知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

宮崎県副知事…総務省キャリア

2007-02-12 09:02:48 | Weblog
宮崎県の副知事の選考ですけど、
東国原知事は副知事に県総務部長の河野俊嗣氏(42)を起用する方針を固めたそうです。
妥当な結論だと思います。
河野氏は1988年に自治省(現総務省)入り。
埼玉県財政課長、総務省自治財政局地方債課理事官などを歴任し、2005年4月から現職。
一般的に、旧自治省キャリアは、30代前半で県課長、30代中盤以降で県部長を経験します。
総務省は、そうやって地方をコントロールしている訳です。
かといって、地方に自立できるだけの人材がいないし、いても選挙で選ばれないと言う事実があります。
そういう意味では、自治省キャリアが現行の地方自治制度を補完しているのです。
暗黙には都道府県にもランキングがありますけど、
42歳で総務部長というのは、やや出遅れの感がありますが
副知事というのは、やや早いかと言うところでしょうか?
河野氏にとっては、棚からぼた餅ではないでしょうか。
知事の庇護の元、明晰な頭脳で県庁内を掌握していくことでしょうが
逆に、東国原知事がお辞めになったあとには、
進退伺いを提出する必要がありますし、
戻る時にポストの問題が生じる気がします。
東国原政権が長く続くことをお祈りいたします。

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