知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
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今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ディーゼルのハイブリッドエンジンに期待

2007-07-12 05:35:45 | Weblog
トヨタ自動車といすゞ自動車は11日、環境に配慮した次世代型のディーゼルエンジンを生産するため、合弁会社を設立する方針を明らかにした。
5年後をめどに年20万基程度を生産し、トヨタの欧州向け小型車に搭載する。
トヨタは、今後いすゞが行うディーゼルを使ったハイブリッド・システムの開発を技術支援することも検討する。
トヨタは昨年11月にいすゞに5・9%出資し、ディーゼルエンジンの共同開発を視野に資本提携を結んだが、具体的な事業の提携内容は明らかになっていなかった。
両社は今後、合弁で生産するエンジンの詳細などを詰め、8月末をめどに発表する見通しだ。
両社が生産するのは排気量1・6~1・8リットル級のディーゼルエンジンとなる見込み。
開発も共同で行う。欧州の次期排出ガス規制「ユーロ5」に対応できるよう最新の触媒技術を使い、窒素酸化物(NOx)などの排出を大幅に減らす。生産する工場はポーランド、北海道などが候補地として検討されている。
ガソリンより二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、燃費も良いディーゼルは、欧州では環境問題に対応したエンジンの本命とみられている。
日本でも技術が向上してNOx排出が減っていることなどから、ディーゼルが見直されつつある。ハイブリッド車で先行している
トヨタは、ディーゼルでもいすゞと開発・生産両面で協力し、欧州メーカーに対抗する。
また両社は、ディーゼルを使ったハイブリッド・システムの開発でも協力する見通し。
停止や発進の多い都市部などで威力を発揮するハイブリッドと、高速道路での走行などで強みを持つディーゼルを組み合わせれば、さらに高い燃費性能が実現できると期待される。
ただ、ガソリンエンジンに比べて割高なディーゼルエンジンとハイブリッド・システムを同時に使えば価格が上がると予想され、コストの引き下げなどが課題となる。
トヨタ自動車は、全国の中小企業を招聘して展示会を行い、新たな技術の開発に勤しんでいるようである。
さすがに、格付けが日本国を上回るだけの企業だと感じる。
我が国は、もっとディーゼルエンジンに目を向けるべきだと思う。

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