Milton Friedman 1912年7月31日生まれ
シカゴ学派に所属
マネタリストの代表者であり、政府の財政政策に反対した。
私は、小渕政権時代にやったばらまき政策に疑問を持っており、それからフリードマンの考え方をかじるようになりました。
政府の財政政策によってではなく通貨供給量と利子率によって景気循環が決定されると考えた方でした。
特に「恒常性所得説」すなわち、消費は、現在の所得に依存するのではなく、将来に亘って恒常的に得られると予想される所得に依存するという考え方に共感しました。
タンス預金は、その際たるものだと感じたものでした。
ケインズの有効需要創出による景気回復政策も無意味ではないのでしょうが、恒常性所得説によれば、一時的な所得の増加分が消費の増加に回らないため乗数効果が生じないわけです。
私は、経済学(特に理論)で博士号を取得すると言うことが、例えば、法学のように個別的、少量多品種的分野であることに比べると、いかに大変なことか理解しています。そういう意味で経済学者であるフリードマンに畏敬の念を抱かざるを得ません。
経済学の巨人の一人が逝ったことが残念です。
マスグレイブ(財政学)は、まだお元気なのでしょうか?
シカゴ学派に所属
マネタリストの代表者であり、政府の財政政策に反対した。
私は、小渕政権時代にやったばらまき政策に疑問を持っており、それからフリードマンの考え方をかじるようになりました。
政府の財政政策によってではなく通貨供給量と利子率によって景気循環が決定されると考えた方でした。
特に「恒常性所得説」すなわち、消費は、現在の所得に依存するのではなく、将来に亘って恒常的に得られると予想される所得に依存するという考え方に共感しました。
タンス預金は、その際たるものだと感じたものでした。
ケインズの有効需要創出による景気回復政策も無意味ではないのでしょうが、恒常性所得説によれば、一時的な所得の増加分が消費の増加に回らないため乗数効果が生じないわけです。
私は、経済学(特に理論)で博士号を取得すると言うことが、例えば、法学のように個別的、少量多品種的分野であることに比べると、いかに大変なことか理解しています。そういう意味で経済学者であるフリードマンに畏敬の念を抱かざるを得ません。
経済学の巨人の一人が逝ったことが残念です。
マスグレイブ(財政学)は、まだお元気なのでしょうか?
マスグレイブはまたご存命のようですよ。
情報の提供、ありがとうございます。