知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

病気の共有意識

2012-01-15 08:39:29 | 健康・医療
夫婦や親子関係でも共有できない意識がありまして
それは「病気」です。
同じ苦しみに遇しているからこそ同じ意識を共有できる場合があります。
例えば、腎臓結石系の苦しみ。
これは経験しなければ分かりません。
意外と苦しみ割には、生命の危険にされされる可能性が低い病気ですから
探せば身近にいるわけです。
ガンとかですと自分が先に死ぬか、仲間が先に死ぬかという極限の悲しみの中での連帯は相当強いでしょうが
多くは共有そのものが死によって終演してしまいます。
それに比べると腎臓結石という類は、死に至ることはまれです。
安心して仲間と病気の話もできるし、その意識の共有は長く続くものです。
そんなわけで、病気の共有意識
一つの社会を構成していると気づきました。