今日のワークショップはとてもとても 本質的なものでした。 午前中はカーブメソッドの理論と川にまつわる詩を二編、
まどみちおさんの
....雲になる日のゆうゆうを....雲だった日のゆうゆうを...
アポリネール?の
. ...日も暮れよ 鐘もなれ 月日は流れ わたしは残る
繰り返しのある そして深い含蓄のある詩です。
午後は堀井先生のワークショップ、CAVの実践を1時間以上行いました。それから浅田次郎さんの”ラブレター”
『先生 ナギナタでバッタバッタと容赦なく切ってくださいね』ことばとおり、一同ひととおり読み終わったところで、「朗読にも語りにもなっていません」の厳しいおことばに一同シュン。それから個別の注意があってくせやつくりのあるメンバーはかなり徹底的になおされました。ながいことやっている方ほどたいへんだったかもしれません。経験が浅い方々は観て聴いているまえでどんどん自信をつけてゆくのがわかりました。
ワークショップに出たからといってその場で変われるということは少ないと思うのです。自分の語りのどこがよいか、どこを努力すればよいか、リセットし気づくための場です。気づいた方は意識すると同時にすこしずつ変わってゆくでしょう。具体的な努力をすればもっと変わってゆくでしょう。
あと一度堀井先生のワークショップがあります。すばらしいワークショップでもったいないのであと2名募集します。参加希望の方は携帯にTELください。
090-8345-8444です。
今回のシリーズは....少人数制のうえに、それぞれの講師がぬきんでた方々なのでたいへん興味深いものでした。ワークショップ前日、発声について下調べをしているうちにはっとしました。ヤマモト先生のワークショップのメモ....カーブでならったことと一部すっかり同じだったのです。(ヤマモト先生もCAVを受けられたか理論を読まれたのかしたのでしょう。)けれどもその内容はすっかり忘れていたし、心にあまり残らなかった...なぜか....
理論だけでもだめなんだ....実習して身体が理解すること....それから自分の場で実践し復習する。現実と理論がむすびついてはじめてわかるんだ....
運営はじつにたいへんで わたしはある意味おおきなものを失くしましたがそれに足るものだったと思います。ワークショップのために学んだことも含め....時間と金銭に換えがたいそれ以上のものがありました....不要なものを捨て より本質的なものにちかづけた....それぞれの個性はあれど、ともに語ってゆくなかまたちを得たこれはおおきなギフトでした。
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