アメリカにもみすてられそうな安倍政権 (G8でも会談できたのは ドイツ イタリア ロシアだけ! アメリカEUにあれだけ貢いでいるのにね)
参院選までなんとしても13000円台をキープしたい。 あとのことなどかまいはしない。
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<安倍政権にも好都合>
あまりにも値動きがおかしい――。20日、株式市場が引けた直後の午後3時過ぎから、兜町がざわつき始めた。「大引け直前に急騰した銘柄がいくつもあった」(市場関係者)というのだ。
おかげで、日経平均の終値は1万3014円とギリギリで大台をキープした。なおさら、怪しい動きである。
「20日は米FRBのバーナンキ議長が、金融緩和の出口戦略を鮮明にしたことで、大幅下落も危惧されていました。しかし、為替は予想に反して円安に振れ、株式市場も底堅さを見せた。1万3000円台の死守で、株価反転の期待が高まっています」(株式評論家の倉多慎之助氏)
その裏で、「誰かが意図的に株価を操作している」という疑惑が浮上しているのだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資情報部長の藤戸則弘氏が言う。
「JR東海の株価は午後2時52分に1万800円台で取引されていたのに、引け間際の1分間で急騰し、終値は1万1500円。一気に700円も値を上げたのです。20日は同じように不自然な値動きをした銘柄が多かった」
キリンHD株は、取引終了の10分前は1564円だったが、5分前に1575円へ上昇し、残り1分で1669円までハネ上がった。わずか1分間に100円近く値を上げている。
アサヒグループHDや味の素、第一三共、住友電工、イオン、JR西日本……日経平均に採用されている銘柄で、似たような値動きが続出した。
「好材料はないのに、残り1分で急騰するのは異常です。株価操作が濃厚でしょう。米SEC(証券取引委員会)だったら、必ず真相解明に乗り出します。ただ、日本のSECはどうでしょうか。株価は上昇したわけだし、恐らく動かない」(市場関係者)
となると、海外ファンドはやりたい放題だ。
「20日が決算日だったファンドも多い。彼らが保有する個別銘柄の資産価値は、20日終値で算出します。終値が高いと、好決算ということになるでしょう」(藤戸則弘氏)
参院選を控えた安倍政権にしても、株価はできるだけ高く維持したい。
「日銀のETF(上場投資信託)買い取りで株価を維持できなくなったら、ゆうちょマネーや年金基金を総動員するでしょう。大切なのは終値だから、取引が終わる直前に、高値で大量の買い注文を出す可能性があります」(金融関係者)
終了間際、「1分間の怪しい取引」は当分続くことになりそうだ。
以上