ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニア・ミニバスの旅~ロシア・モンタナ往路編

2016-08-16 | バカンス・山へお出かけ

 
つづいて、ルーマニア・ミニバスの旅はロシア・モンタナへ。ロシアは、「Rusia」ではありません、ルーマニア語の「rosu」は「赤い」。そこはヨーロッパでも有数の金山。山から流れ来る湧き水は、岩肌を赤く染めています。2000年以上も前から、ここでは金が掘り出されているのです。いざ、金山を走るマラソン大会へ。
 


ブカレストからアプセニ山系のロシア・モンタナまでは、かなり遠いです。休憩も含めると車でも8~9時間の旅。3年前はラン友の車に乗り合わせ、途中、アルセニエ・ボッカ(Arsenie Boca)の教会などにも立ち寄りながらのマラソン遠征でした。

ボッカの教会は、彼を偲んで年じゅう花束を携えた参拝者が絶えないことで有名。こういった立ち寄りができて、自家用車は便利だけれど、乗せてもらっている立場上、あまりグースカ寝込むわけにもいきません。
 
今年は大会主催者の計らいで、ブカレストからミニバスを1台、チャーターです。ランナー・ボランティア・応援を含め、先着19名の枠に潜り込み、朝8時の出発でいざ、一路ロシア・モンタナへ。
 
のはずが、朝8時前に集合場所に行っても、5~6名が集まっているだけで、主催者側の取りまとめの人も来ていません。バスは何台か止まっているけれど、どれだろう?自分たちで見つけて勝手に乗り込むわけにもいかないし。
 
バス係のボランティアが約10分遅れでやってきました。朝8時に集合で、出発は8時半、とのこと。これじゃあ、だれも8時を守らないよ==。
 
無事にバスを見つけ、運転手さんとも合流。バスを申し込んでいて、3名来ていない人がいます。利用者リストの携帯電話で連絡を取ると、2名はペアで、何を間違えたのか、ロシア・モンタナ方面行の公共のバスターミナルで待っているとのこと。私たちのチャーターバスは、バスターミナルではなく、都心の一般駐車場から出発すると、メールで連絡が来ていたのですが。
 
1名とは全く連絡取れず。往復のバス代金は、オンライン決済でもいいし銀行振り込みでもいいし、当日手渡しでもいい、という曖昧な集金方法なので、この1名は未入金・キャンセルのようです。
 
とにもかくにも総勢18名で出発==。三分の一は顔も名前も知っていて仲良しのラン友。三分の一はラン友の友達か顔見知り。残り三分の一が初めて出会う人たちです。
 


最初からワイワイ騒ぎながらのバス乗車。しかしながら、日本でのチャーターバスの旅のようなアルコール持ち込みはありません。バスの中の飲酒は禁止なのかな。みんなジュースや水を飲んでいます。スナック菓子もつまんでいるけれど、ビールを飲んでいる人も持っている人もいません。
 
チャーターバスの運転手さんによると「ブカレスト~ロシア・モンタナの往復、遠回りはしない(=遠回りとなる立ちよりは無し)。運転の規則上、4時間半に一度、45分の休憩をとる。」という契約だそうで、あとは何も決まっていません。
 


日本の長距離バスなら常識的な「1.5~2時間に一度のトイレ休憩」も決まっておらず、「トイレに行きたくなったら、どこかで止まるから申し出て。」と、主催者側の担当者。結局、お昼の休憩まで、ノンストップ。昼休憩の場所もバスに乗ってから、みんなでワイワイ決めたレストラン。そこからまた、目的地まで止まりませんでした。


 
運転手さんも大変、けれど連続運転に慣れているみたい。金山への最後の登りは急カーブの連続、無事に私たちを運んでくれました。~復路編に続く。 


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アイロンマン)
2016-08-21 20:05:12
アルコールを持ち込まないのは運転手に気を遣っているのかな?
それともトイレの停車回数を減らすためなのかな?笑
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2016-08-21 20:37:36
たぶん、法律で禁止されているのでは、と、ここまで考えます。

その点、列車の旅は持ち込み自由・飲酒も自由。トイレがついていますからね=♪
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