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以下抜粋
アメリカの情報機関の内部告発者エドワード・スノーデン氏が、膨大な極秘情報を公表するため香港経由でモスクワで亡命状態になって、丸1年経過しました。彼の持ち出した機密情報でドイツに関する情報については、昨年10月下旬の→メルケル首相の携帯電話盗聴が暴露されて以来、ここでも数回に渡って報告したとおりです。
その後この問題はメディアによって、9・11以降拡大され、現在ではドイツ国内のアメリカの秘密施設が、アフリカやパキスタンなどの無人機攻撃による無法な殺人行為(これこそ国家によるテロ行為そのものです)には不可欠なキーステーションとなっていることも明らかにされました。
シュピーゲル誌が今週号(左)で、ドイツとアメリカの情報機関NSAの非常に密接な協力関係を「わが隣人NSA」タイトルで暴露するスノーデン情報を特集し、続けて6月18日午後に電子版で、53点に及ぶ関連資料を→一挙にPDFで公表しました。
この問題でドイツメディアがまとめて生情報を公表するのはこれが始めてです。
今回公表された資料は、大半が昨年秋以来、主要メディアが徐々に報道してきたドイツにおけるアメリカの情報基地に関するものと、両国の情報機関の協力関係のものです。しかし、スノーデン資料には未公開の日本関連のものも大量に含まれていることは、大方が推定されているとおりで、それを示唆する資料も含まれています。
とりあえず、ざっと目を通しただけですが、日本に関連する部分を4点だけ選んで原資料で以下、簡単ですが紹介しておきます。
2)これはアメリカの暗号通信情報機関の世界中の在処です。大半がアメリカ本国にありますが、ドイツには3機関あり、日本にもあります。 九州?
3)これは世界中にあるスパイ衛星の秘密受信基地の地名と、そのコードネームです。日本には三沢基地に「Ladylove/レディーラブ」という、実にふざけた名の施設があります。ドイツのそれは「ニンニク」で、本国には「ジャックナイフ」等々、アメリカの情報機関の品性を自ら暴露しているような命名ぶりですね。
以上