goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

二輪車の足回りに関して 「その壱」

2009年02月17日 | オートバイ
最近は、僕の周りでフロントフォークのメンテナンスが流行っている。
まぁ、僕自身で盛り上がっているだけなんだけどね・・・

ちょっち僕の経験上から、足回りに関してのお話なんぞを書いてみる。

●サスペンションのメンテナンスでブレーキが効くようになる?●

もちろんサスペンションのメンテナンスを行っただけで、ブレーキの絶対性能が上がるわけではない!
ブレーキの性能は、ブレーキ自体に手を加えない限り、当然変化はしない!

問題はブレーキの性能を引き出せるかどうかってこと!

ブレーキをかけると車両の重心はフロントに移動しフロントフォークが沈むが、しょぼいフロントフォーク
では、フロントフォークがボトムまで到達しサスペンションとして機能しなくなる。
注:この場合の「しょぼい」は、性能だけではなく、整備不足の場合も含む。

サスペンションとしの機能しなくなると、路面からの外乱に弱くなり、グリップを失い破綻してしまう。

つまり、滑る・・・

「このオートバイ、ブレーキが効かないんだよねぇ」

・・・これを、言い換えれば

「このオートバイ、安心してブレーキをかけられないんだよねぇ」

・・・とも言えるのではないだろうか?

スクーターのディスクブレーキのローターを大径のものに交換するとか、性能の良いキャリパーに交換
するのが良い(悪い?)例で、ブレーキシステム自体はタイヤの回転を強烈に止めようとするが、これに
耐え切れずにサスペンションが仕事を放棄(限界を超える)するので、それ以上のブレーキ操作が出来
なくなってしまう。

年式の旧い車両のブレーキでは、限界域のコントロールが難しい場合もあり、両方のコンビネーション
が崩れてしまい、結果として車体を止めるという基本的性能が悪くなる。(カックンブレーキのことね)

僕の周りにある車両(年式の旧い車両のこと)でさえ、思いっきりフロントブレーキをかけると、フロント
フォークはボトム付近まで沈む。
注:もちろんブレーキの絶対性能が劣っている車両もある。

このような状況で、車体がどのような挙動をするか知っておくためにも、安全な場所でパニックブレーキ
を経験しておくことは重要だと思っている。(実際に僕はやっている)

二輪車のフロントフォークは、操舵と緩衝と言う2つの機能を同時にこなす必要があるので、4輪車い比
べ厳しい条件での使用だと思います。

年式の旧い車両でも安心してブレーキをかけることが出来るフロントフォークを目標に、色々試行錯誤を
しているんだけど・・・難しもんだねぇ

前にも書いたことだけど・・・

ブレーキは車両を止めるものではなく、タイヤの回転を止めるもの!

注意次項
僕自身、ここ数年ほとんどオートバイ雑誌を読んでいないし、特に専門誌も読んでいません。
上記の内容は僕の経験をベースに書いているということをご理解ください。
コメント (1)
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