知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

同じ民族、宗教対立のない中での差別

2018-02-01 19:38:07 | 宗教
差別といえば行為があるわけです。
士農工商の下に位置する差別
日本では徐々にその差別も薄まっているとは思うのですが、差別を受けるだけでなく、これを利用する人もいて風化しているとはいえない状態です。
インドではカースト
上位にある人は絶対に下の人の言うことを聞かないそうです。
インドでは名前にカーストを表現する意味が含まれているので、隠しようがないようです。
世界でも差別はあるのですが、その根っこは人種の違いや民族の違いに由来してます。
そういう中で日本とインドの差別は、同じ価値観の中での差別という特殊なもののようです。
宗教的には、元々カーストという統治方策として内含していたバラモン教の影響が仏教にも及んでいるせいだろうなと思っています。
ヒンズー教に言わせると仏教もその一類系なんだそうで、結局、根っこは同じだということができそうです。