知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

介護問題…切実な問題だ!

2007-04-16 06:03:04 | Weblog
4月15日午前9時30分ごろ、大阪市城東区諏訪の竹倉忠孝さん(83)方1階和室で、忠孝さんの妻トミ子さん(83)が
首に帯のようなものをまかれてあおむけに倒れているのを、訪ねてきた二女が発見
した。
また、外付けの階段で忠孝さんが着物の帯で首をつっているのも見つけた。
府警城東署員が通報で駆けつけたが、2人はすでに死亡していた。
調べでは、忠孝さんとトミ子さんは2人暮らし。昨年12月にともに体調を崩して入院。
3月に退院した後は自宅で療養していた。週に6日間、ヘルパーの訪問介護を受けながら、忠孝さんがトミ子さんの食事の世話をしていたという。
仏壇から忠孝さんの名前で「トミ子を連れて世を去る」と記した14日付の遺書が見つかり、
同署は介護疲れによる無理心中とみている。

高齢者二人で暮らしていくには世の中冷たすぎる。
まして、福祉、福祉と騒いでも所詮は他人のサービスである。
二女が遺体を発見したと言う。彼女らも親の面倒を怠ったという批判を受けるのだろうが、それなりの理由、事情があるのだろう。

我が家の年寄り(祖父母)と同じ年齢だし、ここの所になって急に弱気になってきているのをみると、80歳付近に人間の気力と体力の限界が潜んでいる気がする。

年寄りの面倒見るには、仕事を辞めなければならない。
それは無理な話。
介護は切実な問題だ。

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