1010 Radio

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アメリカで新たにロシア人スパイを逮捕

2010-07-14 | ラジオ
アメリカではロシアのスパイと見られる人物が新たに1人拘束された。
ウオールストリートジャーナルが伝えるところによると、捕まったのは23歳の男性で名前は公表されていない。

CIAは2009年秋から、この人物に付いて調査を開始していたということだ。
これでアメリカにより逮捕された、ロシア人スパイの数は12人となった。
10人はアメリカのスパイと交換されロシアに帰国。1人は保釈金を支払い釈放されている。

スパイの世界史 (文春文庫)

海野 弘
文藝春秋


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7月13日放送 ロシアの声・ニュース

チョンアン号の沈没事故に関し議長声明案を提出した国連安保理

2010-07-14 | ラジオ
韓国の哨戒艦チョンアン号沈没事件で、国連安全保障理事会は8日、緊急の非公式協議を開き議長声明案を採択した。
韓国の哨戒艦チョンアン号は3月26日、黄海で警備活動中に沈没し46人が犠牲となった。
西側の専門家を含めた韓国主導による国際調査団が5月に調査結果を発表。事故は北朝鮮による魚雷の発射が原因だと断定した。
一方、北朝鮮は事故への関与を断固として否定している。
これにより南北朝鮮の関係が急激に悪化した。

北朝鮮は調査のやり直しを何度も求めてきたが、韓国はこれに応じない姿勢を見せている。
国連安保理は6月にも、韓国・北朝鮮と個別に会合を開き双方の報告を聞いたが、会合では具体的な方策や時期に付いて合意することが出来ず、如何なる決定も下されなかった。
今回の声明案でも北朝鮮を名指して非難するという文書は盛り込まれておらず、黄海での沈没を招いた攻撃を非難すると言う表現に留められている。

ロシア科学アカデミー国際関係世界経済研究所・近代朝鮮問題研究センターの専門家は、次のような予測を寄せている。
「国連安保理会合を総括することは時期尚早だと考える。何故ならロシアの専門家が入手した調査結果からは、まだ明確な結論を導き出すことは出来ないからだ。
ですから私自身の見解をまとめることも出来ない。しかし私にはこの声明案には根拠が無いように思われる。何故なら何らかの事件に付いて誰かを非難するためには、それが本当にその人の罪なのかどうかを、はっきりさせることが必要だからだ。この事故をめぐる話し合いは長期化するだろう。
決定的な声明が出されることは無いと思う。ただ国連安保理会合で、全く成果が無いといのも好ましくない。
いずれにしても誰かを名指しで非難するような声明(今回のイントネーションだと「生命」になってしまう)が、採択される可能性は少ないだろう」
ロシア科学アカデミー国際関係世界経済研究所・近代朝鮮問題研究センターの専門家はこのように話している。

一方、日本のマスコミなどでは国連安保理の会合では恐らく、魚雷攻撃を行ったのを誰かに付いては触れられず、事故をめぐる話し合いの詳細を総括する
ような声明(ここのイントネーションも同様に「生命」)が採択されることになるだろうと報じられている。

声明のイントネーションが「生命」になっている。

7月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル