秋になると毎年我が家には「丹波栗」が送られてきます。これが、ホクホクとおいしくて大きい!
長らく当ブログをご覧いただいている方はご存知かと思いますが、私の姑の里は、京都府の綾部市というところなんです。その縁で毎年同じ農園から無農薬の丹波栗が箱いっぱい送られてきます。
その昔は、京都府中部と兵庫県中東部にまたがる区域が丹波国でした。それが、京都府(8割)と兵庫県(2割)に分かれたのです。綾部市も丹波国だったんです。ですから綾部から送られてくる栗も「丹波栗」なんですけど・・・。
でも、丹波栗の有名産地は「丹波篠山(たんばささやま)」・・・あれ?京都じゃなくて兵庫県なんですよね。(??)・・・結局、世の中で丹波といえば、兵庫県の丹波篠山の方が有名みたいですねぇ。(^^;)でも、丹波篠山といわれるところは「篠山市」で、兵庫県には別に「丹波市」があります。めちゃくちゃ、ややこしい・・・。
しかも、京都には、かつて京都府船井郡に「丹波町」という町があり、瑞穂町、和知町との合併により「京丹波町」となっています。先月、京丹波町の丹波ワイン【前ブログ】をご紹介しています。
「丹波栗」と同じように有名なのが「丹波黒」と呼ばれる黒豆、こちらも、京都ではなく兵庫県の篠山市(丹波篠山)の名産品です。先日の東寺の弘法市でも露店が出ていましたけど・・・。【前ブログ】その兵庫県の「丹波黒」に対抗?して京都には「新丹波黒」というのがあります。以前、お土産店をご紹介しています。【前ブログ】その黒豆をおいしい枝豆として改良したのが「紫ずきん」(写真左下)です。スーパーにも売られている(250円前後)ので、昨日食べてみました。
紫ずきんのゆで時間はレシピによると10分から15分、けっこう長めです。枝豆は、歯ごたえが残るくらい がおいしいような気がしますが、紫ずきんは、やわらかくてもちっとした味で、なかなかおいしかったです。
丹波栗のお話で、なんか、ややこしいお話になってしましましたが、ひとつだけはっきりしているのは、篠山市、丹波市、京丹波町・・・「あんまり仲良しじゃないみたい・・・(--)」ってことでしょうか?どこでも元祖と本家があるように、野菜にもあるようですねー。もともと一緒だったのに・・・。お互い切磋琢磨して、おいしいものを作ってくださいねー!
おまけ:嫁いだばかりの頃枝豆のゆで方で驚きが(@Д@)
姑いわく「枝豆はちゃんと掃除して(両端をカットして、塩でもんで毛を落とす)茹でんとあかんの。外のお店でもそうやって出てくるやろ・・・。」私(心の声)「はぁ?お義母さま、そんな端を落とした枝豆を出す高級なお店、私、行ったことありませんけど・・・。枝豆なんて、田んぼのあぜ道におまけに植えとくもんと、ちゃうの?枝からブチブチ外して、そのまま茹でればいいと思うけど・・・掃除するなんてめんどくさー。」などと思いつつも、渋々、枝豆を大量に姑のお里から頂くたびに、ここが腕(意地?)の見せどころと、さやの両端をブチブチ切って、ゴシゴシ塩もみして、茹でておりました。こんな面倒なことしてるのは私だけ?と思っていたら、本などにおいしい食べ方として紹介されていました。お義母さま、恐れ入りました。面倒だけど、確かにおいしいです。ちなみに、未だに、こんな掃除した(写真右上)枝豆を出すお店には、連れていってもらった事ありませんけど・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます