1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシアの声(12月30日放送)

2005-12-31 | ラジオ

●プーチン大統領は一連の国々の首脳に、新年のお祝いの
 メッセージを贈った。このメッセージはウクライナ大統領を含
 むCIS諸国他、国際部隊で重要な役割を演じているイギリス
 やアメリカ、日本など26カ国の首脳にメッセージを贈っている。
ロシアとウクライナは、ロシア産天然ガスのウクライナへの
 売却価格を巡って意見に大きな隔たりがあり、プーチン大統
 領は価格を引き上げる代わりに、商業クレジットを提供する提
 案に対し、ウクライナ大統領が拒否する一幕もあったが、両国
 は今日も交渉を続けることになった。
 尚、ロシアのガスプロム社代表は、契約が調印できなかった場
 合、ガスプロムはウクライナへの供給を、1月1日午前10時に供
 給を止めるとした。

●ウクライナでは3月26日に実施される、最高会議の選挙に向け
 立候補者名簿が発表された。今回の選挙では初めて、比例代
 表制に一本化される。
●イランの最高安全保障委員会報道官は、ロシアがイランの原子
 力発電所用のウラン濃縮作業を、イラン領内で行う案を出したこ
 とに対し、その案を現在イラン側が検討していることを明らかにし
 た。
●イラクでは先日実施された、議会選挙の結果を改めて確認する
 ため、特別な国際委員会が設置された。

●韓国議会はイラクに派遣されている、韓国軍部隊の内三分の一
 を削減する法案を承認した。
●アメリカは北朝鮮が国際監視団を受け入れなければ、北朝鮮へ
 の食糧支援を再開しないとした。これは北朝鮮が国際的な人道
 支援団体に対し、活動を停止し北朝鮮から退去するよう求めた
 ことを受けて、アメリカ国務省報道官が明らかにした。
●ロシアのアダモフ元原子力相は、アメリカの特務機関が妨害し
 なければ、アメリカの裁判所に出頭する用意があることを弁護
 士を通じて表明した。アダモフ氏はロシアの原発の安全性強化
 の為に、アメリカが支援した資金の内、900万$を着服したとし
 てアメリカから指名手配を受け、5月2日にスイス当局に身柄を
 拘束されている。

●中国の化学工場爆破事故によって、アムール川に流れ込んだ
 有毒物質は、ロシア極東の中心都市ハバロフスクから約230㎞
 下流の地点を流れている。
●駐ロシア野村日本大使はイタルタス通信の独占取材に対し、来
 年1月1日よりG8議長国となり、ロシアがその任務を首尾よく果
 たすことが出来るよう、日本は全力を尽くして支援することを示し
 た。
●全ロシア世論調査研究センターが今月行った、アンケート調査
 の結果、ロシア国民の73%がプーチン大統領の大統領としての
 活動を肯定的評価していることが判明。一方。立法機関及び執
 行機関としての連邦政府の活動に対して、国民の評価は低く全
 体的に否定的な回答が出揃った。

共同通信ニュース予定〈2006年版〉

共同通信社

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中国国際放送(12月29日放送)

2005-12-30 | ラジオ

●胡錦涛国家主席は28日、映画制作者が引き続き努力し、大
 衆に喜ばれる作品をより多く製作するよう希望した。
 1905年に中国で初の映画「定軍山」が作られ現在、中国には
 100社あまりの映画制作所があり、毎年200本ぐらいの映画を
 製作している。
●中国全人代常務委員会は来年1月1日から、50年に渡って実
 施されていた農業税条例の廃止を決めた。これで2600年の歴
 史がある農業税が完全に廃止されることになった。
 中国の農業税条例は1958年から施行されたもので、この条例
 に基づいて、現行の農業税制度には、農業税、農業特産税、
 牧畜業税が含まれている。条例撤廃後、タバコの農業特産税
 のほか、その他の農業税は全部廃止される。
 初歩的な統計によると、これにより毎年農民の負担がおよそ
 500億元軽減される。
●中国電力の総出力は急速に増え、5億キロワットアワーを突破
 した。

