新規雇用戦略…目標低い

厚生労働省は２２日、今後３年間に取り組む「新雇用戦略」の原案をまとめ、
与党の部会などに提示した。
２００７年に１８１万人だったフリーター人口を１７０万人に削減するなど、
１０年の数値目標を盛り込んだのが特徴。
しかし、目標にしては低い気がする。

少子化による労働力人口の減少を補うため若者、高齢者、女性などの就労を促進し
「全員参加型社会」の実現を目指す。
原案は舛添要一厚生労働相が２３日の経済財政諮問会議に提案。
成長戦略の一環として、６月策定予定の「骨太の方針」に反映される見通し。

若者対策では、就職の困難な年長フリーターだけでなく、
これまでフリーター対策の対象から外れていた３０代後半の「不安定就労者」も含めて正規雇用化策を講じる。
また、職業訓練を通じて就労支援する「ジョブ・カード」の目標取得者数を５０万人に定める。

行政音痴の厚生労働省だけにしかたがないのか…