コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

Jens Quistgaardのデザインのカップ&ソーサー

2012-04-30 16:37:36 | 北欧陶磁器ガラス
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ゴールデン・ウィーク期間中の営業時間のお知らせ

4月28日(土):営業11:00-18:00
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4月30日(月・祝):営業11:00-18:00
5月1日(火):休み
5月2日(水):営業11:00-18:00
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5月4日(金・祝):営業11:00-18:00
5月5日(土・祝):営業11:00-18:00
5月6日(日):休み
*****外出や営業時間が変更になる場合がございますので、予め電話・メール等でご連絡頂きますと確実です

営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)



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北欧デザインの中で、多くの方々に一番身近に感じられているのは何でしょうか?

ムーミン?

マリメッコ?

妻のiPhoneを見て、ちょっといいなぁ、と思いながらもノキアの携帯をいまだに使用中のわたし。

もしかしたら一番はダンスクかも知れませんね、特にアラベスクのシリーズなどは、冠婚葬祭の際のお返しに登場するカタログ・ギフトの定番だったりします。


ダンスクといえば、以前にブログでも紹介したチーク材を使用したアイテムだったり、現在復刻版も発売されていて入手しやすいコーベンスタイルの琺瑯鍋など、いずれもデザイナー、イェンス・クイストゴー Jens Quistgaardの傑作として知られています。

そしてダンスク向けに食器も手がけていました。



DANSKとは切っても切り離せないデザイナー、Jens Quistgaardの1957年デザインのFlamestone (Fluted)パターンのカップ&ソーサーで、クイストゴー本人もアトリエ兼自邸で愛用していたことでも有名です。

ダンスクの陶磁器はモダン・デザインを語る上でのアイコン的な存在となっており、このFlamestone パターンも同様です。


実際に触ってみて思い出すのが、英国陶磁器の代表格『ウェッジウッド』。



ウェッジウッドといえば1774年に登場した『ジャスパーウェア』は有名ですが、こちらも同様の硬く緻密なストーンウェア(器)でしょうか。外観はダークブラウン色の素焼きで、縦溝彫り(Fluted)の模様があしらわれており、内側のみ釉薬の載った艶やかなホワイト。

この対比が素晴らしいアクセントとなっています。





もちろん、普段使いにもお勧めです♪

詳しくは、こちらから。。。



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ロイヤルコペンハーゲンと母の日

2012-04-29 12:17:25 | 北欧陶磁器ガラス
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ゴールデンウィークが始まり、天気も良好!
皆さまお出かけされているのでしょうか?


普段どおり仕事の毎日を送るわたしは、寝る前の読書がちょっとした極楽の時間。

昨晩、アメリカで収集しておいたアンティーク業界誌のバックナンバーを読んでいると、フェニックス市内にある老舗アンティーク店『Second Hand Rose Antique』のオーナーVicの1年ほど前の訃報記事を見つけました。

フェニックス市内に近隣の街を加えると250万人ほどが暮らしてはいますが、アンティーク関連のショップとなると50もありません。

そんな中、このVicの店は言わずと知れた、何十年も続く高品質のアンティーク家具が揃うお店。

多くの惜しむ声があがったことでしょう。


さて、5月にというとカーネーションが定番の母の日がやってきます。

こちらはご存知の方も多い母の日の記念プレートで、デンマークのロイヤルコペンハーゲン製のもの。



クリスマスの記念プレートの方が有名で歴史も古いのですが、こちらの図柄はとっても暖かみに満ちています。



母の日孝行にいかがでしょう♪

詳しくは、こちらから。。。



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Eva Zeiselの魅力

2012-04-27 13:53:07 | アメリカ陶磁器ガラス
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以前に本ブログでも紹介したEva Zeisel



オハイオ州の陶器メーカー、HALL CHINA COMPANY社製のテーブル・ウェアで、『Tomorrow's Classic』シリーズの『FANTASY ファンタジー』というパターンのカップ&ソーサーです。

パターンというのは、シリーズの装飾の事で、こちらの場合、幾何学的な線形模様がそのパターンとなります。つまり、別の言い方をすると、造形(フォルム)が共通で、パターン(装飾)違いのシリーズがあるということです。


