マロッシの趣味の家

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主力になるレンズは?28mm三本を比較

2009年04月11日 11時21分26秒 | LEICA

LEICA M8+SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH 

新しく加わったGロッコールを含めファインダーの見易さ、フイルム換算37mm相当の画角で使用頻度の高い焦点域の28mm3本を比較

ミックス光源での撮影ではケルビン値を入力しても色が転ぶので、DNGでWBを統一、カラーもシフトした。
開放F値がF3.5のGロッコールに合わせて撮影したSUMMICRON-M 28mm F2 ASPHの画像

流石に純正のUV/IRカットフィルターのおかげか、グレーポイントで簡単にWBが出た。
非球面レンズの効力か背景のボケも滑らかで一見被写界深度が深く見える。
露出を変えF2.8では若干背景の像が崩れ始め、開放のF2.0では周辺減光も多少出る。

しかし想像以上に高品位なボケと上質な写りは流石にLEICA

LEICA M8+MINOLTA M-ROKKOR 28mm F2.8

ホワイトバランスを統一してこれだけ色がシフトするのは社外製B+Wのフィルターの影響かとも思ったが、Gロッコールとも違うのでコーティグの影響も含むのか?
もちろんDNGだと近いカラーに変換出来るがJPEG撮影も考慮してそのままアップ!
ズミクロンより多少黄色っぽく写る。

開放でも写したが減光もすくなく、M8には良く似合うレンズだ。
若干ボケが二線になりうるさく感じるが、年式を考慮すれば充分高性能。

LEICA M8+MINOLTA G-ROKKOR L 28mm F3.5

上の二本と比べて明らかに違いの分かる個性的な写りだ。
単体では気にならなかったが、比較するとやはり大きく減光する写りで
暗い分だけ色もシフトしたのか?M-ROKKORとは違う。

ボケはM-ROKKORよりは滑らかに感じ良好だ。

Lマウントのおかげでフェイクコードが消えないのでM8では使いやすいレンズだ。


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