ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

遠くなった日本、または遠くなったヨーロッパ

2017-01-16 | ルーマニア・ブカレストの日常


毎年、寒いところから避寒のように日本へ帰省しているワタクシ、マドモワゼル、この冬の帰省は、いろいろあって2月にずれ込みました。

まずもって、大学で日本語クラスを担当、ルーマニア人の先生と一緒に教えていますが、アシスタントとはいえあまり長い間、休むのは気が引けます。

ルーマニアの大学の学期制度は10月始まり。1月下旬から2月半ばまで前期の試験期間、その後2週間の休みがあり、後期は3月から。契約するときに、毎冬の帰省を了解済みながら、余り長期にわたって欠勤が続くのも・・・。
 
それ以上に、家庭教師に行っている先の子供たちは?~「ほかの先生じゃ、嫌=」ということで、帰省期間中も、1週間に一度課題を送るということになりました。
 


そして、便利なフライトが無くなってしまった~ヨーロッパ各地で頻発しているテロの関係で、いくつかの航空会社が路線を撤廃、いつも利用していたトルコ航空もイスタンブール~大阪間のフライトを無くしてしまいました。機体預け荷物も個数制限なしで40キロまで預けることができ、一番便利に利用していたトルコ航空。

昨年11月に問い合わせした時には~「2017年1月下旬で大阪路線は一旦休止、春以降にフライトが復活するかもしれないので、12月まで待ってください」、と、そのような返事だったので、期待を抱きつつ待機。

そして12月17日に問い合わせたところ~「大阪路線廃止、もう飛びません。」・・・無理もないです、同じ週(12月11日)に、イスタンブールのサッカー場で待機中の警官を狙ったテロが発生、40名以上が犠牲になりました、そのうち30名以上が警官、マイダーリン(=職業は警察官)が過敏に反応した事件です。

「仕方ないですね、またテロがあったから。」とトルコ航空の窓口の人と話を続けると、
「え?そうなんですか?」
「テレビのニュースで知りました(と上の内容のテロ事件を伝えると)。」
「僕のところは小さい子供がいて、いつもテレビでは子供向けの番組ばかり見ているから・・・・知らなかったよ。」と。

しかたなく別の帰省ルートを検索、ブカレスト~ミュンヘン~羽田~関西、という経路で、2度の乗り継ぎ&待ち時間、大阪は遠くなりました。

その後さらに12月にドイツのクリスマスマーケットにトラックが突っ込むという事件、ニースの夏祭りにトラックが突っ込んだ事件と同じく、テロとされています。

そして残念ながら新年もイスタンブールのクラブ・テロで始まりました。外国人に人気の高級クラブでの大晦日パーティにサンタクロース装束のテロリストが侵入、銃乱射。39名が犠牲になりそのうち少なくとも16人が外国人と言われています。

昨年6月のイスタンブール・アタチュルク国際空港のテロ事件から、いや、それ以前からイスタンブールでは爆発物などによるテロが頻発していて、日本人観光客は激減、あれほど多くの集客を誇っていた日本からの団体旅行に至ってはほぼ皆無となっているようす。

思い出すだけでも、ロンドン五輪が決まった直後のロンドン・チューブ(地下鉄)テロ、EU本部のあるブリュッセルでもテロ、パリの新聞社も狙われました。こうなるともう、ヨーロッパ全域が危ない、と過剰反応しがちなのが日本人。

・・・致し方ないです、テロは無差別、どこで起こるかわからない。危うきに近寄らず。しかしながら、帰省は取り止めたく無し。

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