ディナープレートやソーサーなど裏面の面積が大きいアイテムですと、会社名やその他の情報が刻印などとして入れ込むスペースが取りやすいのですが、カップの裏面となると大抵面積が小さいので、一部情報や省略されたり、刻印そのものが省略されることもあります。

ラッセル・ライトのアメリカンモダンのカップの裏面などは、刻印が全て省略されている例。だからといって、『ニセモノじゃないかな?』と心配する必要も無いのですが(笑)



ちなみにこのカップの裏面はというと、『FANTASY 2169』という文言だけが無愛想に刻まれています♪



この滑らかな曲線のラインが魅力的。お好きな方はいかがでしょうか。

詳しくは、こちらから。。。


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Ben Seibelはいかがでしょう?

2012-04-26 12:42:18 | Ben Seibel ベン・サイベル
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日々の悩みのひとつに『英語の固有名詞をカタカナにすること』があります。

もう既に認知度があり既成事実化された固有名詞を使う場合はそれにならうだけなので簡単なのですが、アメリカの現大統領のオバマさん(Barack Obama)も英語だと実にアクの強い発音です。

ポールマッコブ(Paul McCobb)にしてもすでに記載していますが、実際にされている発音を正確にそのままカタカナにするとなると、マッカーブのようになってしまい、なんかしっくりこない気がします。

難しい・・・誰かが決めてくれたら良いのに♪


さて、本日ご紹介するのが、Ben Seibelです。

ちょっと通好みのデザイナーで、Arthur Umanoff、Frederick Weinberg、Tony Paulなども同様ですが、マッコブやネルソンが好きな方にはきっとしっくりくるのでは。

さて、肝心の発音はというと、英語ではサイボーとサイベルの中間のように聞こえますが、敢えてベン・サイベルと記述しておきましょう。

陶磁器の他にもガラスや雑貨・アートなど幅広い活動をしたのですが、今回はカップ&ソーサー。







ラッセル・ライトで御馴染みのIroquois向けのデザインで、なんとも個性的!

お好きな方はいかがでしょうか。

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ゴールデン・ウィーク期間中の営業時間のお知らせ

2012-04-25 13:23:17 | アンティークディーラーの日常
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今週末からはいよいよゴールデン・ウィーク!

お出かけされる予定の方も多いでしょうねぇ・・・うらやましい。。。


さて、期間中は営業時間が変則となりますのでご注意下さいませ。
外出や営業時間が変更になる場合もございますので、遠方よりお越し頂く際は、予め電話・メール等でご連絡頂きますと確実です!

尚、入荷に伴い店内はメインテナンス前の商品で混みいっておりますが、ご予約受け付け中です。

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電話:03-6808-7884
メール:info@cozyantique.com


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unless otherwise stated...

2012-04-20 17:59:54 | アメリカン・サイン
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忘れた頃にやってくる『アメリカン・サイン』ですが、約3ヶ月ぶり、ということでガッツリ忘れてました♪

画像のみ掲載するのはどうも不親切な気がしてしまい、なんとか文章をひねり出そうとするのですが、元来の文才の無さが災いして、ついつい不精しがち。

と言い訳はこのくらいにして。




買い付け時や雑誌を読んでいると『unless otherwise stated...』という英語を見かけます。


中・高校生時代、英語嫌いだったのですが、受験勉強をキチンとしていた皆さまはご存知なのでしょうか?

初めて見たときには、主語が無い・・・とか全く文法的に良くわからなかった文章ですが、『別段に記述しない限りは・・・』的な意味で使われています。

そして、その前段には肯定的な意味の文章が付くことが多い気がします。

大サービス!どれでも1個100円!特に価格記載が無ければ・・・。

みたいな。


ちょっと話は脱線しますが、アメリカでは『特に記載が無ければ、(行動しても)O.K.』なのに対し、日本だと『特に記載が無ければ、(行動しては)ダメ』みたいな。

気のせいかな・・・。

基本的に自己責任社会なので、個人の裁量によるところが多いのだと思います。



さて、本題のアメリカン・サイン。

日本では基本的に列車が来ていなくとも一時停止の踏み切りですが、アメリカでは普通は一時停止は不要。交差点でも基本的には赤信号でも右折は可能。

ということで、特段交通量などを鑑みて必要と思われる場所にのみ、『Stop On Red Signal』とか『No Turn On Red』の看板が立てられる。



こちらは、踏み切りで使われていたであろう、結構な大きさの古い看板。1930-40年代頃かな。

ところどころ球切れしていますが、アンティーク・ショップで見かけた、こちらはしっかり価格がついていました。結構高い!







