知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

桜は散るから美しい

2006-03-29 12:36:46 | Weblog
昼休み中、窓を見下ろすと強風の中で煽られている桜が見えます。
桜が年中咲いていれば、おそらくつまらないと思うのでしょう。桜は風に煽られて散っていくのです。
その様子は、あたかも春の雪のようにも見えるものです。
そんなことを繰り返しながら人は生きていくのでしょう。打ち上げ花火のような人生、線香花火のような人生、人にはそれぞれ生き方があります。
桜の散り際のよさに今惹かれながらも、細く長く醜く生きていこうとしている自分を感じます。
散りぬべきときしりてこそ…。
たまには叙情的な内容もありということで締めさせていただきます。

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