●中国国務院報道弁公室は、重大な突発公共事件が発生した
 場合、国務院報道弁公室は事件に対する急速な反応を示し、
 情報を即時発表するとした。現在、国務院は、70の部門が情報
 発表とスポークスマンの制度を実施し、全国のほとんどの省クラ
 スの行政区も、この制度を実施している。
●中国のワクチン研究所は、中国は鳥インフルエンザウィルスに
 対する、人用鳥インフルエンザワクチン種バンクを設置しており、
 ワクチンの大量生産の需要を満たすことができるとした。
●中国の14人の学者は、孫平化日本学学術奨励基金を獲得した。
 受賞した作品の内容は、日本の政治、経済、文化、言語など多
 くの分野に及ぶ。
 
●国連アナン事務総長は、イスラエルとレバノンが「ブルーライン」
 国境地区で、交戦したことに憂慮を示し、各方面が措置を講じ、
 この地区の情勢を悪化させないよう声明を出した。
韓国ソウル大学調査委員会は化学者ファンウソク氏が、ES細胞・
 ヒト胚性細胞を作成した証拠がないと述べた。
ヒトES細胞 なぜ万能か

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●パレスチナ武装勢力による襲撃を阻止するため、イスラエル軍
 は28日から、ガザ地帯北部のイスラエルに近いところで軍事隔
 離区を建設し、パレスチナ人の立ち入りを禁止した。
●パレスチナ民族解放運動のファタハは28日、パレスチナ評議会
 選挙参加の立候補者名簿を提出した。
●イランのバイディ核問題交渉代表は、イラン学生通信の取材を
 受けた際、イランはロシアが提出したイランのウラン濃縮活動を、
 ロシアに移して行うという提案を検討するつもりだとした。
 またイランは平和的に原子力を利用する権利を、決して放棄し
 ないと強調した。

●イラン石油省国際問題担当のホセイニアン次官は28日、ニュー
 デリーで、イランからパキスタンを経由しインドに通じる天然
 ガス輸送パイプを建設する協定に来月、調印する可能性がある
 と述べた。
●中国とパキスタンの協力建設による、チャシュマ原子力発電所
 第2期工事の着工式は28日、パキスタン西南部の都市ミアンワ
 リーで行なわれた。

中国国際放送(12月28日放送)

2005-12-29 | ラジオ

●28日北京で、中国映画誕生100周年記念大会が開かれた。
 この大会には各界から700人余りが出席した。
●海峡両岸関係者は台湾海峡交流基金会に書簡を送り、汪道涵会長の
 告別式に関する、遺族の意見を尊重するよう希望した。
●中国の科学技術活動への支出総額が、去年4000億元に達し、一昨年
 同期より28%増えた。

●今後5年以内に、農村義務教育経費を累計で2100億元余り増やし、農
 民の負担を軽減することになった。
 ここ数年、中国政府は農村義務教育への投資に力を入れてきたが、農
 村ではいまだに、教育経費の保障メカニズムが健全化されておらず、
 農村学校の教育の質や教師のレベルが比較的低いなどの問題がある。
 農村義務教育を普及し強固にすることは依然として困難。
●中国中華慈善総会は28日、インドネシアのバンダ・アチェで、アチェ特
 別区アチェ再建機構、及び大アチェ県と再建協力の協定に調印した。
 この協定に基づいて、中華慈善総会は約700万$の民間寄付金を投入し、
 アチェ特別区でインドネシア・中国友誼村を建設し、永久的な住宅や公
 共施設を数百棟建てる。

●朝鮮と韓国は28日午前、朝鮮の開城から韓国各地までの民用直通電話
 サービスを開通した。
●パキスタン外務省は声明を発表し、核兵器及びバイオ兵器と関連する技術
 や材料、設備、発射設備の輸出を厳格に禁止する声明をことを発表した。
インド対パキスタン―核戦略で読む国際関係