オトコ心をくすぐる一品♪




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『世界のかわいいカップ&ソーサー アンティーク、ヴィンテージと暮らす』

2012-04-18 14:21:42 | アンティークディーラーの日常
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昨年12月末のブログでも書いた取材の話でしたが、早いものであれから3ヶ月、先週その書籍が発売になりました。

タイトルは、『世界のかわいいカップ&ソーサー アンティーク、ヴィンテージと暮らす』。



207ページ、全カラーで写真や用語解説のほか、コラムやエッセイが盛り込まれており、国別・窯別の幅広いアイテムを楽しめると思います。

貫入とヒビの見分け方など、実際に購入する際に知っておいた方が良い情報なども記載されていますので役に立つ内容も。



さて、ブログで触れた取材時、当店で取扱のある商品の取材とお店の紹介などがメインだったのですが、年明け1月にはエッセイの依頼のお話を頂き、あまり深く考えることなく受けることにしました。

結果、1月後半は30通あまりのメール交換を通じて、せっせと初エッセイ執筆に時間を費やし、また買い付けの準備時期とも重なり、ブログの更新頻度がダウン!



こちらはエッセイとコラムの違いもわからないような素人で、どんな内容のエッセイを望まれているのかさえ図りかねていたので、休日返上で、全く内容の異なるエッセイを都合3パターン準備。


そのうち、商品や書籍の内容から一番かけ離れてると思われる、自分としては想定外の『業界裏話のような内容』のパターンが採用される事に。もちろん実話に基づいてます♪

選ばれたパターンのエッセイを元に、それから何度となくリバイズがかけられ、最終的に4ページのエッセイにまとめられましたが、ライターさんのプロの技術力を目の当たりにした貴重な経験。

何事もなんとかなるもの。さすがに、準備した他の2パターンが日の目を見ることは無さそうですが(笑)



世界のかわいいカップ&ソーサー
アンティーク、ヴィンテージと暮らす


是非書店でお手に取ってご覧下さい!




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ラッセル・ライトの食器たち

2012-04-14 18:56:46 | Russel Wright ラッセル・ライト
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4月15日(日)は大江戸骨董市です!

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さて、昨日のポールマッコブに続きラッセルライトのデザインした食器たちです。


ラッセル・ライトは食器以外にも家具や照明その他幅広いデザインを手がけており、この時代の他のデザイナー(マッコブやジョージ・ネルソン)とかなり共通点が見られます。

20世紀中頃のいわゆるミッドセンチュリー時期のデザイン、特にモダニズムの系譜に沿っているようなデザイナーのデザイン(特に家具など)の大きな特徴は多様な素材にチャレンジし組み合わせを試みているところです。

一方、食器のデザインの場合、素材を混ぜるという事は難しいですし、焼き物で言うと、最初から陶器か磁器という選択肢しかありません。

また、デザイナーは基本的に自ら轆轤(ろくろ)を回して製作するような陶芸家や職人でもないので、ルーシー・リーのように釉薬を研究したり、掻き落しのような技法に凝る事ができる訳でもなく・・・という訳で、与えられた制約の中で、個性やスタイルを前面に押し出す手段は、必然的にそのフォルムにとことんこだわる事だったと思います。

さて、ラッセル・ライトも例外ではなく、フォルムにこだわりぬいたデザイナーの1人でしょう。


ラッセル・ライトの食器は、幾つかのメーカーより販売されました。

まずは、有名なアメリカン・モダンのシリーズ。

食器といえばセット販売が主流の時代に単品の販売を始め、好評を得ました。余談ですが、当時の資料には、カップとソーサーそれぞれに異なる品番と価格が設定されていました。

この結果、当時は必需品ではないアイテム(販売数が少なかったアイテム)が現代を生きるコレクターにとっては手に入れにくい『レアもの』となり、その存在が気がかり(笑)

さて、デミタス・カップもそんなひとつ。まあ、アメリカン・コーヒー全盛の時代にエスプレッソを飲む人はかなり少数派だったのではないかと想像します。





かなり、かわいいです!





