ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

野良ワンコに受難の議決

2011-11-23 | ルーマニア・ブカレストの日常


こんな凶暴な野良ワンコたちが、最近の新聞を賑わしていたと思ったら・・・。ルーマニア議会で審議中だったのです、そしてついに今日、議決が。野良ワンコを捕まえたら、30日間の猶予を与えたのち、処分する、と(テレビのニュースより)。
 


ルーマニア全土で2百万匹いるといわれている野良ワンコたち。ブカレストでも毎日、50人の人が野良ワンコに咬まれているといわれています。その信憑性はさておき、毎日、通りや街区で、のんびりしたすがたで寝転んでいたりして、可愛いな、と思える存在になってきているのに。
 
ブカレストっ子の友人と話し合ったことがあります。可愛いけれど、人に噛み付く可能性もある野良ワンコ達、どうしたら良い?

①いったん捕獲し、検疫処置・避妊&去勢処置をして、また市中に放つ
②捕獲し、一定期間経過したら、処分する
③捕獲し、そのワンコが天命を全うするまで、保護区で生活させる

今までは、①番の方法でした。たしかに検疫済みの黄色のピアスをした野良ワンコが増えてきているかんじ。避妊&去勢手術のおかげで、どんどん野良犬が増えているというふうでもなし。(どんどん増えているのは、野放しの野良ネコ!)でも、市中に送り返すことによって、人に噛み付く可能性は残ります。

日本も昔は都会でも野良犬がいました。でもおそらく、②番の方法で、処分をしたに違いない。
③番の方法は、時間も場所も費用も必要だけれど、野良くんたちの命を大事に考えることの出来る、最良の方法。
 
今日の議決、このまま法律となり、実施されるのでしょうか・・・?

マイダーリン、野良ワンコを救助する:
一日中冷蔵庫の中に居るようだった昨日。さらに冷え込み始めた夕刻のいつもの公園でのランニング中。見かけたのは、中央の湖で、アヒルを捕まえようとでも思ったのか、果敢に湖に飛び込んだ野良ワンコ。

あまりの冷たさに慌てふためき、岸までたどり着いたものの、陸地に前足がかからず、もがいていたといいます。ダーリン、グイと前足を掴み、陸地に上げてやりました。ブルブルッと身体全体を震わせて、走り去ったそうな。濡れたままでは寒かろう、でも、陸地に上がれただけでも良かったね。ダーリン、誕生日の前日に、人助け、ならぬワンコ助けをしました。この一年、良いことがあるといいね。


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