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●トルコ農業省は、トルコのイドゥル地域で鳥インフルエンザが再発し、政府
 はすでに措置を講じてその状況を効果的に抑制しているとした。

当日の香港、マカオ関連のニュースは省略


ロシアの声(12月28日放送)

2005-12-29 | ラジオ

●ウクライナの燃料エネルギー相が、ガス問題を話し合うため
 にモスクワを訪れる。
 ウクライナは今、ロシア側と早急にガス問題の解決を図る必
 要性を痛感し始めている。
 ロシアのガスプロム社は来年1月1日から、ウクライナ向けの
 ガス、1000立方メートル当たりの販売価格を50$から、ヨーロ
 ッパ市場価格に近い230$に引き上げようとしている。
 これに対しウクライナは対抗措置を取らない代わりに、ガス価
 格の段階的な引き上げを主張しており、ウクライナ大統領は
 ロシア海軍による、海軍基地の使用料を引き上げるつもりは無
 いとした。
 またロシア・ウクライナの両大統領は、このガス問題を政治問
 題化するつもりは無いとした。

●ロシアの産業エネルギー相は、ウクライナ首相がロシアからウ
 クライナを経由して、ヨーロッパに輸出されている天然ガスの15
 %を、ウクライナが獲得する権利を有していると発言したことに
 付いて、これを厳しく批判した。
●ロシアはベラルーシに対し、1000立方メートルおよそ47$の価
 格で天然ガスを供給する。ガスプロム社はガス価格を決定する
 に当たり、ロシアとベラルーシが連邦国家を形成している事実
 も考慮に入れたとコメントした。

●ハバロフスクでは中国での化学工場爆破で、アムール川に流
 れてきた水の汚染に関する非常事態宣言が解除された。
●中東で新たな紛争が起きている。レバノンとイスラエルの国境
 地域で、レバノン側からイスラエル領内へ数十発のミサイルが
 打ち込まれた。この攻撃でイスラエルでは、5人が軽症を負っ
 ている。攻撃を行ったのはイスラム系過激派勢力ヒズボラと見
 られている。またイスラエルではガザ地区から同様のミサイル
 攻撃を受け、この攻撃ではイスラエル軍が報復攻撃として、戦
 闘員たちの集会場所されている、ガザ市内の2つの建物にヘリ
 コプターからミサイルを打ち込んだ。
●ロシアとシリアはシリアでの石油精製工場ならびに、石油化学
 工場施設の共同建設に関する合意を結んだ。

●イラクのフセイン元大統領の弁護団が、フセイン被告とその他
 の被告が拷問を受けたとされる件で、医療検査の実施を求めて
 いる。フセイン被告は最近の公判で、アメリカ側からひどい拷問
 を受けたと主張しているが、アメリカ側はこれを否定している。
●イラクのバグダッド西側で、2機の戦闘ヘリコプターが空中衝突
 事故を起こしたと、アメリカ軍司令部が伝えた。この事故で2人の
 乗員が死亡した。
日本の日経新聞が実施した世論調査では、回答者の77%がイ
 ラクから自衛隊を撤退させるべきだと答えていることが判った。

スマトラ島沖地震と津波から、1年目を迎えて

2005-12-28 | ラジオ

あの悲劇から1年、被害に遭った国々では、政府の代表や犠牲
者の近親者が集まって追悼の記念式典が行われている。
正確な犠牲者の数は今なお、明らかになっておらず国連のデー
タでも、21万6000人~22万3000人という幅が出ている。

これまでにも被災国では正確な人口統計が行われてこなかった。
2004年12月26日朝、スマトラ島沖でマグニチュード9レベルの地
震が発生し、その後数時間に渡って高さ10メートルに達する津波
がインドネシア、マレーシア、スリランカ、タイ、インド、モルジブ、
ミャンマー、セーシェル諸島、バングラデシュ、ケニア、ソマリアの
海岸を襲った。