そして、陶器にはつきものである貫入などの問題点を解消すべく誕生したのが、イロコイズのカジュアル・チャイナ・シリーズ。

こちらは、自動車業界のマイナーチェンジやフルモデルチェンジを経験しているためか、結構奥が深い。

カップの取っ手ひとつとっても時代によりフォルムが異なるので、裏面のバックスタンプ(刻印)と合わせて、時代の判別に役に立ちます♪


(左から古い順)

という訳で、これらのカップはどちらもラッセル・ライトのカジュアル・チャイナのシリーズですが製作年代が異なります。



また、次のシュガー&クリーマーのように、デザイン面でフルモデル・チェンジを経験したアイテムなどは、オリジナル(Original)とリ・デザイン(Re-designed)という風に呼び方を区別しているので、更に紛らわしいかもしれません。



ひとつずつ、じっくり見てゆくといろいろと発見もあります♪

詳しくは、こちらから。。。




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ポールマッコブの食器たち

2012-04-13 16:10:19 | Paul McCobb ポール・マッコブ
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さて、ポールマッコブのデザインした食器たちです。


マッコブの食器には大きく分けて2種類ありまして、アメリカ製のジャクソン・チャイナ(Jackson China)と日本製のジャクソン・インターナショナル扱いのもの。


特徴は、前者がアメリカのレストランで実際に使われる、非常にガッチリして厚みのあるシリーズ。

一方、後者は主に家庭向けに発表されたもので、多彩なパターンが楽しい『コンテンプリ』シリーズやヨーロッパのローゼンタールなどのようなフォーマル・ウェアを思わせる金彩の鮮やかな『プロファイル』シリーズなどが有名です。









これらは、いずれも『コンテンプリ』シリーズのもの。


『コンテンプリ』シリーズには30種類ほどのパターンが存在し、それぞれに名称がつけられていますがフォルムは共通です。

厳密な当時の資料があれば良いのですが、簡単な手がかりとしては食器の裏の刻印を見ていくのが『急がば回れ』の方法かも知れません。

ちなみに、刻印の情報量は一般的に大物(ディナープレートなどのシリーズで一番大きい物)の食器では多く、小さいモノになると情報が省略されていたりします。単純に刻印を載せる面積が小さいからだと思いますが、カップの裏面などでは刻印自体が無い物も多く存在します。





さて、こちらはアメリカ製のジャクソン・チャイナのシリーズです。



こちらは全く手探り状態で、どのくらいのパターンがあるかは不明ですが、かなり多いのでは・・・。

余談ですが、いわゆるデザイナーモノにこだわらず、多数の陶磁器メーカーで製作された『レストラン・ウェア』を専門に集めているコレクターもアメリカ国内にはいたりして、奥が深い分野です。

なかなかお目にかかれないのが難点ですが、モダニズムショーなどに参加するディーラーなどが持ち込んだりしていて、わたしにとっては参考書などでしか見たことも無いような稀少なモノばかりなのですが、専門のディーラーにとってはそうでも無さそう。

まあ、年季が違うといってはそれまでですが、恐るべしです(笑)

という訳で、今回の買い付けでは、ショーで幾つか譲って頂きました。


詳しくは、こちらから。。。




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『春の食器フェア』のお知らせ

2012-04-12 23:44:33 | Paul McCobb ポール・マッコブ
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今週月曜日は、羽田空港近くの京浜島にあるロジスティクスの倉庫に荷物の引き取りで、その後どうも疲れが取れません(笑)

広い敷地内には保税倉庫が設けられていまして、海外から輸入して、日本国内で製造・組み立てをしたりして、最終的に海外へ販売する、といったような場合、一旦日本に入れる際も関税や輸入消費税がかからないようです。

この保税倉庫の管理などが厳密に定められているようなので、その分手続きが面倒なのですが、昨今話題のTPP交渉の成り行きによっては、手続きが簡素化されるかも知れませんね。

一方の輸入消費税は、国内の消費税と同様5%なのですが、このあたりも引き上げ対象になるんでしょうね・・・。


さて、今週土曜日より『春の食器フェア』と名付けて、店頭にアイテムを並べております!

