AS2のフロント周り・・・その壱

AS2のフロント周りをメンテナンスしている。

ハンドルダンパーを取り外しフリーの状態でハンドルを操作してみるが、微妙に動きが
渋いのが気になる。

よほどのことがないと、ステム周りの分解整備はしないだろうから、当時のままか？

まずはフォークを外そうと思ったのだが、なかなか抜けてくれない。

今までに経験したことがなかったのだが、フォークトップとトップブリッジの勘合部分が錆び
で太って固着しているのが原因だった。

外すとオーリングの部分に錆びの粉が積もっていた。

フォークオイルも当時のままだろう。（もちろん想像だけど・・・）

それは芳醇な香りの液体が出てきたが、意外とさらさらしているのでダンパー効果が感じ
られなかったのも、このオイルが原因だろう。

量も少なかったし・・・

それ以上に素敵だったのが、ステムベアリング！

すでにグリスと思われない物体Ｘで囲まれていた！

もちろんボールも綺麗に乾いている感じ！（油分が見当たらない？）

ボールレースに思いのほか打痕はなかったが、錆びているような箇所があったので交換！

新品を打ち直して組み上げると、それはもうマッタリとした・・・

いやいや「しっとりとした」良い感じになった！

さすがに出張で疲れているので、フォークのメンテナンスは明日にしよう。

集中力が続くときにやらないと、フロントフォークの組み上げにはかなり気を使うからね！