ほんの数年前は、証券化してリスクをバランスシートから外すことが流行っていたが、
リスクが分散したが故に、本当の損失が分からなくなってしまうという
新たなリスクが生じている。
米大手証券のメリルリンチは24日発表した7~9月期決算で、
低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連の損失を79億ドル(約9000億円)計上した。
今夏の金融市場の混乱を受け、世界の金融機関が被ったサブプライム関連の損失としては最大規模。
この結果、メリルリンチの純利益は22億4100万ドル(約2554億円)の赤字に転落した。
前年同期は30億4500万ドルの黒字で、赤字転落は6年ぶり。
メリルリンチは、サブプライムローン債権を担保にした債務担保証
券(CDO)などの証券化商品を投資家に販売するために保有していたが、
市場の混乱で買い手がつかず、価値が下落し、多額の損失を出した。
同社はサブプライム関連などの損失を55億ドルとする予想を5日に発表していた。
損失が膨らんだ理由を「保有するCDOなどの価値を慎重に見積もったため」と説明している。
サブプライム問題、本当のことは藪の中である。
何でも証券化すればいいというものではないのである。
過ぎたるは及ばざるがごとし
リスクが分散したが故に、本当の損失が分からなくなってしまうという
新たなリスクが生じている。
米大手証券のメリルリンチは24日発表した7~9月期決算で、
低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連の損失を79億ドル(約9000億円)計上した。
今夏の金融市場の混乱を受け、世界の金融機関が被ったサブプライム関連の損失としては最大規模。
この結果、メリルリンチの純利益は22億4100万ドル(約2554億円)の赤字に転落した。
前年同期は30億4500万ドルの黒字で、赤字転落は6年ぶり。
メリルリンチは、サブプライムローン債権を担保にした債務担保証
券(CDO)などの証券化商品を投資家に販売するために保有していたが、
市場の混乱で買い手がつかず、価値が下落し、多額の損失を出した。
同社はサブプライム関連などの損失を55億ドルとする予想を5日に発表していた。
損失が膨らんだ理由を「保有するCDOなどの価値を慎重に見積もったため」と説明している。
サブプライム問題、本当のことは藪の中である。
何でも証券化すればいいというものではないのである。
過ぎたるは及ばざるがごとし
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