お預かりしているAS1のキャブレターだけど、分解するのに一苦労してしまった。
とにかく分解しておけば、他の車両を整備している間は洗浄液に浸けておくことができる。
でも・・・
ここが・・・
フロートのピンが抜けなかった・・・
本当に抜けなかった・・・
ここまで苦労したのは初めてかもしれないなぁ
あまり強引にやると、キャブレター本体を壊してしまうので、慎重にピンのセンターにポンチでマークして
余計な力がかからないように台を作って少しずつ叩き出す。
文章にすると簡単だけど、実際はかなり神経を使う作業だったりする。
久しぶりにこの子が活躍してくれた。
磨り減ったリュータービットのシャフトを加工したピン抜き工具!
結局はこんな感じのシンプルな工具が活躍するんだねぇ
すでに洗浄液から救出したあとなので、かなり綺麗になってるね。
とりあえずここまで分解できたけど、ちょっち気になることが・・・
フロートチャンバーの底は、単に穴が開いているだけ?
オーバーフロウパイプから流れ出たガソリンは、クランクケースの上に流れ落ちる。
これって危険だろう???
僕が持っているAS1のキャブレターは、こんな感じになっているので、ホースをつないでクランクケース
後端から地面に流すようにする。
何らかの対応をしたほうがいいと思っているが、加工は大変だもんなぁ
どうしたもんか?
フレーム番号が若い(年寄り)せいでしょうか?
でもオーバーフロウラインは引火の可能性があるので、ちょっと心配です。