知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ブッド元首相暗殺…遠い異国のことだと思ってはいけない

2007-12-28 05:49:22 | Weblog
パキスタンの首都イスラマバード近郊ラワルピンディで
12月27日午後(日本時間同日夜)、
政治集会を開いていた野党パキスタン人民党(PPP)総裁のベナジル・ブット元首相(54)が暗殺された。
男は元首相を銃撃した後、その場で自爆、ブット氏は病院に搬送されたが、
同国内務省報道官は同日夜、国営テレビで「ブット氏が死亡した」と発表した。
パキスタン民主化のカギを握るとみられていたブット氏の暗殺で、
1月8日の下院選実施による安定化への道を模索していた同国情勢は一気に緊迫局面に突入した。
集会場にいた警官が、ロイター通信に語ったところによると、
ラワルピンディ市内の公園で行われた集会での演説終了後、
車で会場を出ようとしたブット氏に向けて、男が数発発砲。
その後、男は所持していた爆弾を爆破させた。銃弾はブット氏の首に命中したという。
PPPの関係者は、「ブット氏は殉教した」と述べた。
犯人像は不明だが、イスラム過激派の犯行の可能性がある。
AP通信によると、集会に参加していたブット氏支持者ら少なくとも20人が死亡した。
ムシャラフ大統領は27日夜、国営通信を通じた声明で、国民に平静さを失わないよう呼びかけた。
今後、1月8日の下院選実施の可否を軸に政局は流動化しそうだ。
AFP通信によると、同国北部ペシャワルで、ブット氏暗殺を知った支持者約100人以上が幹線道路を封鎖、
看板に放火するなど一時暴徒化。南部カラチなどでも、支持者による放火が相次いでいる模様で、政情不安が全土に拡大する可能性がある。
ブット氏は同国では数少ない世俗派で、1月8日の下院、州議会選投票日に向けた選挙戦中、
イスラム過激派の取り締まり強化を度々主張し、強い反発を受けていた。ブット氏は、今年10月中旬にも集会中に自爆テロの標的となり、この際には139人が死亡した。

パキスタンなんて遠い異国のことと思いがちだが
今小学生の娘の学校には、パキスタン系の子どもも見かけるようになった。
意外と身近なことなのかもしれない。

グローバル化は、テロも例外ではないだろう。
危険な状況が我が国起こっても不思議はない。
しかし、我々は、平和ぼけしている。
早くそれに気がつき、その芽をつみ取っておくことが肝要だと思う。
最近警察官が鉄道の駅に立つことが多くなった。
大変いいことだと思う。

そして、自己中心的で、勝手になってしまった我々自身も
変わっていかなければならないだろう。

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