最も大きな被害を受けたのはインドネシアのアチェ州で15万6000
人を越える人々が命を失い、あるいは行方不明となっている。
またインドネシア全体では数十万の建物、八つの港、四つのガス
パイプライン、水道システムの85%、下水の92%、18の橋が破壊さ
れた。スマトラ島の環境が受けた被害は、およそ10億$規模と見ら
れ2500平方㎞のマングローブの林と、珊瑚礁の三分の一、貴重な
海草の五分の一が失われている。

この大災害を受けロシアは、12月26日の地震発生直後に、すでに
非常事態省の救助グループをスリランカに派遣した。その後ロシア
はタイとインドネシアに人道支援物質を送り、インドネシアのアチェ
州には移動病院を開設して2ヶ月の救助活動を行った後、インドネシ
ア側に機材を譲り渡した。

さらにロシア政府は人道支援の為に2200$を拠出したほか、国連食料
計画を通じて、さらに1200万$を寄付している。またロシア聖教会の
呼びかけにより1000万ルーブルを超える寄付金が集められ被災国に
渡された。

地震と津波による被害の規模を把握し、復旧活動を容易にするために
は最新の機器が利用されている。
例えばロシアは、こうした目的の為に使用するヘリコプターを、78型輸
送機によって現地に送った。

またスマトラ島では津波に付いての調査を行う、国際的なグループの
中でロシアの地震学者も活動している。
人類はまだ地震や津波と言った、自然災害を完全に防止する可能性を
手にしてはいない。
したがってこういった災害を予知し、出来るだけ被害を局限する事が重
要になってくる。

昨年のスマトラ島沖の地震の後で、アジア・太平洋地域に地震、津波早
期予知システムを作り上げるための国際会議が何度も開かれた。すでに
タイ、インド、インドネシアでは、こうしたシステムが部分的に立ち上げら
れている。

そしてロシアも自然災害に対応するための、国際協力に参加を表明してお
り、非常事態省が発表しているように、人工衛星を用いた災害モニタリン
グ、予知、早期警戒システムの創設に貢献していく計画。

12月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(45)

2005-12-27 | 青森
12月19日~12月25日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■19日、碇ケ関村で-10.3℃を観測
■19日、 JR青森駅に門松を飾り付け
■19日、青森市で流雪溝あふれ道路が冠水
■ 東北7県でオール化住宅10万戸超す
■柏木農業高校「ポケットりんご」が商標に

■八戸高専が、全国高等専門学校ロボットコンテスト2005全国大会で特別賞
■19日、東通村の老部川内水面漁協は、追加漁業補償1500万受け入れ
■八戸市の市子林遺跡から犬形土製品
■19日、十和田署が不審者情報をHPで発信
■19~20日、野辺地高と六ケ所高が合同授業

■整備新幹線に国費706億円
■20日、鯵ケ沢町で旬素材を使い創作料理試食会
■20日、青森社会保険事務局は、国民年金未納者32人に督促状
■20日、白神核心地域で不法伐採など多数
■20日、青森市議会定例議会は、電算装置不稼動の調査委設置否決

■20日、本県の子供は思考、表現力が不十分
■20日、名川町で貴乃花親方による、町制施行五十周年特別講演
■21日、県鉄道警察隊は、高知県警が殺人事件容疑者として指名手配していた男を
 逮捕
■21日、大型船が大間のマグロ漁船に衝突
■21日、八戸らーめんマスター 29人認定

■21日、首都圏の有志約20人が、津軽鉄道に「津鉄文庫」用に文庫本120冊寄贈
■21日、中国・大連市にある大連現代博物館の劉廣堂館長が、青森市長を訪問
■青森地方気象台の予報官が、青森市は「最もホワイトクリスマスが楽しめる街」
■ 県内ではショートステイ利用が三割以上の施設で減少、介護保険改正の影響
 じわり
■21日、八戸市が新たな観光パンフレット

■21日、鯵ケ沢沖で、クラゲ駆除試験開始
■21日、新幹線八戸-青森に499億円配分
■来春県内高卒予定者の、進学志望率43%
■22日、八戸市で、今冬一番の雪
■22日、県内小中学校で終業式

