1010 Radio

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世界初の原爆実験から65年

2010-07-21 | ラジオ
65年前の7月16日、世界初の原爆実験が行われた。
1945年7月16日、アメリカ・ニューメキシコ州試射場では、世界で初めて核爆弾が爆発した。
目撃者の証言によると、爆発による閃光は、実験場から290キロの距離でも見られ、爆発音は160キロ地点まで聞こえた。
アメリカが核兵器の開発を始めたのは1942年9月のことだ。
マンハッタン計画の枠内で(電波が弱く聴き取れず)
(???)てアメリカやイギリスのほか、ヨーロッパのほぼ全ての国から(?)の優れた学者や科学者たちが集められた。
核兵器の開発にはノーベル賞受賞者12人を含む、大規模なグループが取組んだ。

核実験は何をもたらすか―
核大国アメリカの良心を問う


河井 智康
新日本出版社


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第二次世界大戦の始まり、ドイツはイギリスの街を激しく爆撃した。
これによりイギリスの核計画は危機に晒された。この状況を受けイギリスは、自国の研究と主な開発者達を、自発的にアメリカに渡す決定に署名した。これによりアメリカは原子核物理学の発展において主要な立場を得た。
開発は休むことなく続けられた。1945年5月、学者達はホワイトハウスの代表者たちを(???)し、新兵器の実験を行う用意があると報告した。

特別の試射場には高さ30メートルのタワーが建設された。22キロトンの威力を持つ原子爆弾の組み立ては7月12日に開始された。
それから二日後起爆部無しで用意された原子爆弾はタワーの上に挙げられた。
そして7月16日、5時29分爆発が起こった。
実験は成功したと認められ数日後、アメリカのマスコミはこのニュースを世界に伝えた。
「鮮明な閃光はニューメキシコ州北部(?)山脈、大地の上の空を(???)した。キノコを彷彿させる放射線(???)ないの特徴的な雲は高さ3万フィートまで上った。
爆発の場所に残ったのは粉々に砕けた(???)ガラスの破片であった。爆発は壊滅的な熱作用と放射(???)を広大な???9にわたって生息する、全ての生物に及ぼしている。
1945年8月、アメリカは日本の広島と長崎に原爆を投下した。この結果20万人以上の人々が亡くなった。一般市民は殺害そして街を廃墟化することは現実的に必要不可欠とされるものではなかった。アメリカは新兵器の壊滅的な威力を、ロシアに誇示すると言う政治的目的を追求したのだ。
この日から宇宙への有人飛行のように、20世紀後半の象徴となった軍備拡張競争が開始したのだ」

封印されたヒロシマ・ナガサキ―
米核実験と民間防衛計画


高橋 博子
凱風社


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(?)は聴き取れず
(???)は女性の不明瞭な言葉で聴き取れない

7月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル