きのう 演劇教育のワークショップに参加しました。 場所は新宿 ドラマケーション普及センターです。
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一昨年夏 民主党が政権をとる前のことです。全劇研の基調演説で平田オリザ氏から 民主党は 将来の移民増加にそなえて演劇教育によるコミニュケーションつくりをすすめるという話がありました。民主党が政権をとり一番最初に相談役かなにかになったのがオリザ氏で ちょっとした驚きだったのを覚えています。
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この状況ではどうなるかわかりませんが とりあえず はじめたことだし このごろアウトプットばかりなので充電に行きました。 講師は小川先生 日常の食事シーンから台本をつくり グループで演じてみるというエクササイズでした。
途中で辞して初台に向かいました。近江楽堂でコンサートをひらいたことは あるのですが ホールははじめてでした。中は清々しくピラミッド の内部のようでした。 気がついた!!のは四隅の稜線から 先端に向かって パワーがのぼっている 先端から 下にくるのではないということです。交響楽団の演奏する 円舞曲を聴きながら パワーを感じるのはとても気持ちがよかったです。
(建物の外にまるい中庭 巨人が立っている....が あるのですが その中央付近にさんさんとなにかが 降り注いでいる感じがします.... )
平成7年に誕生した東京オペラシティは、故 田中角栄元首相が提案した建造物なのだそうです。近江楽堂でマグダラノマリアを語ったとき 細い細い 光の雨が降り注いでいる感じがしましたが だれがどんな意図で設計したのか どんな埋蔵物があるのか知りたいところです。
オペラ歌手 Rさんはイタリアにながらくいた方 前半は声がオケに押され 中音域も高音域もさびしく ちょっとがっかりしたのですが 二部の蝶々夫人とトゥランドットはよかった。 蝶々夫人もリューも愛のために自刃する.....この歌を選んだのはなにか深い意味があったのでしょうか? 白眉はオケ退場のあと 歌った「赤とんぼ」と 「この道」でした。
「外国の歌はその意味だけしかありません。 けれど 日本の歌には 時代や想いがつまっている.... 」とRさんは言いましたが そのとおり 詩にこめられた そして 一音にこめられた 刈られた 桑の木 柿ノ木などの果樹や おやつがなくなった 子どもたち 軍需工場を建てるために切り倒された 神社やお寺の大木が目にうかびました。北の大地に散った 田原坂の生き残りの2000人のわかものの笑顔が目に浮かびました。
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