【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

お供えする為に

2013年08月14日 | ピオーネ
■初ピオーネ 2013年8月14日


果物や野菜の果皮表面の白い粉状の物質のことを、ブルーム、果粉とも言うが、

これは、果実から自然に分泌される天然物質である。


昔、その正体を知らなかった頃は、農薬では?と疑っていたものだが、

そうではなく、果実自体が自らの水分蒸発を防ぎ、

病気を保護しているものだと解ってからは、

果物を無造作に触らなくなった。


ブルーム自体が、軽い接触でも落ちてしまう為、

ブルーム自体の着き具合が、鮮度のバロメーターにもなるのだ。


初ピオーネ 2013年8月14日

               ( 写真をクリックすると拡大画像になります )


という前置きで、我が家のピオーネはブルームがいっぱい。(*^_^*)

しみは、竹酢液等の葉面散布の時に水がかかった時の痕跡だろう。(^^ゞ

化学農薬は使用していない。(但し種なし処理だけは行なっている)


さて、今朝は仏様にお供えする為に、色づきの好いピオーネの初収穫。

この掌にすっぽり納まるほどの小粒で小振りのピオーネちゃんだが、

一粒だけ味見。(^_^;)


まだまだ渋みが抜けていないが、甘みは上々。

9月に入ったら、熟れたものからぼちぼち食べられるのではと思っている。


黒く色づく為の条件には、昼夜の気温差が必要なのだが、

今年のような猛暑の場合、どうなのだろう?

昼間、毎日35度を超えるので、差は十分にあると言えるが…。(^^ゞ


葡萄農家の知人より教えていただいた方法では、

夕方に、地表面全体にさっと水やりをし、

ぶどう園全体の温度を下げてやると、夜に、熱がこもらず、

色づきもよくなるらしい。