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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園の池の上を1羽のアオアシシギに似たシギが飛行する姿を撮影してみました。

手元にアオアシシギが集団で飛行している写真があったので、上の写真と比較してみると、尾羽の先端から後方に延びる足の長さに違いがあります。

最初の写真のシギが着地する際に見えた翼下面、腹部、顔から頸部はほぼ白色です。オーストラリアの野鳥図鑑には翼下面と尾羽はpaler(白っぽい)と表記していました。

一方、アオアシシギが着地する際の写真では顔から頸部、翼下面に薄い灰褐色の細かな模様があります。

飛行する際に見える尾羽から後方に長く延びる足先(足指全部と跗蹠の半分位)は、コアオアシシギの特徴です。

コアオアシシギとアオアシシギ(下の写真)は大きさが違うので並ぶとすぐ判りますが、単独ではなかなか識別困難です。

そこで単独での識別ポイントは、飛行するシギの尾羽とその後方に延びる足の長さ。

尾羽先端部から後方に延びるのが足指の半分程度ならアオアシシギでしょう。

コアオアシシギは、白い眉斑と顔から頸部が白いことでもアオアシシギと識別できます。



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