知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

スポーツ選手で食っていくのは宝くじに当たるようなもの?

2007-10-15 21:36:40 | Weblog
勉強しなくても野球の選手になって食っていけるとか
そういう夢も現実をものあたりにするとはじけ飛んでしまいます。
かくいう私の兄もその昔、中学日本歴代7位の記録をひっさげて高校にスポーツ入学、
国体第2位の記録をひっさげて大学にセレクション入学
とここまでは飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
しかし、上には上がいるもので、日本でトップクラスになるというのは、
おそらく「天才+努力+運」なんでしょうね。
兄は、ほとんどプロ並みの肉体の管理を施し、
家にも帰らずに合宿所で暮らしていましたが
大成しませんでした。

最近、亀田一家の話題でもちきりのボクシングですが、
ボクシングで世界チャンピオンになっても
たぶん3回防衛以上しないと食ってはいけないでしょう。
私の友人は、ミドル級日本ランカーでしたが、
それも○○大学のインテリボクサーとして差別化を図っていたようですけど
それでも誰にも相手にはされません。
ボクシングでは大成せず、30歳すぎてから料理の修業をして、
今、料理人として食っているようです。

もし子どもがスポーツ選手になったら
たぶん反対するのでしょう。
それがこの年齢になって分かってきました。

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