知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

東京電力…火力発電コストによる赤字

2007-10-28 07:41:46 | Weblog
東京電力は27日、新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の運転停止や、原油価格高騰の影響で、
2008年度の費用負担が07年度の当初見込みに比べ6000億円程度増えるとの見通しを明らかにした。
2008年度(09年3月期)決算で赤字に転落することはほぼ確実となり、電気料金の値上げが検討課題として浮上してきた。
東電の赤字決算は、第2次石油危機の際の1979年度以来、29年ぶり。
原油価格の国際的な指標である米テキサス産軽質油(WTI)は現在、1バレル=90ドルを超える水準で推移しており、今後も高止まりが続く公算が大きい。
関係者によると、東電は、柏崎刈羽原発の08年度中の再稼働を絶望視している。
火力発電の稼働を高めざるを得ず、運営コストがかさむほか、燃料費の高騰が費用負担を大きく押し上げる見込み。
さらに、6000億円程度という負担増には、同原発の補修費用を盛り込んでいない。
どれほどの費用がかかるか現時点で推定が困難なため。
補修費用は1000億円規模とも見られており、補修が本格化する2008年度に、費用の大半が上積みされる可能性が高い。
一方、これに先立つ07年度連結決算では、税引き後利益が650億円の黒字とした今年7月時点の予想について、
31日に予定している中間決算の発表時に下方修正する。
燃料費の高騰などのマイナス要因を、テレビCMの放映自粛などの経費削減効果でどこまで相殺できるかが焦点で、税引き後利益が赤字に転落する可能性が残る。
業績悪化を受け、東電は、08年度以降の電気料金改定で値上げの検討に入る。
値上げへの理解を得るとともに、業績悪化の責任を明確にするため、役員報酬の減額や減配なども検討している。

当面は赤字体質が続くだろうが東電が倒産するとは考えにくいので、今の株価で買っておくと5年ほど経つと結構儲かるのではないだろうか?

しかし、原子力依存のコストをどう評価するかだが、温暖化問題を含めて、総合的にしなければならない。
ここでは、是非は申し上げないこととしたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