まあ、フェアなんて名付けると大袈裟ですが、いずれも数に限りがございますし、コンディションの良い物から順に販売となりますので、お好きな方はお早めにお越し下さいませ。







ラッセル・ライトやポールマッコブのアイテムを始め、その他珍しいデザイナーのアイテムも取り揃えましたのでお楽しみに♪

Webは順次更新してゆきます・・・予定。





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ゴーストタウンで見かけた、薬莢に火薬を充填する老人

2012-04-06 15:11:02 | 販売
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東京も桜が満開だそうです。

昨夜の帰り道、ご近所の六義園の『しだれ桜—満開!ライトアップ』の為でしょうか、入園を待つ人々のながーい列が鳩山邸の方まで出来てました!

ライトアップの期間が今週末の8日まで延期されましたので、夜にお越しの際は是非とも暖かい格好で。。。まだまだ夜は冷えます♪
(ちなみに、近所の居酒屋さんなどは混雑予想・・・。)


さて、本日は、『1966 Vintage Lee Powder Measure Kit』のご紹介。

アメリカで高速をドライブしていると、たまに『Ghost Town ゴースト・タウン』の標識を見かけることがあります。

もちろん、『ゴースト・タウン=幽霊の街』ではなく、金の採掘や炭鉱の跡地で、現在は廃墟のようになった場所。
(幽霊の街を強いて言うと、ホーンテッド・タウンかな?)

面白そうなので寄ってみると、古い建物がそのまま保存され、アトラクションのようになっていました。

そんな建物の中でひとりの老人がせっせと弾薬つくりに精を出しておられて・・・そう、薬莢にせっせと火薬を詰める訳です。

もちろん、薬莢は本物です。出来ている弾を買うと高いので、節約なのでしょうが、日本ではあまり見ることの出来ない光景です(笑)


さて、こちらはその薬莢(弾薬)に火薬を充填するセット。



記載されているパウダーは火薬のことですが、マニアは複数種の火薬をブレンドして、配合を決めているようです。



火薬の種類と対象の銃器(WinchesterやHodgdonなど)を簡易スケールで選ぶと適切なメジャー・カップがわかる仕組み。







女性はあまりピンと来ないかもしれませんが、男性なら一度くらいモデルガンとか空気銃などに熱中した頃もあるでしょう。



非常に珍しいアイテムですので、お好きな方はいかがでしょうか。

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仕立屋さんなどで面白いディスプレイ・アイテム

2012-04-05 17:41:00 | 販売
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慌ただしい毎日。

東京港にコンテナ船が到着しましたので、通関の為のインヴォイスを準備。

しかーし、ここで問題発生。

いかんせん買い付け中の最中は多忙で、買い付け商品の画像を撮影する時間など無い。

結果、英文でとりあえず作成しておいたリストを見ながら記憶をたどってゆく訳なのですが、点数が多かったりしてなかなか想い出せない(笑)

各商品の材質なども記載する必要があるのでなおさら・・・歳は取りたくないものです。


一方、店内を見渡してみると、昨年買い付けたアイテムでHPに掲載していないアイテムも結構ありますので、そういったアイテムもご紹介してゆかなければ・・・。



こちらは、1930年代~40年代にかけての女性用のドレスなどの仕立て屋さんで使われていたスカートマーカーというもの。

鋳造された鉄製の土台に、木製のインチ・スケール(物指し)が取り付けられ、ゴム製のホースとポンプ・ボールで構成されたもので、ポンプ・ボールとホースは先端の粉チョークが取り付けられたボトルにつながっています。





スカートの丈を合わせる際に、ポンプを移動させ、適当な位置でポンプを押すと、チョークのボトルの先端の隙間から粉チョークが吹かれて、スカートに印をつける仕掛けです。





非常に珍しいアイテムで、稀に見つかった際でもチョークを入れるボトルが欠品している事が多いので、チョーク入りのボトルまで揃っている物は貴重です。



ただ、稀少なもの、いわゆる珍品ほど欲しがる方は少ないのですが・・・笑。

ホース部分はゴムの経年劣化の為、途中で切れてしまっていますので、実際にご使用されるのであれば交換する必要があるでしょう。

Nice display piece for Seamstress!!


詳しくは、こちらから。。。



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