ロシアでは多くの人々が今年2006年を肯定的に評価し、希望を持って新
しい年を迎えようとしている。これは全ロシア世論調査基金が実施した調
査の結果、明らかになった。
全ロシア世論調査基金の専門家達は、ロシア人の生活が軌道に乗り始
めていると見られている。調査によって示されたのはロシア人の多くが、今
年積極的に進められた社会政策を高く評価しているという事実だ。
取り分け肯定的な出来事として取り上げられたのは給料や年金、奨学金
の増額と保健、教育、住宅、農業という国家プロジェクトだ。
全ロシア世論調査基金のペトホフ代表は今年2006年を、ロシアが社会的
・心理的側面をも含め、危機から抜け出した年であると位置づけ次のよう
に語っている。
「世論調査の回答者の内70%以上が、2006年を肯定的なものとして評価し
ている。この評価は、ある程度までは社会、経済的な基盤に支えられてい
ると言っていいだろう。私達の調査により国民の収入のレベルが、急速に
増えていることが明らかになっている。1999年には39%のロシア人が自ら
を中流であると意識していたのに対し、現在ではこの比率は1.5倍以上に
増え59%となっている。
また来年2007年を迎えるに当たっても、楽観的な見方が増えている。
圧倒的多数の回答者が来年は今年よりさらに良くなるだろうと答えた」
全ロシア世論調査基金のペトホフ代表は、このように語っている。
また世論調査の回答者の多くは、今年最大の国際事件として、イラク戦争
とサダム・フセイン元イラク大統領への死刑判決を挙げている。このほかに
はイスラエル・レバノン紛争や北朝鮮とイランの核開発問題がロシアでは
大きな注目を集めたほか、アメリカ議会選挙における与党・共和党の敗北
に対する関心も高いものだった。
一方ロシア国内で起きた国際的な出来事としては、サンクトペテルブルク
で開催されたG8サミットが重視されている。
スポーツ界のイベントとしては、2月にトリノで行われた冬季オリンピックでの、
ロシア代表の活躍が最大の注目を集めた。
またロシアを代表する政治家として、最も多くの人が名を挙げたのがプーチ
ン大統領で76%の回答者が、今年2006年最大の政治家としてプーチン大
統領を選んでいる。
プーチン大統領に大きく引き離される形で、二番目に多い支持を集めたのが
メドベジェフ第一副首相とロシア自民党のジリノフスキー党首、また三位には
イワノフ国防相の名が挙がっている。
12月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
しい年を迎えようとしている。これは全ロシア世論調査基金が実施した調
査の結果、明らかになった。
全ロシア世論調査基金の専門家達は、ロシア人の生活が軌道に乗り始
めていると見られている。調査によって示されたのはロシア人の多くが、今
年積極的に進められた社会政策を高く評価しているという事実だ。
取り分け肯定的な出来事として取り上げられたのは給料や年金、奨学金
の増額と保健、教育、住宅、農業という国家プロジェクトだ。
全ロシア世論調査基金のペトホフ代表は今年2006年を、ロシアが社会的
・心理的側面をも含め、危機から抜け出した年であると位置づけ次のよう
に語っている。
「世論調査の回答者の内70%以上が、2006年を肯定的なものとして評価し
ている。この評価は、ある程度までは社会、経済的な基盤に支えられてい
ると言っていいだろう。私達の調査により国民の収入のレベルが、急速に
増えていることが明らかになっている。1999年には39%のロシア人が自ら
を中流であると意識していたのに対し、現在ではこの比率は1.5倍以上に
増え59%となっている。
また来年2007年を迎えるに当たっても、楽観的な見方が増えている。
圧倒的多数の回答者が来年は今年よりさらに良くなるだろうと答えた」
全ロシア世論調査基金のペトホフ代表は、このように語っている。
また世論調査の回答者の多くは、今年最大の国際事件として、イラク戦争
とサダム・フセイン元イラク大統領への死刑判決を挙げている。このほかに
はイスラエル・レバノン紛争や北朝鮮とイランの核開発問題がロシアでは
大きな注目を集めたほか、アメリカ議会選挙における与党・共和党の敗北
に対する関心も高いものだった。
一方ロシア国内で起きた国際的な出来事としては、サンクトペテルブルク
で開催されたG8サミットが重視されている。
スポーツ界のイベントとしては、2月にトリノで行われた冬季オリンピックでの、
ロシア代表の活躍が最大の注目を集めた。
またロシアを代表する政治家として、最も多くの人が名を挙げたのがプーチ
ン大統領で76%の回答者が、今年2006年最大の政治家としてプーチン大
統領を選んでいる。
プーチン大統領に大きく引き離される形で、二番目に多い支持を集めたのが
メドベジェフ第一副首相とロシア自民党のジリノフスキー党首、また三位には
イワノフ国防相の名が挙がっている。
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12月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル