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有害サイトの規制に取組むロシア

2010-07-22 | ラジオ
ロシアの情報通信相はロシア新聞からのインタビューに答えた中で、インターネットの規制に付いて言及し、ロシアの憲法にはインターネット上の検閲を禁じる規定はないが、それがインターネットを無法状態にしてよいということを意味するわけではないとの見方を示した。
インターネットを検閲することは非常に難しいことだ。
というのも現在ロシア国内のネット利用者の数は(?)にも上っている。
この利用者達の入手することの出来る情報を、事前にチェックするためには、ほぼその利用者と同じ人の数が必要となる。

これに付いて大臣は、もちろんそうした作業を行うことは、経済に大きな(?)をになるだろうが、やはりそれを実際に行うのは不可能だと述べた。

インターネットを無法地帯にしてはならない。しかしこれを調整するための、最終的なシステムを構築出来た国は、今のところ一つもない。
今、全ての国がある程度(?)した対策を講じているのはサイバー犯罪、個人情報やデータの漏洩、技術的経済的損失、児童ポルノなどの分野だ。

しかし大臣によればロシアは技術的、或いは法的に対処できるのは、ロシアのインターネットのみで、有害な情報がそれ以外のサーバーに掲載されている場合には、努力は無駄なものになる。
一方で児童ポルノの取締りにおいて、ロシアはすでに正しい一歩を踏み出してい
る。
これに付いてITの専門家は、ロシアの声からのインタビューに対し次のように述べている。
「今から1年ほど前、自己規制のための組織『ネットクラブ』を作るというアイデアが生まれた。団体やネット接続業者などが自主的に、子供のためのコンテンツをより分けるためものだ。
そしてそれぞれの利用者は、こうしたクラブのメンバーとなることが出来、子供が有害サイトを閲覧するのを防ぐことが出来るという訳だ。
道徳的な観点から言えば非の打ち所の無いアイデアだ。
技術的にば簡単ではないが、実現されつつある。
昨年『友好ルーネット』という組織が出来、ロシア児童ポルノ撲滅(???)というものが出来た。
つまりこの分野でロシアは、世界に良い模範を示していると言えるだろう」
専門家は、このように述べている。

大臣はこの自己規制のためのクラブ作りは、非常に展望あるものだと見ている。
何故なら子供達がアクセスする可能性のある、情報を区別する事が可能となるからだ。
またこのネットクラブは有害な情報をブロックするだけでなく、年齢や興味にあったサイトを子供達の(?)ものとなる。
そして何よりも大切なのは、親たちが自分の子供が児童ポルノの被害者になったり、ロシア語を著しく歪めるネット(?)をないという(信号が弱くNG)

(?)は電波が弱く聴き取れず

気をつけよう!ネット中毒〈第2巻〉ネット事件・有害サイト

渋井 哲也
汐文社


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5月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル