あれ?
なにか重要なものがなくなってる?
右側クランクベアリングの内輪が空回りしてしまうので、腰下のオーバーホールを行うことになった。
確かに「スルスル」と右側は抜けてしまった・・・
ところが左側ベアリングは、クランクと一緒に抜けてきた。
まぁ、これはよくあることだし、特にスルスルって抜けてきたわけではないので、問題ないでしょう。
不思議なくらい綺麗なクランクウエブだなぁ
ビッグエンドベアリングの状態が微妙なので、内燃機屋さんに相談してみることにした。
それにしてもコンロッドも綺麗!
ケース側に残っている右側ベアリング。
かなりゴロゴロしているので、やはり腰下を割ったのは正解だったと思う。
ミッション周りは綺麗で一安心!
心配なのが、ピストンの縦傷・・・
排気側にしっかりと深い傷が入っていた。
RD125角タンクも同じ感じだったけど、オイル切れで焼き付いたんだろうか?
シリンダー側のスカート付近に縦傷があって、位置的にもピストンの傷と一致している。
オーバーサイズは在庫しているので、ボーリングするのもありかも?
どうせ工賃は増えないので、部品とボーリング費用だけですよ、オーナーさん。
ちなみにシリンダー周りの開腹歴はあるみたいだね。
シリンダーは、張り付きもなく簡単に外れた。
古いガスケットくらい綺麗に剥がそうよ!
クランクケースも綺麗になったので、クランクを発送して・・・ベアリングを準備して・・・
なんて、すでに見積した時間を消費しちゃってる気がするんだが?