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メキシコ湾沖の原油回収作業にロシアが援助

2010-07-31 | ラジオ
メキシコ湾沖で流出した原油を回収し、これをアメリカで道路建設の際の材料にするという作業を、ロシアの研究所が請け負うことになった。
(???)にある環境および天然資源リサイクル研究所がこれに取組む。アメリカの企業グローバル(何語言ってるんだ???)グループと、同研究所は事故で流出した原油の回収作業と、その再利用そしてアメリカの海岸地域の浄化作業を行う契約書を結んだ。
イギリス石油大手のBP社が所有する石油プラットホームで火災が発生し、石油が流出をはじめルイジアナ州、アラバマ州、ミシシッピ州が損害を受け、地域の環境問題が懸念されている。

研究所のマーケティング専門家はアメリカは事故後、69000トンの事故回収作業案を検討したが、なかでも最も効果が期待されるとして、(?)の研究所による提案が承認されたとして、次のように話している。
「私たちがこの市場で、すでに5年活動している。私たちには豊かな経験があり(?)全土で、900のプロジェクトを完成してきた。こうして今はアメリカと共同で取組もうとしている。
その取り組みの一つが原油を吸着剤で回収する作業となる。この吸着剤の中に石油を炭酸ガスと水に分解する微生物を混ぜて使う」
研究所の専門家はこの様に話している。

メキシコ湾沖での作業期間はかなり長く、およそ1年行われることになる。
この間、研究所が特許を取得した(???)13種類を、流出した原油から精製することになっている。
これらの物質はアメリカ国内で、道路や射撃場、防水剤や断熱材に転用されることになっている。
「私たちが結んだ契約の内容はコンサルティング料だ。私たちは自社開発の素材を提示する(???)から技術者を定期的に派遣し、アメリカの専門家に指導を行い、彼らがメキシコ湾での作業に当たれるようにすることになっている」

この研究所が建てられたのは2005年だ。主な研究活動として環境分野での開発と、新技術の導入、自然保護イベント開催、環境の監視がある。
研究所は石油流出事故の回収や石油廃材の再利用に特化している。
同研究所によって北部ロシアの大規模石油ガス採掘企業のために、900のプロジェクトが実現されている。

(?)は聴き取れず
(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れない

石油の支配者 (文春新書)

浜田 和幸
文藝春秋


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7月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル