ブカレストの街を歩いていると、「Do you speak English?」と話しかけられることがあり。経験的にこれは寄付金集めか勧誘。外国人だから、声をかけるのに「英語を話しますか?」は、適当なフレーズ。残念ながらナンパではありません(笑)。
「No, I don't」は事実ではないし、「Yes」と答えようものなら勧誘に引き込まれてしまう・・・。わたしの作戦は、「I speak Japanese」、むげに耳を貸さないよりもよりも、一工夫あるかな。
先日も同じように断ったと思ったら、一呼吸おいて、「え=、日本人ですか==!」と日本語で追いかけてきた!~アジア人女性2人組、一人は韓国人でもう一人が日本人。韓国人のほうも少し日本語を話せる様子。二人とも大学生、が、大学を休学してのボランティア活動中とのこと。これもご縁なので少し話を聞いてみることに。
『Romania Carp』という組織で、大学生の健全育成を目標とした活動をしているとのこと。街角での勧誘は、その資金集めのためのグリーティングカード販売(1枚20RON)。ルーマニアだけの活動ではなく、世界的な組織とのこと、ブカレストの街角に立つこの二人はカナダの大学で知り合ったそうです。
しかしながら、話を聞くだけならさぞかし良さそうだけれど、実態を知らなければ寄付は難しいです。まさか大学生の出会い系組織?という疑惑も浮かんだりする懐疑的なワタクシ、マドモワゼル。
そのわたしもいくつかのボランティア活動を掛け持ちしているし、ルーマニアにはボランティア団体や支援団体が山ほどあります。
たとえば5月のヘラストロウ公園で開催された『ONGFest 2016 | Atelierul de fapte bune』(一番上の写真と記事中の写真すべて)はルーマニアにおけるNGO活動の主要イベント。
(心臓マッサージ実技ブース)
193のNGOがルーマニア、ポーランド、ブルガリア、ノルウェー、リトアニア、スロバキア、ハンガリー、モルドバとコソボから参加、80を超えるワークショップ(救命救急・心臓マッサージの実技もありました)。
(若いアイススケーターを支援する団体)
3日間で4万2千人以上が関心をもって来場したこのイベント、NGOそれぞれをしっかり見極めるのは至難の技。
(フリーハグで関心を呼びかけるブース)
ではどうやってわたしのボランティア先を見つけたの?~信頼のおける友人の活動からです。ランニングで築かれた信頼関係から、ここ4年連続で『1000km Balkan Charity Challenge』に参加(4年連続ラン部門412キロを7日間で完走)。そのバルカンチャレンジの支援先団体(=支援先として登録されるには、活動内容のしっかりした報告が必要)のひとつが、Asociatia Faborisa(小児結核病棟支援団体)。そこでファボリサのリーダーに出会い、この人なら間違いない、と訪問ボランティアを続けています。
ROBI(動物愛護協会)の支援は、大学で一緒に日本語を教えている先生の活動から。人がつながるのがボランティアの和。
おまけの写真:
ルービックキューブのように見えるけれど、ルーマニアの救急バイク。心臓マッサージ実技ブースの前に止めてありました。
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わたしもこちらでの活動を見て、なぜかな、と考えています。
まずもって、キリスト教の精神があるからではないか、と思われます。
猜疑心、これはどこにでもあるのでは。
日本人の学生さん、ブカレストに住んでいてHirokoさんを知らないとは失礼な!笑