テレビ朝日、報道ステーション、岩路真樹記者が亡くなられたことは、このブログでも、書きました。
けさ、友人から連絡があり、岩路記者の最後の仕事が、
動画でUPされているとのことです。
わざわざ、UPしていただいた方には、感謝です。
動画は、私と昨年からずっと一緒にやっていた、
福島県田村市都路のデタラメ除染。
イチエフから21kmくらいの、都路の集落にある民家から、ガラクタが発見されたのは
今年4月でした。
ワシはすぐに、週刊朝日で書いたのですが、岩路記者はなかなか、放映できませんでした。
その時、岩路記者から聞いたのは
「会社でも、原発に厳しくという側とそうでない側、二つあって、大変」
「けど、キャスターの古舘さんは、ええやんって言うてくれるんよ」という話でした。
そんな中、岩路記者は粘り強く取材を重ねて、放映したのが、先の動画です。
いかに、ひどい状況か、動画を見れば、よくわかります。
こういう状況にもかかわらず、福島県警、田村市は現状を「放置」したまま。
民家の家主は、放射能をTEPCOにまき散らかされ、国や自治体の除染では庭に
放射能まみれのガラクタを勝手に埋められ、
福島県警からは
「あんたが埋めたんやろう」
と犯人扱い。
これが、現実。