知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

4段階降格…都庁

2008-07-02 06:01:30 | Weblog
東京都庁には毎年約1000人の新入職員が入るそうです。
入庁後、まず主任試験があって、それから管理職試験があります。
主任、次席、担当係長、係長、課長補佐(ここまで主事)
副参事(=担当課長)、課長、次長、部長、局長…
最高ポストの局長になれるのは同期の中で50人に1人という狭き門。
いわゆるA管と呼ばれる難関の管理職試験に合格した人だけが“出世”できる構造。
ところが、将来を嘱望されていた50代の男性課長が
自らの希望で4段階下の「主任」まで降任するという前例のない人事があったそうです。
月収で20万円以上、退職金で数百万円減るそうです。
自ら望んだ降任の理由。
懲罰や大きな病気が原因でもなく、長く一線で働くうちに仕事や人間関係などで、少しずつストレスをため込んでいったことが事実のようです。
元課長は現在、自宅近くの小学校で事務をしているそうです。
そして、「何より笑って話ができるようになりました」とのこと。
私なら勧奨で退職にしてもらうところですが、
退職金が減るのを覚悟で仕事継続を選んだのは脱帽です。

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