知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

評価の寛大化傾向

2007-07-16 10:03:15 | Weblog
ここのところアマゾンマーケットプレイスを利用して古本の購入をしておりますが、それも評価と異なる商品ばかり。
それも評価を下回る物が多く、その大半は書き込みが施されているというものです。
個人的には、書き込みがあった段階で評価を「良」とするのは、どのような考えなのでしょうか?
まぁ、売りたいから過大に評価するのは、本人の勝手ですが、それを信じて劣悪な商品をつかまされるのも嫌なものです。

同じように人の評価についても同様なことが言えます。
どうしても日頃接している部下に対しては高い評価をしてしまうものなんでしょう。
昨年、給与制度に成績評価をしっかりと組み込みました。
その評価はS、A、B、C、Dです。
Sだと高い昇級がえられます。
Bだと給与は現状維持です。
Dだと降給と場合によれば降格が伴う可能性があります。
問題は、制度の導入そのものではなく、以下に厳密・公平な評価を行うかです。
残念ながら、それを実行し得る評価者などいないのです。
だから、みんな甘い評価を行い、S,Aが連発されます。
管理部門も甘い評価をしていると分かっているから、最終的な評価はA,B,Cしか付けられず、本来の成績評価を給与に反映させることが不十分になります。
特に部門を統括する部長職は、2年程度で異動させるため、結局事なかれ主義が蔓延し、評価の不全との相乗効果を呈してしまいます。

そういうことで評価をすると言うことは難しいと思うわけです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