■22日、航空自衛隊三沢基地の第三戦闘航空団が飛行納め
■22日、青森市の新町商店街振興組合のメンバーらが、サンタクロースの衣装に
 身を包み、街行く人にじゃんけん勝負
■22日、横浜町で正月用ナマコ漁解禁
■22日、 青森市でキャンドルナイト
■22日、弘前大学医学部の臨床大講義室で、県知事が講演

■22日、斜陽館(太宰治記念館)の赤れんが塀、修復完了
■22日、八戸中心街活性化へTMO推進会議
■22日、県が石綿対策プログラムまとめる
■22日、 県警は青森署員11人処分
■中間貯蔵立地で2億円前倒し交付

■県は金木病院の医療法で定めた、医師配置基準を三年間に限り90%に
■23日、 鯵ケ沢町で一晩で45cmの積雪
■23日、むつ市の釜臥山スキー場がオープン
■23日、三沢空港-むつ連絡バス試験運行
■23日、弘前市で雪下ろしの男性が生き埋めになり無事救出

■23日、三沢市の古牧温泉従業員がハンドベル演奏
■23日、クリスマスイブを控え、ケーキ屋さん大忙し
■23日、弘前市の心臓が弱い女児が、自宅ホールでバイオリン演奏会
■24日、RABラジオ・チャリティ・ミュージックソンの番組内イベントライブに、
 全盲のキーボード奏者、畑中優二さんが、ジャズ・ヒップホップバンド「SOUL
  BETTING GROUND(SBG)」の一員として出演
バーバーショップからヒップ・ホップまでアメリカン・
コーラスの歴史

オムニバス, ミルス・ブラザーズ, クライテリオン・カルテット,
ザ・サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ, ノーフォーク・ジャズ・カルテット,
ボスウェル・シスターズ
ユニバーサルクラシック

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■県内マンション「耐震性は万全」

■24日、脇野沢村で、ニホンザルの調査開始
■24日、田舎館村でクリスマスコンサート
■24日、十和田観光電鉄のイベント電車「サンタクロース号」が臨時運行
■24日、日韓航空当局間協議で、青森―ソウル線が週4往復に増枠へ
■25日、藤崎町の住宅が全焼、焼け跡から3人の遺体

■弘前市「ルネス街」の再生難航
■第三十八回東北地区高校演劇発表大会で、青森中央高校「生徒総会 05」が
 最優秀賞
■25日、本年産ナガイモ海外初出荷
■25日、つがるなど5市町村で、暴風雪の影響で3400 戸停電

東奥日報、NHK青森放送

日米合同次世代迎撃ミサイル開発

2005-12-26 | ラジオ

日本とアメリカは次世代防衛迎撃ミサイル合同開発経費として、両国
合わせて3000億円を拠出する方針を示した。この金額は日本の安全
保障会議で協議されたもので、この後政府の承認に附される。
これに関連してロシアの声のニコライフ評論委員は、日米両国は来春
から次世代ミサイル防衛の、海上配備型迎撃ミサイル開発費として、い
くら負担するかを最終的に決定する。言いかえれば1999年から実施さ
れていた、このプログラムに関する技術研究が完了したことになる。

そして2006年からは、実際の開発段階に入る。このプログラムの中心と
なるのが実在型ミサイルSM-3。この種の迎撃ミサイルは海上自衛隊の
イージス艦に搭載されている新型迎撃ミサイルの直径は、これまでより
も大きく53cmで、これによりその射程距離も2倍に伸びる。さらにこのミサ
イルには敵の複数の弾頭を同時に追跡する特殊センサーが取り付けら
れる。

これまでのSM3は1000km以内の距離で使用され、北朝鮮の中距ミサイ
ル迎撃用のものと見なされていたのに対し、新世代型ミサイルの標的は
異なる。
新型ミサイルでは射程距離2000km以内の、中国の弾道ミサイルの迎撃
が可能になる。

