用事が早く終わり、少し寄り道でもと思い、青森市堤を走行していたら、いままで建っていた店舗が無くなり更地に
なっていた。
「え?」と思いながら引き返して確認すると、そこには大澤洋装店と市場が存在していた場所だ。
ボクが高校生のころまで近くに住んでいたので両店とも思い出深い。
とは言っても母に連れられて入店したのは小学校入学前なので朧げに記憶が残っているだけなのだが、それでもいろんな
思い出が残っている。
とくに洋装店の前にクルマを停めていると、ショーウインドーを磨いてる女性店員の姿を思い出される。
また、ここの並びには倒産してしまったがスーパー亀屋もあった。
さらに国道沿いには書店、おもちゃ屋、金魚や熱帯魚を売っていた店、さらに門にはたい焼きや、お焼きを売っていた店、
等など規模は小さいが堤商店街として活気があった。
しかし、それらの店すべてが無くなってしまった。
客足が遠のいた要因の一つに、熊社会に対応できなかったことが挙げられる。
なんせ多くの店に駐車場がなかったことだ。ボクが小さい頃はそれで良かった、しかし多くの人がクルマを持つようになると
違法駐車対策の取り締まりも多くなり、おちおち落ち着いて買い物が出来ないようであれば当然、客は遠のき寄り付かなくなる。
話を元に戻せば、今回無くなった洋装店と市場の店舗はかなり老朽化している。
経営状態は分からないが、このまま経営を続けても難しい状況だったのではと察する。
しかし、それにしても寂しすぎる。