知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

葬式のダブルヘッダー

2014-08-02 10:00:04 | 日本文化
最近、葬式のダブルヘッダーがありました。
1日か、2日違いで死亡すると
日本人はどうしても友引を気にします。
そうすると葬祭行事は重なってしまうわけです。

「友引」はその日に葬儀を行なうと、友を引き寄せて一緒に冥土に連れて行くという、迷信から起こった風習です。
個人的には全然気にしないけど周りが気にしているから流されてしまうわけです。
これは先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順序で循環する六曜の一つ。
旧歴正月の1日が「先勝」、2月の1日から「友引」を当てて、6日ごとに循環する仕組みです。
こういう仕組みは、葬祭事業関連者にとっては休日になっていいかと思うのですが
結局、通夜をやるので休みにはなりません。
やはり、葬祭関連業者にとっては儲け時ですからね。