知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

風立ちぬ…ジブリの映画 を観ました。

2013-07-22 09:40:18 | 娯楽
堀越二郎氏の零戦製作半生に
若干の色恋話を加えた話

今回の話は、ジブリ作品にありがちなシュールな部分が夢という形で現れるので
普通に実在の話と感じます。

作者の思想信条というか
戦争反対
たばこ大好き
を強く感じました。

刹那の感動としては、

主人公が地震の時に助けた菜穂子と再会するところと

病気(結核)をおして主人公に会いに来て結婚し、
間もなく去っていったあとに
「好きな人には、きれいなときだけを見せたかった」というフレーズ

菜穂子が結核で死んだことは暗示だけですが(光源氏の雲隠れのように)
それが、ラストの荒井由美の「ひこうき雲」と重なって、
とても印象的で余韻が残ります。

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