なんか年の瀬も押し迫ってくると、ちょっと感傷的になってきます。日本も帰省ラッシュで、大変なのかなぁ…。アメリカでのNew Years Dayは、セールこそあれ、その取り扱いはクリスマスに比べると段違いに寂しいもの。
今年も、私にとっていろいろな事がありました。なんか日々勉強の年だったのかなぁ~って。。。で、そろそろ人生の結末を見据えて行動するようになった40歳の年でした。
気になったのが、私がお世話になった??というか、20代の人生に大きな弾みをつけてくれた、私の人生を艶やかに、豊かにしてくれた偉大な人達が亡くなってしまったことです。少し振り返ってみました。
ジャズ♪に詳しくない方にはゴメンなさい。
でも、これを機にジャズに開眼してみてはいかがでしょうか???
1月13日、現代のジャズ界で、若きジャズ・ジャイアント的存在になりつつあったサキソフォニスト、マイケル・ブレッカーが白血病で亡くなりました。享年57歳。
1949年、ペンシルベニア州フィラデルフィアの生まれ。
そっかぁー、彼が亡くなったのが今年の初めだったのかぁー、と思うほど昔のように感じられます。
Michael Brecker の訃報は、私にとってマイルス・デイヴィスやジャコ・パストリアスの訃報についで、衝撃的なものでした。とにかく、まだ、若すぎるのに・・・。本当にいろいろと勉強させてもらいました。私が20代の頃、驚きの遅すぎるMichael Breckerのソロアルバムが発表された後の日本公演の為、マイク・スターンやオマー・ハキムらと共に来日した際に、AKAIのスタジオでのリハーサルに立ち会えた事は、とてもいい思い出です。その際の彼らの音のでかさにビックリしたものです。カッコよすぎる演奏です。
8月15日、モダン・ジャズ界のビート・マスター、ドラム奏者のマックス・ローチがニューヨーク・マンハッタンの病院で死去。享年83歳。死因は不明。
今さら、何も言う事は無いと思います。名トランペッターのマイルス・デイヴィスやアルト・サックスの巨星、チャーリー・パーカーなどの錚々たる面々と共演。夭逝した天才トランペッター、クリフォード・ブラウンとのクインテットも輝かしい歴史的な名盤を残しました。
私にとっては、ソニー・ロリンズの名盤で有名な「サキコロ」こと『サキソフォン・コロッサス』が印象的です。私がジャズを始めたきっかけになったアルバムでした…。彼のすごいプレイを是非!!
9月11日未明にジャズ界の巨星、ジョー・ザビヌルJOE ZAWINULが死去
ジャズ界に偉大な足跡を残してきたピアノ/シンセサイザー奏者のジョー・ザビヌルが、9月11日未明にウィーン市内の病院で亡くなった。享年75歳。
ウェザー・リポートの名盤『8:30』には大変お世話になりました。バードランドをバンドでコピーしたのが懐かしい思い出。特にジャコ・パストリアス、ウェイン・ショーター、ピーター・アースキンがいた時はワン・アンド・オンリーの最高なジャズでした。
このあと、天才ジャコは絶頂期を迎え、最終的に死に急いでしまうのですが…涙。
Teen TownとBlack Marketです。必見です!!
12月23日夜、オスカー・ピーターソンが腎不全にてトロント郊外のミササガ市の自宅で死去した。享年82歳。
彼の訃報はまだ記憶に新しいところですネ。言わずと知れた名ジャズ・ピアニスト。あの小曽根真さんもお手本にしたそうです。あのカウント・ベーシーとの競演は必見です!!
こうしてみると、私がジャズ漬けだった20代の頃がよみがえってきます…。
彼らの作品であるアルバム群もその成果物として残っていますが、残念なのがジャズは生のライブが一番で、もう見られないと思うと残念でたまりません。今後のジャズはどうなってしまうのでしょうか???
そういえば、このまえ友人のミッドセンチュリーの家具を扱っているディーラーと話をしたのですが、50年代に当時発売されたミッドセンチュリー家具を購入したそのころ30代の人々は既に、90歳に近くなっている年齢層で、ここ数年で、どんどん亡くなっているそうです。
で、年々当時のオリジナルのヴィンテージ家具が市場に出回らなくなって来ているとの事。今後はますます減ってくることでしょう…。うーん、どうしよう…。値上がりも必至だしね~。
最後に、読んで頂いている皆さん、ありがとうございました。
それでは、皆様良いお年を!!
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