これは日本防衛庁の情報筋が明らかにした。日米の戦略ミサイルの防衛
システムにより、両国の軍事同盟は大きく強化されることになる。
日本上空に共同のミサイル防衛シールドが構築されることで、この地域で
米軍が核兵器を使用するリスクが増す。また日米の戦略ミサイル防衛シス
テムが、中国をはじめとする東アジアを対象とした、アメリカの戦略宇宙防
衛システムに緊密に関連していることにも注目されている。
一方でアメリカが実施した、戦略ミサイル防衛システムの実験の半分は失
敗に終わっている。

このように現実的に効率的とはいえないこのシステムは、高い費用を捻出
するに値するものだろうか。

12月16日放送 ロシアの声 ラジオジャーナルより抜粋

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ロシアの声(12月24日放送)

2005-12-25 | ラジオ

●アゼルバイジャンで首都バクーから、カザフスタンへ向けて飛
 び立つた旅客機が墜落した。バクー空港から飛び立つた直後に
 レーダーから消え、その後墜落した機体がカスピ海沿岸の街郊
 外で見つかる。この墜落で乗っていた23人全員の死亡が確認さ
 れている。
 これまでの情報によると、乗客の中には外国人も含まれていた
 模様。尚、事故の原因はまだ判っていない。
●IMFがイラクへ6億8500万$の、金融支援を行う決定を下した。
 この融資は15ヶ月間の支援を想定している。
●国連では通常予算の承認を巡って長期間に渡り激しい論争が続
 いてたが、ニューヨーク時間昨夜遅く、国連総会は37億9900万$
 の、2006年2007年度通常予算案を採択した。今回は国連史上初
 めて、断定予算が組まれる事態となった。

●北朝鮮のソン・イルホ外務省副長官は、日本との政府間対話に、
 北朝鮮の代表団長として参加する為北京に到着した際、記者団に
 対し、日本側が前回提案してきた協議を、幾つかの作業グループ
 に分けて行う案に付いて、肯定的に考えているとコメントした。
●ロシアとウクライナの間で生じている、ガスの価格問題に関し、ウ
 クライナにガスを供給しているロシアのガスプロム社の広報担当は、
 ウクライナには現行のガス価格の維持を要求する法的根拠が無い
 と表明した。
●中国の化学工場の事故により、付近の河川へと流入した有害物質
 は、下流のアムール川に臨むハバロフスクに到達しているが、昨夜
 遅く最も汚染濃度の高い水が、ハバロフスク付近に達し周辺の水域
 に流れ込んでいる。

●今年2005年、ロシアと世界で起きた最も重要な出来事が発表され
 た。それによると今年ロシアで最も重要な出来事は、プーチン大統
 領による国家プロジェクトの作成となっている。
 また世界で一番大きかった出来事としては、欧州憲法の否決が選ば
 れている。
●ロシア貨物用宇宙船プログレスが、国際宇宙ステーションとのドッキ
 ングに成功した。今回宇宙船には食料や水、燃料、学術機器そして、
 宇宙ステーションに長期滞在している飛行士らにクリスマスプレゼン
 トなど、合わせて2.5トンの貨物を積んでいる。
 プログレスとステーションを繋ぐユニットは、今日開けられ荷物の運び
 出しが行われる。また近く7日間のうちに、国際宇宙ステーションで
 ロシアと日本の共同実験プログラムがスタートする。

●ロシア聖教会では、1月7日にクリスマスを祝っている。
●プーチン大統領は日本の柔道家、山下氏と共にサンクトペテルブルク
 のスポーツ専門学校を訪問し、柔道のマスタークラスを開いた。
 このなかでプーチン大統領は生徒たちに、柔道のさまざまな技を教えた。
 プーチン大統領は1965年から柔道を始め、柔道の愛好家として知られて
 いる。


