます。そして、昼のモードになると全体的に明るく照らされ、この昼と夜のモードが繰り返されるわけです。土台やパネル部分は木製で、ライトアップの部分がブリキの金属製で出来ています。いかにも「手作りでひとつずつ作られました」というような丁寧なつくりで、デザインも当時のデザインが反映されています。今でこそ、アドバタイジングアイテムといえば、プラスティックなど加工が容易で、低予算で大量生産が可能なものに移行していますが、1940年代~50年代のアドバタイジング・ディスプレイは恐るべし・・・です。

私が、このディスプレイをアンティークショップで見た時、まさに「一目惚れ」状態で、買う事に迷いはありませんでした・・・きっと、コレが最初で最後の出会いになるだろうと、直感で感じましたし・・・笑。事実、その後、似たような物でさえ見かけた事はありません。きっと私の即決した決断は間違っていなかったのかと思います・・・。ただ、それだけレアな品物なので、欲しがる人・探している人もレアなのでしょう・・・笑。おまけに、買い付けた値段も結構なお値段でしたので、販売価格もそれなりの価格になります・・・。きっと、きっと、「私とは長い付き合いになるんだろうなぁ~」と、おぼろげに覚悟を固めている所存です(笑)

興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡・お問い合わせください。私のホームページのトップページから問い合わせが可能ですよぉ~!!

このブログのブックマークから、私のサイトにリンクしていますので、是非ごらんになってくださいネ~。それでは・・・。

今日の東京:ときどき

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