NHK「イブはひとりでケータイ短歌」に投稿

2005-12-24 | ラジオ

毎週土曜日、NHKラジオ「土曜の夜はケータイ短歌」が、今夜は
スペシャルバージョンで、今夜21時05分からの2時間バージョン
が放送される。

最初は投稿するつもりは無かったのだが、何故かしら歌がひらめ
いて、さっき投稿した。
採用されるかどうかは判らないけど、何も無いクリスマス・イヴも
味気ないので、ひとつの記念と言うことで初投稿である。

ただ残念なのは番組前半は丁度、ロシアの声の放送時間帯と
ぶつかり、後半は恐らく僕は寝てしまうことだろう。

僕の短歌が番組で紹介されたら教えて欲しいのだが、当blogで今、
書くのは止めておく。
もし番組を聴いて、僕らしき歌が放送されたら教えて欲しい。

中国国際放送(12月23日放送)

2005-12-24 | ラジオ

●中国外務省スポークスマンは、中国が初めて発表した平和と
 発展に関する白書は、国際社会の中国への理解に役立つと強
 調した。
●WHO・世界保健機関の西太平洋地区の尾身茂事務局長の率
 いる視察団は、中国の湖南省を視察した際、鳥インフルエンザ
 の感染がよく発生する冬の到来に伴い、予防と抑制の意識を緩
 めてはならず、予防と検査を強化する必要があると強調。
●香港の各新聞社は論評と文章を発表し、立法議会が特別行政
 区政府の選挙改革案を否決したことは、民意を踏みにじり、民主
 プロセスを妨害することに等しいと指摘している。

●北京市副市長でもある、北京オリンピック組織委員会の劉敬民
 執行副議長は、北京オリンピックの入場券は2007年上半期から
 発売されると述べた。
●国家税務総局は22日、今年中国が減免した農業税は220億元に
 達すると発表。農業税は中国では2600年もの歴史を持ち、これま
 では政府の主な財政収入だったが、ここ数年、工業とサービス業
 の急速な発展に伴い、政府の財政収入に占める農業税の比重は
 徐々に小さくなってきている。
●中国の民間機構は中国東北部の港町大連は、中国の最も住み
 やすい都市だという調査結果を出した。この調査結果では東北部
 の大連をはじめ、東南部のアモイ、そして西南部の綿陽がそれぞ
 れベスト3に入り、北京、深センなど大都市はベスト10から外された。
写真で見る中国 (1) 美しい大連

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●中国の医者は22日、インターネットを通じロボットによる遠隔脳外
 科手術に初めて成功した。患者は、中国西部陝西省に住む今年66
 歳の農民で、手術を施す医者は北京におり、手術前に患者の関連
 データが、陝西省からネットを通じて北京に伝えられ、北京の医者
 はこれを基に患者の病状を分析、手術の位置を確認した後、ネット
 を通じてロボットに指令を出し今回の遠隔手術を成功させた。
●日本財務省は、11月の貿易統計旬間速報で、11月の日本の中国
 に対する貿易額は2兆円近くに達し、史上最高を記録したことを発表
 した。
 これによると11月の日本の中国への輸出額は8358億円となり、3ヵ
 月連続して史上最高を記録し、輸入額も1兆1500万億円に達した。
 また中国との貿易赤字額も、約13ヵ月以来、初めて減少した。

●第60回国連総会議長のパシカル報道官は、今回国連総会のエリ
 アソン議長は、23日を予算問題解決の最終的期限と定め、各加盟
 国が予算問題で合意に達するため、最大の努力を払うよう期待して
 いると述べた。
●イスラエルのモファズ国防相は、パレスチナ武装勢力によるガザ地
 区でのイスラエル襲撃を防ぐための、一連の新しい措置の実施を批
 准した。
●韓国ソウル大学は、韓国のファン・ウソク教授が2005年、アメリカの
 雑誌「サイエンス」に掲載した論文の故意に捏造したものだと発表し
 た。
●MTA・ニューヨーク都市圏交通公社の労働組合執行部は、これまで
 3日間続いた、地下鉄とバスの全面ストを解除することにし、直ちに職
 場に復帰し、地下鉄やバスの運行を復旧するよう組合員に要求した。